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資格取得を決意したらまずやること6選【資格全般featuring一級建築士】

1.公式サイトで基本情報を調査する

ここでは一級建築士を例に見ていきましょう。

①受験資格
ここがクリアしなければ話になりませんね。自分は受験資格があるのか、しっかり調べましょう。話はそれからです。一級であれば指定学科の学校を卒業しているか、二級建築士、建築設備士で受験資格クリアです。ちなみに二級建築士は実務経験7年以上で文系卒でも受験可能ですので、最短で8年目に一級の受験資格が得られるということです。この辺り緩和されたのでより挑戦しやすくなっています。

②受験申込日、試験日を確認
一級は例年4月申し込み、7月第2日曜日が試験日ですのであなたのスケジューラーに書き込みます。学習管理アプリを活用するのもいいですね。さあこれで予定は立ちました。覚悟はいいですか?

③受験者数、合格率を確認
公式より↓

この5年間は総合合格率10~12%で推移していますね。難関資格です。学科合格率も2割前後。ということは10人の内の2人に何としても入らないといけないということです。この意識はとても重要なので刻み込んでくださいね。
例えば学校に通うとして20人クラスだったとする。ということは上位3人までに入らなければ確実に合格出来ないということですから。しかも受験生は高偏差値大学の建築出た人や二級や建築設備士受かりたての精鋭ばかり。…あああ、だめ!今もう見るのやめようとしたね?まだ諦めたらだめ!!!!その3人に入る勉強をすれば良いのです(簡単に言うけど)。大丈夫、私が47歳で受かったのだから皆さんも受かりますよ。

2.偏差値サイトで試験レベルリサーチ

 「資格の取り方」さんで調べてみました。偏差値60以上は難関資格と位置付けられています。

医師 74
技術士 70
電気主任技術者第一種 67
一級建築士 66
オラクルマスターゴールド 64
土地家屋調査士 64
行政書士  62
建築設備士 58
日商簿記検定2級 58
宅建    57
二級建築士 56

私の感覚だと6ヶ月の勉強で受かった二級より2ヶ月で受かった宅建の方が下という印象ですが、合格率を加味しているせいなのでしょうか。当たらずとも遠からずという感じです。このくらいのレベルの試験を受けるんだな、と意識しましょう。簿記も意外と高いんだな。

3.平均年収をリサーチ

次に「一級建築士 平均年収」とググってみましょう。こんな難関資格を受けて下がっては本末転倒ですからね。2021年現在では600~700万円と出てきました。どうでしょうか?今より上がりますか?今の仕事に不満がなくてこの年収より上であればとらなくても良いですよね?よほど一級建築士になりたい!じゃない限り。今よりだいぶ上がるぜ!という方はもう決まりです。受けますよ。資格学校代も高いですが、すぐ回収できるはず。大手や職種によっては1000万超えもありますから。夢を広げまくりましょう。

4.求人状況をリサーチ

今より200万くらいは上がりそうだな!と気分も上がった所で次に求人をググってみましょう。
「一級建築士 東京 求人」ENTER!!
おおーーーー!!これはすごい!indeedだけで2021年11月現在5627件も出てきました。しかも年収も700万円超えも多め。職種もさまざまですが、可能性は広がりますね。やりたい事が明確でなくても求人を眺めてると、設計や施工管理・監理だけでなくこんな仕事もあるのか!とやりたい事がみつかるかもしれません。
2021年現在日本は他先進国に比べ遅れているもののBIMの需要は急激に高まり、AI、ロボット化傾向、5G、NFT、メタバース等時代は確実に変化をしています。とはいえ建築、電気、設備関連の業界はやはりスペシャリストが求め続けられると感じています。医師同様手を動かすのは自分じゃなくても、そこには特化した知識を持つ人間が必要。勉強する価値はあると思うし、するなら1年でも早い方が良いかと。

5.覚悟はいい?

宣言
さて諸々高まってきたらこの覚悟を周囲に伝えましょう。家族、パートナー、友人、同僚に真顔で宣言。
「オレ来年一級受けるわ」
「わたし来年一級受けようと思ってて」
「一級受けようと思ってんねん」
(もういいっちゅうねん)
一級であればこっそり勉強して周囲を驚かそうなんてことはありえません。そんな方いたらコメントを(笑)
宣言することで後戻りできなくするのです。追い込みましょう。それと同時に家族を持つ方であれば多大なる協力が必要となります。じっくりと腰をすえて家族ミーティングをしましょう。夢と現実をプレゼンするのです。前述の平均年収や求人情報のくだりを語るのもよし。そしてその夢と現実を共有するのです。ここをクリアしないと合格は近づきませんので、これが試験の第一歩と思って努力を。

動機と決意表明
ノート、スマホのメモ、エクセルでもワードでもなんでも良いので動機と決意を文字にします。やる気MAXの状態でやることが大事。

ex.
決意表明:
俺は絶対2022年度一級建築士試験に一発合格する!してみせる!!
動機:
モテたいから!!稼ぎたいから!!
2021年11月12日(金)←日付必須

何かバカっぽいですが、これで良いのです。短くても長くてもなんでも良いのです。こういう建物を設計したいとか、工事管理したいとか具体的にあれば尚よし。この段階でなぜ受験したいかを明確にしておきましょう。
そして、やがて訪れるスランプの時にこれを見るのです。
モチベーションを上げる材料になりますよ。初心に返ることができます。
願い事や決意を文字にすることは夢を叶える第一歩。是非やってみて下さい。

6.勉強方法、スケジュール決め

ここまで来たら高まったやる気のまま勉強方法を決め、スケジュールをたてます。この部分はまた長くなるので別記事で書こうと思います。
一級ホルダーとは言え、脳も老化しまくっている56歳で建築設備士にストレート合格した実績のイマナニさんの言うことは参考にして損はないと思いますよ。

2030年に向けて更なるスキルアップのために

建築にせよどんな業界にせよ、ITと語学(コミニュケーションをとるための)があれば本当に強いと思います。是非一段落したら勉強を。挑戦の場が日本だけに限定されなくなりますよね。やってやりましょうよ。


挑戦する人を全力で応援したい、イマナニでした。

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