【緊急対談】藤井聡太竜王に勝った男

※注意：この話は完全にフィクションです。
創作文です。面白おかしく書いているだけです。
作り話なので、間違っても信じないようにお願いします。

こんにちは。こんばんわ。北里明日香です。
見事、先日、山口県宇部市で竜王戦7番勝負にて
破竹の4連勝をして、元タイトルホルダーである
豊島元竜王を下し、現時点将棋界史上最強と言われる
藤井○太竜王です。
若干19歳での四冠達成に将棋界は湧いていますし
ここ最近暗いニュースばかりだったので、
非常に明るいニュースが飛び込んできました。

そんな中「この藤井○太竜王に勝った男がいる」という
情報を耳にしまして、私、北里明日香は女流でもなく
ただの女子大生ですが、マスコミ業界志望なので
その藤井○太竜王に土をつけた男という人に
緊急対談しに行ってまいりました。
しかもそれは私の知っている方である
いまいずみさんじゃないですか。
ビックリしました。
インタビュー代がかからなくてよかったです（笑）。
（とりあえずアタシが
インタビューするホテル代と
昼食のカレーを奢るってことで
手を打ちました・笑）
そんなことで折れるいまいずみさんって弱すぎ（笑）。

場所は関西の大阪の某所高級ホテルではなく
安いアパホテルの一室で
インタビューを行いました。

ではどうぞ。

◆

北里明日香（聞き手）以下（明）

ー明）　現在（2021年11月23日時点）の藤井○太竜王に勝った？
　　って聞いたので単独インタビューに参りました北里明日香です。
　　今日はよろしくおねがいします。
　　本当に勝ったのですか？

いまいずみ氏（話し手）以下（い）

ー　い）そうッスね～。藤井○太氏でしょ、勝ちましたね。

ー　明）えっ？まさか暴力で殴ったり蹴ったりして
　　　　勝ったとかじゃないですよね？

ー　い）いや、そんな（笑）暴力的に痛めつけてやってませんよ（笑）
　　　　普通に将棋で勝ちました。

ー　明）とは言っても、いまは飛ぶ鳥を落とす勢いの
　　　　藤井○太竜王ですよ。ホントなのですか？

ー　い）そーッスね〜、勝ちましたね。


◆

ー　明）いまいずみさんは将棋はお強いのですか？

ー　い）いや、将棋については小学校5年生から6年生まで
　　　　小学校の部活の将棋クラブに所属していただけですね。

ー　明）将棋経験はあるのですか？お聞きしたいです。

ー　い）特に無いッスね。小学校6年生で卒業と共に辞めました。
　　　失礼な話ですけど。

ー　明）えっ？よくわからないのですが、失礼な話というのは？

ー　い）まぁ、日頃から日々鍛錬している棋士の方や
　　毎日毎日勉強している棋士の方とか、
　　※恐らくは奨励会の方のことを述べていると思われる（明日香編注

　　まぁ最近でいえば豊島九段に対してとかね、
　　藤井○太氏に負けていった方に対しての礼儀みたいなものですかね。

ー　明日香）な、なるほど。（無言）どういった経緯で藤井○太竜王と
　　対局することになったのですか？
　　メディアには報道されていませんが・・・。

◆

ー　い）そーッスねー、まぁ、あくまでも非公式ですね。
　　僕はね将棋に興味ないんッスけどー
　　友人が将棋が大好きなもんでね
　　一緒に行こうってって誘われて
　　関西の将棋会館まで一緒に行ったんですよ。
　　するとね、僕はね、将棋に対して全く興味ないんで、
　　将棋会館内のルールとかマナーとかね、見学する態度とか
　　全然知らなかったんですよ。
　　まぁスマホいじったりとか、将棋会館内が禁煙なのも
　　知らなかったのでね、
　　対局者を観戦している目の前で、
　　タバコ吸ったりとかでね、観戦していたわけなんですよ。
　　そしたらね、藤井○太氏がね、ちょうど対局終わりだったのかなぁ。
　　「ちょっとそこの貴方、座りなさい…」って指を僕にさされて
　　合図されたんですね。
　　えっ？俺？って僕にね指を指してね、手で合図するわけですよ。
　　藤井○太氏が来い来いって手招きしてね。
　　「ここ座れ」って。


ー　い）そんでなんやコイツ、誰なん？って思ってね、
　　　　素人に注意するとか、ちょっと調子乗ってるんちゃうんって
　　　　思ってね。

ー　明）いや、やっぱり相手は藤井○太竜王ですよ　ほぼ負けなしですよ

ー　い）そうですね～びっくりしましたね（笑）
　　あの藤井○太氏がまさか僕を名指しで呼ぶとかありえないですからね。
　　そしたらね、「貴方に礼儀を教えます（激怒）」っていう
　　感じだったんですね。
　　それでですね、一局指すことになったんですよ（笑）。

ー　明）すごいことになりましたね。

ー　い）そうッスね〜。
　　まぁ藤井○太氏もかなりイライラしてましたからね。
　　まぁ、とりあえず時の人というか凄い人ですから
　　こういう人に一局、指してもらえるならってことで座ったんですよね。
　　その目の前でタバコ吸いはじめたら、相手は怪訝な目をしてね。
　　そういや昼飯はまだだったし「昼飯とか注文してええのん？」を
　　言ったらね、相手は無言でね。もう殺気立ってましたわ。
　　「昼飯食いたいやん」っていうと
　　「すぐ終わりますから黙ってください」
　　って相手は言い張るんですよ。
　　もうね、ここで見切りをつけましたね。

ー　明）それは藤井○太竜王も大激怒しますよね？！非公式対戦ですよね？

ー　い）そうッスね〜。非公式対戦ってことになりますね。

ー　明）それでどういう感じに・・・？

ー　い）まぁ対戦ってことになりますよね。普通はね。
　　そんで、平手でやり合いましたね。
　　今回はタイトル戦じゃないので持ち時間10分でやりましたけどね。

ー　明）あの、藤井○太竜王が飛車角落ちとかではなくて平手ですか？！

ー　い）まぁ、そうッスね〜。向こうもハンデとかありませんでしたね。
　　相手は完全に本気でした（笑）

ー　明）それでどういう感じに？

ー　い）とりあえず、私としても、将棋についてはド素人ですけどね。
　　藤井○太氏がもう冷静さを失っているってのが
　　すぐにわかったんですよ。
　　基本を積んでいる人が冷静さを失っているのがわかるとね、
　　素人が見てもですね、隙だらけなんですよね（笑）
　　角交換の振り飛車をキメてね、即ですわ。
　　カンタンに詰みに追い込みました。


ー　明）あ、はい・・・（あの藤井○太竜王が？？？

ー　い）それでー、藤井○太竜王っていうンすか？
　　思いっきり感情的に急戦で猛攻にしてくるんですよ。
　　もうそしたらね、こっちのモノですよね。
　　すぐに角交換して飛車取って桂に香車に
　　金銀取ってね、キメましたね（笑）
　　何十手だったかなぁ・・・
　　84手詰めくらいでしたよ（笑）

ー　明）いやいやいや・・・相手は四冠の称号を持っているような
　　TOP棋士ですよ。

ー　い）逆に、そういう所に驕り高ぶりが
　　　　あったんじゃないですかね（笑）。
　　　　まずは角交換して、そんで飛車取って
　　　　桂香取ってからの、金銀取って詰めましたね。

ー　明）そんなカンタンに、すぐに取れるものなのですか？

ー　い）まぁ、基本的に「感情的」になっている人間に
　　　　対してはすぐ取れますね。

ー　明）ちょっとありえない話なのですが・・・（驚愕
　　　　相手は王手されたときに何と？

ー　い）もうこっちとしては、キメてるんで、詰みですよね。
　　　　なので、相手もさすが四冠というか、もう50手目くらいから
　　　　察してはりましたね。
　　　　最後は「すみません…」と将棋盤に手を伏せました。

ー　明）あ、あの藤井○太竜王がですか？

ー　い）まぁ、そうッスね。キメてしまったら即ですよ（笑）


◆

ー　　明）でもですね、いくら非公式の将棋といえど、
　　　日本将棋連盟のTOP1位に君臨している
　　　藤井○太竜王を負かすとなると、
　　　奨励会の方たちも黙っていないでしょう。

ー　い）まぁ逆にいえば、そういう奴らも「感情的」になっているんで
　　　　こっちとしてはラクですね。

ー　明）ラク？ラクなのですか？

ー　い）もう・・・藤井○太竜王の名前を穢したみたいな感じで・・・
　　　　って攻めてきますからね。
　　　　3分将棋にしてくれと望んだら、「臨むところだ！」と
　　　　カッカしてましたね。

ー　明）その結果は？

ー　い）いや、カンタンですよ。
　　角交換して振り飛車で即キメるだけですわ。
　　桂香取ってからの、金銀取って相手全員を詰みさせましたね。
　　もうキリが無いので藤井○太氏が「やめなさい」と一言述べて
　　止めましたね（笑）。

ー　明）その後は？

ー　い）もう彼は19歳で賞金1億以上でしょ。
　　　　そんなん、そっちから喧嘩吹っ掛けたんやからと、
　　　　まぁ、ケジメつけろと。
　　　　いわゆる、落とし前をつけろと。

ー　明）何をですか？

ー　い）そりゃあ、当然ケジメ料でしょ。
　　喧嘩吹っ掛けて負けたんですからね。
　　どこの世界でも一緒ですわ。
　　「今回は5万円で許すわ」って言うと、
　　藤井氏は高級財布から万札がパンパンにギッシリ入っていて
　　スッとね・・・（笑）

ー　明）先日の竜王戦の賞金が4400万でしたからね。
　　　　その後はどうされたのですか？

ー　い）友人と一緒に、将棋会館を出てね、その5万円で
　　将棋会館近くの「ふな定」って、
　　うなぎ屋に行って特上を食いに行きましたね（笑）
　　友人は怪訝な表情で普通の鰻重食べてましたけど、
　　僕は特上鰻重を賞味しました。
　　いやぁ、ホンモノの国産のうなぎは極上ですね（笑。

◆

ー　明）いまいずみさんは将棋がお強いのですね（笑）


ー　い）いやぁ、まぁ、相手が感情的になっていると即ですわ。


ー　明）すみません、では、普段は将棋とかは？


ー　い）まぁ最近「将棋ウォーズ」（注：スマホアプリゲーム）
　　　　ってのを、その友人に勧められました。


ー　明）そうなのですか・・・それで藤井○太竜王に勝ったからには
　　　　もちろんながら段位級なのでしょうか。


ー　い）いやぁ、いま16級ですね（笑）。


ー　明）16級ですか・・・（内心大爆笑）（私でも3級なのに・・・）
　　　　つまりは連戦連勝ってことですか？
　　　　ログインして即勝ってしまうみたいな？


ー　い）そこは違いますねぇ・・・


ー　明）えっ？

ー　い）なんというか、スマホでやるでしょアレ。
　　　　相手の感情がわからないんですよ。
　　　　んで、負けますねぇ。
　　　　勝つ時は相手の接続切れくらいですねぇ。


ー　明）プッ・・・（内心大爆笑）そ、そうなのですか？
　　　　得意の角交換振り飛車とかは？


ー　い）全然通用しませんねぇ…強いて言えば棋神くらいですかね


ー　明）棋神ってアレは有料でAIが打ってくれるチート機能ですよね？


ー　い）まぁ棋神無いと勝てませんわ。


ー　明）いくらほど使われたのでしょうか？


ー　い）友人に勧められて有料会員になって、
　　　　スーパープレミアムで10個ですよね
　　　　そんですぐ使ってしまって、いま課金中ですわ。

ー　明）いくらほど使ったのですか？

ー　い）まぁ2.3万くらいッスね…

ー　明）プッ・・・（内心大爆笑
　　今回は緊急対談ありがとうございました。
　　貴重な対談の場を設けて頂きありがとうございました。

ー　い）あざっす。


と、いうことでした。
向かうところ敵なしの現在勝ちに勝っている
藤井○太竜王を負かした男の対談でした。

※注意：この話は完全にフィクションです。
作り話なので、間違っても信じないようにお願いします。　　

でわ

北里明日香（Asuka kitazato)

2021年11月23日

午前5時39分