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Rob Zombieの素晴らしさとは その1

古今東西、いろんなホラー映画があります。

ホラー映画……その昔、日本では、恐怖映画と言われていて、オカルト映画や怪奇映画などジャンル映画と呼ばれていた頃があったそうです。

昔の映画で言うと、”フランケンシュタイン”、”ノスフェラトゥ”、”カリガリ博士”などがあります。
もちろん白黒なので、現在のホラー映画と比べると、あまり怖さはないかと思います。

私が小さい頃に、はじめて白黒のホラー映画を観たとき、怖くて仕方ありませんでした。
その、はじめて観た白黒のホラー映画は、’’M”というタイトルで、ドイツのフリッツ・ラング監督の映画でした。

まだ”シリアルキラー”という言葉が存在していない100年以上前、ドイツでは子どもばかりが誘拐されるという事件がありました。
のちにこの事件の犯人の供述により判明したのですが、犯行内容が子どもを殺して捨てたりするだけでなく、時に殺した子どもの肉を食していたというのです。
余談ですが、100年以上前からも、このような異常な猟期的な事件は存在していました。

”M”という映画は、そのあたりの事件を題材にして描いているので、小さい頃の私には強く印象に残りました。
不気味な静けさや、犯人が口ずさむ口笛など、大昔の白黒映画なのにものすごい恐怖を感じるのです。

他にもクラシックホラーの名作はたくさんあります。
その中に、”ホワイトゾンビ”という映画があります。
映画に初めてゾンビが登場した映画としても知られています。

ゾンビと聞くと、人肉を食らうゾンビを思い浮かべる人が多いかと思いますが、この”ホワイトゾンビ”は人肉を食うゾンビ映画が作られるかなり前の映画なので、ゾンビが出てきても人肉は食いません。
この映画のゾンビは、昔の黒人のように奴隷のように働かされているのです。

この映画は、のちに映画だけでなく、音楽などにさまざまな影響を与えています。
音楽でいうと、ロブゾンビというミュージシャンがいます。
ロブゾンビという人は、ソロで活動を始める前は、”ホワイトゾンビ”というバンドを組んでいました。
ロブゾンビ自身がホラー映画が好きで、”ホワイトゾンビ”とつけたのです。

続く…

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