みんな違ってそれでいい
noteを書き始めてかれこれ4年。
振り返ってみると色々なことが、走馬灯のように思い返される。
元はと言えば、闘病日記として書き始めたのがきっかけだ。
難聴とメニエールを発症して苦しまされたこの4年。
だがしかし、振り返ってみると重症だったころから言えばだいぶ回復して今では感謝の気持ちでいっぱいだ。
仕事でも夜勤を辞めて日勤専属になって。
稼ぎも減って、落ちぶれた感じがしてメンタルが落ちたこともあったけれど。
フルで働いてないわたしでも、頼りにしてくれる上司がいて。助けてくれる後輩がいて。助け助けられて2022年も締めくくることができそうだ。
わたしが病気になる前。
おそらくだけど鬱になっていたんじゃないかと思えて仕方ない。
SNSは心を蝕むばかりか病気まで発症させてしまう、ほんとうに恐ろしいものだ。
全てがいけないわけではないが、やはり人と比べて自分を卑下して。かつ自己肯定感も下がって。
自分なんて・・・
と、認められることのない世界に苛立ちさえ覚えた。
職場復帰をしたときも、わたしの身体に後遺症が残ったときも。これまた同じように自分と他人を比べる自分がいて長らく苦しまされた。
だけど、少しずつできることが増えていって。残業してまでも働けるようになって。趣味のカメラでリハビリして、健常者に負けない思いでピント合わせの練習をして。お給料も月3万貰えるかもらえないかの生活。
こんな低給料なんてはじめてだったから貯金をきり崩しながら生活をして。預貯金の残高が足りなくて、引き落としができずにカードを止められたり!笑
ほんと、はじめての経験を逆にさせてもらって。旦那もいない独り身のわたしは誰にも頼ることができなくて。
だけど生きることに必死で。
ひたすら働いた。
旦那や恋人がいて助けてくれる人がいたら、まだマシだったのかなと今振り返っても思うけれど。
逆もしかりで、人間はひとりでは生きてはいけないんだということが身に染みてわかった。
かと言って誰でもかんでもと結婚できるはずもなく、いまだに独り身なのだが・・・
独居で闘病生活をしている人の気持ちは痛いほどよくわかった。
わたしは看護師だから、患者さんの気持ちが生身で理解できてある意味よかったのかな・・・
独り身だけど、離れたところには家族がいて。職場の理解もあって。
色々な人たちのおかげで、ここまでやってこれたことにやはり感謝の気持ちしかない。
そして、第二の人生を他人と比較することなく私らしく全うしたい。
今はそんな思いでいっぱいだ。
他人と同じような人生は面白くない!
そんな自分にスパイスを振って。
また私らしく生きてゆきたい。
突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪