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弱っている時も忙しい時も、中華粥は私の味方

「お粥出来たよー!」と夫の声。ありがとう…と返事をして、寝込んでばかりはいられない、何か口にしなくては、と食卓に着くと「お母さん具合悪いでしょ?お母さんの分のお肉ももらっていい!?あ、その1番大きいお肉は私の!まだおかわりあるよね!?」と娘が言う。まだ、食べてもいないのに…。うん、でも確かにこのお粥は美味しい。優しくて、旨味が濃くて…。

弱ってる人も、元気な人も、大好きな我が家の中華粥。疲れて帰って来た時にもお薦めです。
お米を洗わなくて良いんです。
それだけで、なんだか楽ではないですか?
とりあえず材料を入れて煮る!
ご飯とお汁物がいっぺんに成り立ちます。
お鍋に入れて約1時間弱、その間におかず作ってお風呂入って、するとお粥が出来上がっているイメージ。
シャトルシェフ持っている人は朝に仕掛けていくのも、おすすめです。

材料(たっぷり4人分)
白米1合(洗う必要はありません。気になる人はさっと水で洗い流して下さい)
水   9カップ 
手羽元 8本
生姜 ひとかけ
葱  青いところ1本
桜海老大さじ1 
日本酒、牛乳大さじ1
塩小さじ1 
ナンプラー小さじ1 

※お肉は手羽元でも、手羽先でも、もも肉、胸肉でも。胸肉なら20分ほど煮たら途中で必ず取り出してください。食べる時に割いて別皿に盛り付けると良いでしょう。

※量を減らす場合は分量を1/2。1人なら1/4で。手羽元の場合1人1本以上はあったほうがしっかりお出汁が出ます。
冷めてから冷凍も出来ます。お米と水は1:9くらいを目安にしましょう。

※帆立、海老、烏賊など入れても。煮込まず仕上げにさっと入れて火を通してください。

1、鳥に塩(分量外)を適当に振り15分ほど置く。出た水分をふき取る。その間にお葱を切ったり、生姜を切りましょう。
※急いでいたら、この作業をせずにさっと茹でて臭みを取っても良い。鳥の匂いが気にならない人はこの1の作業をしなくても良い。

2、鍋に1の鳥、水9カップ、お葱の青いところ、生姜を入れて強火で沸騰させる。

3、沸騰したら、灰汁を取り、
お酒、牛乳大さじ1ずつ、桜海老大さじ1、塩小さじ1、お米を入れる。
ざっと一混ぜし、中火にかけ再び沸騰したら
蓋をせず弱火でふつふつと40分〜1時間炊く(お肉が柔らかくなるまで)。火加減は静かにしゅっしゅっとどこかが泡立ってる程度。
生姜が苦手な人は20分ほどで抜いてください。

水が少なくなったら最初の水量になるように足す。
水を足したら鍋底にお米がくっついていないか確認し軽く混ぜる。
混ぜすぎるとベトベトになるので注意。
最後にナンプラー小さじ1を足し、1度混ぜ、味が薄かったら塩で調整する。
ナンプラーの風味が苦手な人は、3の段階で入れるか、塩のみで作っても良い。
炊けたら、葱、生姜を抜き取る。

じっくり煮込むと、お箸で簡単に身が外せます。

薬味は
・万能葱の微塵切り、胡麻油、お醤油
・トースターでカリカリに焼いたお揚げ
(油条、揚げワンタンの代わりに)
・搾菜

塩加減を薄く仕上げておいて、色々トッピングするのも楽しいです。もちろん各自軽く塩をしても良いです。

佃煮や、蕗味噌も意外に合います。ちょっと辛くしたかったら、黒胡椒や、辣油でも。
私はおもてなしやキャンプでもよく作ります。
慣れればある程度アバウトでも大丈夫な万能レシピです。

ぜひ、お粥を普段の食卓のレパートリーにしてくださいね。

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