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よわさを見せると本音と応援がもらえる

時間をかけてやってきたプロジェクトが、想定通りの進捗をしなかった、目標を達成しなかった、周囲の人の関与度が少なくて盛り上がりがない。こんな状況はどこでも起こりうることです。そうした状況下で、「で、これからどうする?」という打ち合わせに過去に参加したことがあります。

雰囲気は良くも悪くもなくて、参加者の多くがとりあえず顔つなぎで参加していて、質問されたら答えはしますが、当たり障りのなく時間だけが過ぎていく場でした。

「ふぅー、残念だけど終わったな」と思い始めた時に、主催者からこれまでの活動で至らなかった点を挙げたうえで素直な反省と、参加者の誤解を解く説明、改めての今回のプロジェクトで成し遂げたかったビジョンをご自身の言葉でお話をされました。

「あっ、今までと違う」と感じました。

すると、いままで当たり障りのないコメントをしていた参加者の方々から、「最初から・・・と思っていたんですよね」「もっと・・・した方がいいと思っていました」「正直、どういう役割を求められているのかわかりませんでした」といった本音のコメントが出てきたのです。

ぶっちゃけたことで少しだけ混沌としましたが、きちんと整理して伝えたり話し合うことで、次にやるべきことが見えてきました。なにより、つかえていた気持ちや思いを出し合ったことで、「まだよくわからないところはあるけど、自分が応援しないとな」という気持ちが参加者の多くから出てきたような感じがしたのが大きかったです。

うまくいかなくても失敗しても、いい恰好をするのではなく、よわい部分も見せてお話をすると、それに響いて周りの人は本音のコメントを言ってくれるようになります。そして、本音で語ることで、「あそこまで言っちゃったんだから応援しないとな」と応援のきもちにつながるようです。


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