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rakugaki_104「王様ランキング(16〜20話)アニオタトーク」


王様ランキング

私はドラマホリックではありますが、同時にアニメホリックでもあり欠かさずアニメをチェックして録画して見ています。
そんな私が注目している番組があります。
それがこれ!「王様ランキング」これがめっちゃ面白い!
原作が漫画で、累計発行部数が150万部を超えた人気作品らしいです。
現在20話まで放送済み。
フジテレビ、ノイタミナ枠他で毎週木曜日24:55(関西テレビは26:25)から放送中。
ちなみにAmazon Prime Videoでも見ることができます。

王様ランキング、面白いですね!
毎回が神回の神アニメ!
<rakugaki_65>で王様ランキングの1〜5話まで、<rakugaki_77>で6〜10話まで、<rakugaki_92>で王様ランキングの11〜15話までの感想を書きました。
今回はその続きの16〜20話までとなります。
ここからはネタバレとなります。
※記載時期は2022年3月7日です。


第16話
デスハー王の口からミランジョの名前が出たことで、ボッジは幼い頃に実の母がボッジをかばいながらミランジョが率いてきた軍隊によって殺されたことを思い出します。
その時、ミランジョも自らが率いてきた軍隊に殺されてしまいます・・・裏切り?
ギガンを捕まえようとするデスハー王の口からギガンの過去も明らかになります。
デスハーの父は残虐な王だったみたいで、それに反逆の狼煙を上げたのがデスハーでした。
デスハーはギガンを傭兵として迎入れていましたが、デスハーの父の軍隊はギガンの同類たちでした。
立ち向かうデスハーの軍隊の人間たちは、ギガンの同類の子供を見せしめにすることでギガンの同類たちの軍隊を誘い出し皆殺しにするのでした。
その残虐ぶりにギガンは反逆し、罪人になったとのこと。
これ、罪人じゃないじゃん。
同類が目の前で殺されていったら反逆するのも無理はない、かなり同情ものです。
この非道な勝ち方にデスパーもデスハーに「これでは父上がやっている非道と何ら変わりない。私は兄者を軽蔑する!」と決裂します。
この時、まだ不老不死になる前のオウケンが「デスパー兄だって分かっていますよ。上に立つ者の重責は計り知れない。兄者の心労は我々には耐えられないことも。非道な父に反旗をひるがえしたあなたの勇気を。私はどんな時もあなたのイエスマンになりますよ。私はきっと兄者の期待に応えられるような規律があり優しくてそれでいて最強の騎士団を作り上げて見せますよ。」
オウケン、三男だったんですね。

デスハーがギガンに向かって雷を放ったところ、ボッジが剣で払ってギガンを守ります。
それにはデスハーもドーマスもビックリします。
ボッジはデスハーに争う気がないことを表明。
そこでデスハーはテレパシーでデスパーと交信します。
デスパーはデスハーにボッジやボッス王にも勝てないこと、あわよくばボッス王国を奪い取ろうとしていることも止めます。
そして妙案があると、ボッス王にボッジを当てることや無防備になったミランジョを殺し魔神の首をとるので、デスハー王にはいったん冥府に引いてくれと言います。
なんだかんだでデスハー王はデスパーのことを信用しているんですね。
納得して帰ることにしますが、オウケンがかつて捕らえられたギガンを見ながら「彼もいつか私の騎士団に入れます。」と言ったのを思い出しギガンに冥府騎士団に入ることを命じます。
ギガンと別れることになったボッジですが、ギガンはボッジに対してありがとうと伝えます。
去り際、ボッジに忠誠を誓った魔獣たちがデスハーを襲いますがデスハーは魔獣たちが鎮まるまで待ち、争うことなく血を流しながらも堂々と魔獣たちも引き連れて冥府に帰っていくのでした。
こういうのを見るとデスハーも悪いやつじゃなく、無駄な血を流すことなく、やはり一国の王として立派なんだと気付かされます。
残されたドーマスはボッジに猛烈に謝りますが、ボッジは許せずドーマスとホクロをおいて地上に上がっていきます。
恨みに縛られるボッジに優しく寄り添うカゲがいることで、ボッジは少し気が軽くなるのでした。
ドーマスはホクロまで裏切り者のようになったことを謝り、それに対しホクロは「そんなのいいですよ。いつかボッジ様に許されるような生き方をしましょう。」と前向きに返します。
そして冥府の門を潰しに向かうのでした。
いいですね!
ボッジにはカゲ、ドーマスにはホクロが心を支えてくれています。

一方、捕らえたはずのオウケンが縄を破って奇声をあげなら立ち上がります。
デスパーと冥府騎士団ピンチ!で終わります。


第17話
滅びゆく神々の一人、かつて冥府の王だったサトゥンは多くの国民の命を犠牲に不老不死を研究し、三人の子供を授かった。
長男のデスハーは父の超能力を受け継ぐ超人で、次男のデスパーはほんの少し能力を受け継ぐだけで非力の人間、三男のオウケンは身体能力は高かったが何一つ受け継がなかったが、25歳の時に不老不死の能力が発動したとのこと。
冥府の罪人によってアピスから奪い取られた魔法の鏡(ミランジョ)はデスパーによって捕らえられていたオウケンを呼びつけます。
縄を解きミランジョの元に駆けつけるオウケンとボッジは対峙することになりますが、ボッジの剣は不老不死のオウケンに通じません。
それにしても魔法の鏡(ミランジョ)は、自分の愛弟子であるアピスを傷つけたとオウケンを操り山賊の頭ゾックたちを傷みつけようとしたり、ネズミを操って傷ついたアピスの元にヒリングを向かわせたり、オウケンには敵わないとボッジに逃げた方がいいとアドバイスしたり、何気に完全に悪い感じではないところを醸し出しています。
不老不死のオウケンと一歩も引かないボッジとの戦いはどうなる?で次回です。


第18話
ミランジョによって操られたネズミによって、倒れているアピスに辿り着いたヒリング王妃。
ミランジョ側について裏切ったと思われたアピスを躊躇せず治癒するヒリング王妃が素敵すぎます。
そこにドーマスとホクロが合流します。
一時はボッジを奈落に突き落としたドーマスに対し、死刑と叫んでいたヒリング王妃ですが心改めている姿勢を見せたドーマスとホクロに一言「許す!」と言い放ちました。
いや〜、男前ですね!
そしてドーマスとホクロ、アピス、ドルーシもボッジの元に向かいます。
いや、ドルーシは片足片目を失っているのですから休ませてあげてー!

場面変わってボッス王のいる牢獄の前まできたべビンはボッス王の真意を問いただします。
ボッス王はミランジョの過去を語り始めます。
どうやらその話は暗闇に捕らえられているダイダも映像として見れるようです。
ボッス王が武者修行していた頃、神々が次々と国を支配し奴隷にしていった時代、ホウマ国は神々しか使えなかった魔法を使って争っていました。
ミランジョの父とボッス王は死力を尽くして戦い、ミランジョの父を殺してしまいます。
深手を負ったボッス王を心優しいミランジョの母が助けます。
神々とホウマ国の戦いは熾烈を極め、勢力を増強するためにギャクザ国に助けを求めます。
しかしギャクザ国は、誰かを欺き保身を図ることで生き抜いてきた人々。
ミランジョの母たちはギャクザ国の人々に魔法を教え、豊かになっていきますが人々の性根は変わりません。
神々との戦いになれば不利と見ると仲間を見捨て我先に逃げ出し、自分達が有利と見ると非道の限りを尽くした。
そしてホウマ国は衰退していき神々が有利と見たギャクザ国は裏切ります。
ミランジョの母もギャクザ国の人々に殺されてしまい、次にミランジョにも魔の手が・・・。

不死身のオウケンに立ち向かうボッジはもうヘトヘトになっています。
そこに合流したデスパーと冥府騎士団長ですが、デスハーの遠隔雷魔法でもオウケンを倒せません。
冥府騎士団長もデスパーもオウケンに刺されて倒されてしまいます。
ボッジも足を刺されて大ピンチのところカゲが大きく変化しオウケンを飲み込んでしまいます。
これは転生したらスライムだった件、略して転スラのやつでは?
それにしても必死にみんなのために立ち向かうボッジを見て、どうやらミランジョの心境も変化してきているみたいですね。


第19話
ホウマ国を裏切ったギャクザ国の人々は、ミランジョの母親を殺しミランジョの手首を切り落とし顔の皮をはぎ鎖に繋いでさらしものにします。
そのミランジョの姿を見たボッス王は怒り狂い、ギャクザの人々を女子供構わず殺してしまいます。
そう、ギャクザの人々を殺したのはボッス王で、ミランジョは一方的な被害者だったんですね。
ミランジョの父親を殺し、助けられたミランジョの母親を救うことができなかったボッス王は傷ついたミランジョと共に生きることを誓います。

ボッジを助けるためにオウケンをどこかのスライムばりに飲み込んだカゲですが、カゲの体内からオウケンが剣で切り裂きながら抜け出し、カゲが瀕死状態になります。
そしてボッジもオウケンの剣で串刺しにされます。
そんな瀕死状態のボッジ、カゲ、デスパーの元に、ミランジョは冥府の罪人・赤髪のレッドに憑依して近づき、何か魔法をかけようとします。
そのせいか、現実の世界からミランジョの意識下の世界にいるボッジ、デスパー、カゲ。
生と死の狭間で三途の川を渡ろうとするカゲを生の世界に引き戻したミランジョは、カゲから素直にお礼を言われ浄化されるのでした。
それは捕らえられたダイダと共にいた小さなミランジョの姿にも変化が現れ、顔や手首が元通りになり可愛らしい笑顔と共に「きっと私、救われたの。ありがとう。大丈夫!もうすぐ・・・」と言い残し消えていくのでした。

場面は現実に戻りますが、いつの間にやらミランジョが憑依した赤髪のレッドはいません。
傷ついたボッスたちの元には三叉が駆けつけていましたがオウケンにやられてしまいます。
そこにようやくボッス王国の四天王、ソードマスターのドーマス、蛇使いのべビン、王の槍のアピス、王妃の盾のドルーシが揃い踏みとなります。
不死身のオウケンVSボッス王国四天王は一進一退!
それでもさすが四天王!
オウケンを追い詰めますがオウケンはその昔デスパーから指南されたとき、「ピンチは最大の好機です」「あなたは覚醒できる。その感覚です、オウケン。冥府の剣王」と言われたことを思い出しさらに強くなるのです。
その無敵のオウケンに、四天王は「俺たちが最後の砦だ!」と鼓舞して立ち向かうのでした。


第20話
三途の川を渡ろうとしたカゲを生の世界に引き戻したミランジョと、三途の川を挟んでミランジョの母親とボッジの母親が対峙します。
二人の母親はミランジョのやっていることを止めるように諭します。
ミランジョは殺される前に魔神が鏡に魂を移したことで救われますが、その代わり本当に死んだら魔神に魂を喰われてしまう契約をしてしまいます。
つまり三途の向こう側にいるミランジョの母親の元にはもう行けない身なんですね。
ゆえにミランジョにはもうボッスしかいないと思い込んでいるみたいです。

生の世界に意識が戻ったボッジとデスパーは瀕死状態、そしてオウケンに対峙していた四天王とホクロも全員瀕死状態です。
大ピンチの中、ダイダの姿をしたボッス王がついに現れます。
何とボッス王はものすごいヒーリングで瀕死状態の全員を治してしまうのです。
どうやらこの能力はボッス王のものではなく、ヒリングの能力を受けついだダイダの能力のようです。
そして巨大の棍棒でオウケンを粉々に叩き潰すのですが、どんなに粉々になっても復活するオウケンに対してボッス王は一計を案じます。
地面をくり抜いて巨大な岩石を掘り起こし、岩石に穴をくり抜いて粉々になったオウケンの圧縮した破片を岩石の穴に嵌め込んで、元のオウケンの姿に戻れないように封印してしまうのです。
化け物のように強いボッス王のお陰で最悪を回避出来たわけですが、デスパーからボッス王が黒幕と聞かされていたボッジはボッス王に剣を向けるのでした。


以上が16話〜20話です。

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