見出し画像

【ゲーム】Dungeon Draftersが楽しみ【インディー】

これ

Dungeon Draftersとは不思議のダンジョン、ストラテジー、デッキ構築、ターン制、魔法、ファンタジー、選べる主人公、良質ドット絵、どこか懐かしいキャラデザ、そんなゲーム。

ぼくは元々はキャラデザ、80~90年代アニメを参考にしたらしき「超今風」キャラデザに興味をもってこのゲームに注目していた。

センターにいる魔法使いの顔!瞳!髪型!強烈に見覚えがある!けどやっぱり現代的で非日本的な感性が見え隠れする妙。

SteamNEXTフェスのとき体験版が配信されたので触ってみると、ゲームそのものも期待通りだった。

ベースは不思議のダンジョンのような一挙手一投足がターン消費に反映されるものと、自分と敵の行動順序を行き来するストラテジー(駒ゲー)の折衷という感じ。

そのありがちなシステムを味変させるのが、もはやすっかりおなじみとなったデッキ構築の概念だ。

飛び道具や、敵あるいは自分の位置に干渉する魔法などなど。風来のシレンでいうアイテムや巻物がすべてデッキ管理できると言えばよいだろうか?

特に敵や自分の位置に干渉する魔法はおもしろい。不思議のダンジョンや駒ゲーにおいて位置への干渉は、ゲームの根幹をハックしているような万能感が味わえる。

本来ありえない場所に移動できることで実質的に移動速度の底上げになる。来てほしい場所に敵を無理やり移せるのはもはや反則だ。

とはいえそうした反則的な魔法も込みでバランス調整がされている感触だし、なによりデッキであるため各種魔法はランダムに配られ、使っているうち枯渇していく。

けっきょくは手札と盤面を見てどう魔法を節約して、どの魔法を使っていくか頭をひねらないと反則技がもたらす威力は薄かろう。

不思議のダンジョンとデッキ構築の組み合わせは、詰め将棋・パズル的な広がりをもたらした。デッキ構築型ゲームも飽和しつつあるが、他ジャンルとの融合においてはまだまだ未開拓地域が秘められている。楽しみ。


それにしても何度見てもよいキャラデザ。こういうキャラデザはほんと見飽きない。

公式Twitterのアカウントのアイコンやヘッダーに大きめの画像がある。また元はKickstarter発の企画なので、そこのプロジェクトページにいけばより細かい沿革、設定資料、実装予定のストレッチゴールドなども確認できる。

年内には配信予定らしいので、どうか順調にいってほしい。

最後に各種リンクで締め。

〔Kickstarterのプロジェクトページ〕

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?