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何言ってるか全然わからない人たちと働くために必要な3つのスキル

NPOの活動には多様な人たちが関わっています。学生さんから高齢者まで年齢も幅広いですし、経験されていることもまちまちです。

なので、お話していて、何言ってるのか全然頭に入ってこないことがあったりするのも仕方ないことです。

頭に入ってこないからと言って、そこでシャットダウンして愛想笑いと相槌で済ませられる関係ならいいですが、上司だったり、活動してもらっているボランティアなど浅く済ませられない関係性の場合はコミュニケーションをしていくことになります。

質問の意味がわからない、自分の発言の何にひっかかって怒ってるのかわからない、そんな中でやりとりを重ねていくと自分も疲弊していきます。

職場の多様性が増してくることはいいことである反面、こうしたストレスが溜まっていくこともあります。

そういう環境下で生き残るのに役立つスキルを3つご紹介します。我慢して表面上の平和を保つ人は心身の健康を壊してしまうので、この3つのスキルをすぐに身につけるようにしましょう。

①  自分を表現するスキル
②  自分の思考を、団体のビジョンやミッション、価値観などの概念と結びつけるスキル
③  段取りよくタスクをこなすスキル

何気に一番最初に大事になるのは③です。表面的にそれっぽいことを言える人でも仕事の段取りが悪かったり、言われたことができない、同じミスを繰り返すことをしていると、1年もたたないうちに出されてしまうか、自ら出ることになります。

団体のビジョンやミッションをそんなに深く理解はしていなくても、仕事を段取りよくやれるとその組織にはいれます。居場所をまず確保することが大事です。

ですが③の段取り力だけで仕事をしていると、どこかのタイミングで搾取されている感が出てきて、気づくとなんでもかんでも任せられて責任範囲が広くなりすぎて押しつぶされるか、積み重なるサービス残業で何かを失ってしまいます。

働いていて搾取感が出てきた人は、①の自分を表現することをしていかなくてはなりません。これは自分の体、心、環境、目標、思考、好き嫌い、モヤモヤなどを他人に説明することなので苦手な人が多いですが、練習すればできるようになります。ここができないと何歳になってもメンタルヘルスを病んでしまうので絶対身につけて欲しいです。

③①ができると仕事の実績も出ていて、自分の意見も受け入れられるようになってくるので、居心地がよくなってきます。次に大事なのが周りにいい影響を与える存在になることです。

自分のことばかり表現していると単なるわがままな人になってしまうので、組織のビジョン、ミッション、価値観などの概念とつなげて表現したり、つながらないことは言わないといったことが大事です。ここを②で止まってしまうと仕事はできるが雰囲気をぶち壊して、仕事ができない人にきつくあたる、自己中心的な中堅の人になります。

組織にいて5年以上経っている人は②のスキルが身についているか棚卸ししてみてください。ついていないとハラスメントを起こしてしまったり、想像だにしなかった周りの職員からの不信感などで不本意な異動や退職につながります。このスキルも練習をすれば習得できるのでついてない人は向き合ってください。

3つのスキルの中のひとつでも欠けると何かしらの葛藤を抱えながら働くことになります。例えば、③の段取り力で仕事はできるが①の自分が表現できずモヤモヤを抱えながら、③組織とのつながりのあることばかり言っている人は、いつか自分と組織の葛藤にさいなまれます。年齢を重ねてからこの葛藤を抱えながら働くのは結構しんどいです。

生き残るための3つのスキルについて紹介してきました。「生き残る」はおおげさでは?と思う人がいるかもしれませんが、年齢を重ねるといかにメンタルや体調をくずして去ってしまう人が多いのかに気付きます。もちろん周りの環境にも原因はありますが、環境適応して生き残っていくには、必要なタイミングで必要なスキルが得ることが大切です。

幸いなことに、①②③のスキルは練習すれば習得できます。もし、練習したい!習得したい!という方がいましたら連絡ください。

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