無農薬・有機栽培だからって、自然に優しいだけではないかもしれない
都内の自宅から、歩いて10分少しのところに小さな畑を借りて野菜づくりを始めた。無農薬・有機栽培ということで「自然と共生している」気分でいたけれど、必ずしもそうではないのかもしれないと、始まってすぐに思うことがあった。
畑を始めたのは8月終わりで、そこから土を作って、秋冬野菜のキャベツやブロッコリー、大根、ハクサイ、ナバナなどを植え付けた。植え付けが終わるとすぐに、防虫ネットを張らなければならない。
なぜかというと、これらアブラナ科の植物は、アオムシなどの虫の餌になるから。