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アクセサリー原案

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imaoriのストアで販売しているアクセサリーの原案です。 中にはアイデアだけで没案も含まれています。
運営しているクリエイター

#デッサン

rakugaki_37「ブレスレット」

古フランス語で「Bras」は「腕」を意味し、「Bracel」で「腕飾り」を意味します。 それに「小さい」を意味する「-et」がついたものが「Bracelet」の語源となります。 左右どちらに付けてもお好きな方で構わないのですが、スピリチュアル的には左手と右手に付ける意味合いは変わるそうです。 左手に付けた場合、イメージやひらめきの右脳と直結しているため、「エネルギーの吸収」など受動的な側面で効果があると言われています。 右手に付けた場合、言語や計算の左脳と直結しているため、「

rakugaki_17「パッチワーク」

前回のハニカム同様、こちらも自然にすらっと描けました。 「パッチワーク」って、つぎはぎの組み合わせ次第で可愛くもなるしカジュアルにもなるし、和風にも洋風にもなります。 めちゃくちゃ自由度が高い分、センスが問われる恐ろしいデザインとも言えます。 あっ、自分で首締めちゃいました(笑) 描いたデザインは、ボタンとファスナーがアクセントになります。 アクセントとなる部分がカジュアルなので、ベースのパッチワークは落ち着いた和柄で、和+カジュアルで和モダンになるようにまとめまし

rakugaki_16「ミツバチとハチミツ」

母が愛用していた「ハチミツ」のお店。 いろんな花から採ったハチミツが、そこそこいいお値段で売られていました。 その店先には蜂の巣が置かれていて、周囲を蜂が飛び回っているというデンジャラスゾーンでした。 店の中に入るまでが、本当に勇気がいりました。 そう言えばミツバチが減っていて、ハチミツの入手が困難になるとか随分前に聞いたような気がします。 2000年代に入って在来種のミツバチに、致命的な伝染病による被害は実際にあったそうですが、不幸中の幸いなことに、在来種のハチの

rakugaki_15「主張するリボン」

minneやCreemaに、ハンドメイド・アクセサリーを出されている方の商品を注意して見るようになり気付くことがありました。 バレッタはリボンが主役のものが多いのに対し、ピアスやイヤリングはリボンが添え物のようなものが多いような気がしました。 それなら、リボンが主役のように主張するようなものがあってもいいのかなぁと閃きました。 サクッと描きあげましたが、描いたものを見ると何だか古臭い気がして、自信がなくなってきました。 妙に昭和の匂いがするような・・・。 これはない

rakugaki_7「コメットさ〜ん!」

よく、星のアクセサリーってありますよね。 星の中でも一番馴染みのある月や特徴のある環を持つ土星とか、赤褐色の火星に美しい水の星、地球とかみたいに。 星そのものが美しいのでモチーフにしやすく、どうにも作り尽くされた感があって、難しいとは認識していました。 しかし、やっぱり宇宙への憧れとかもありますし、存在だけでも神秘的で綺麗で何とか違う角度からアプローチして、オリジナリティがあるものを作れないものかなぁと。 ネーミングは彗星(コメット)ですが、彗星だけではなく宇宙に関連

rakugaki_6「良い花はあとから」

なかなかアイデアが浮かばず、ただただスケッチブックの前で唸っている私に奥さんが助け舟を出してくれました。 「縁起が良さそうなことわざから、ヒントを得てみるとか」。 なるほど、そういうアイデアの出し方もあるよね。 奥さんが、使えそうな「ことわざ」をいくつかピックアップしてくれました。 そのうちの中で、一番具現化しやすかったのが「良い花はあとから」です。 早くから咲き誇る花より、あとから咲く花のほうが美しいという意味。 立派で充実したものは、時間を充分かけてあとからでき

rakugaki_4「てるてる坊主、かく語りき」

前回のブログrakugaki_3の最後に、娘からの連想で出てきた「てるてる坊主」。 「てるてる坊主、てる坊主、あ~した天気にしておくれ~♪」 そう、当時娘が熱心に作っていた、晴れ乞いのための日本の伝承手作りアイテム。 まさに元祖ハンドメイド・アイテムと言えるのが「てるてる坊主」です。 一説によると、中国から江戸時代に渡来してきた風習だとか。 次の日に晴れて欲しいときに、軒先などに吊り下げると「次の日が晴れる」というラッキー・アイテムです。 これだ!と思いました。 奥さんに「