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料理と毎日 9月11日〜9月16日

9月10日(日)晴れ


娘が映画に行きたいと言うものの、今行って今週の修学旅行になにかあってはいけないから人混みは避けようと話す。
で、結局、家族でカラオケ。何年かぶりだけど意外と楽しかった。両親のめちゃくちゃな歌を娘は褒めてくれる。優しい。
思った通りに歌えなくて驚いた。歳をとると声も出なくなる、肺活量もなくなる。健康のために大きい声で歌を歌うことも大切だなあと思う。
子供達といると若いってだけでいいなあと眩しい。無駄に動けないもの、もう。

悲しい知らせが入ったので、夫に夜ご飯の下拵えを頼んでお風呂にゆっくりこもった。

お好み焼き
レンチン枝豆



9月11日(月)晴れ

午前中に家で運動。ジムも閉まったままだし、もういいかげん自力で体操しないと。
午後から、オージービーフマイトの初顔合わせでプルマン東京へ。10月からオーストラリアに行くので、ずっとお世話をしてくださっている三橋さんより日程などの説明を受ける。
日本から一緒に派遣されるパートナーのハルクこと加藤スーシェフともやっとご対面!みんながハルクハルクと呼ぶので、変身前か変身後かどちらのハルクかドキドキしていたけれど、とっても優しい方で安心した。


訪れるクイーンズランド州の文化はもちろん、牛がどのように育てられているか、本来のあり方を尊重され、尊厳が守られた飼育環境を研修で学びたい。
食材にも敬意を持って料理をしなくてはいけないと思う。
オージービーフの関係者の皆さんと話すのは本当に楽しい時間だ。

夜は初対面の方と初めて行くお店で貸切状態でディナー、というとてもユニークなことがあった(しかも連絡先もわからないまま!)。一緒に行くはずだった共通の友人が、都合が悪くなったためだったのだけど、こんなことってなかなかない経験。とても楽しい夜で、大人になるって良いものだなあと思う。


9月12日(火)晴れ

ゲラ作業と執筆。やれば早いのに、のらりくらりと過ごしてしまった。明日から娘は修学旅行なのでそわそわしてしまう。2泊3日。太陽のような娘がいなくてさみしい。

皆が忙しい日になってしまったので急遽ちらし寿司。マグロの血合いをヅケに。青ネギとアボカドで。甘い卵焼きが食べたいと言ったら夫が作ってくれた。

マグロのとアボカドのちらし寿司
卵焼き
もずく酢
あおさとキノコの赤だし


9月13日(水)晴れ


娘は無事出発。
夫とお昼ごはんに近所のベトナム料理やへ。ひたすらゲラ作業をして、宅配に出す。

スーパーに行き、魚売り場を見たら、細い秋刀魚。あんまり美味しそうに見えないけれど、他にも魚はあるけれど…ハマチも鮭もおいしそうだし…と迷うに迷う。夫に相談の電話「えーおれ秋刀魚がいいなあ」ーやっぱりねえ。
買い物から戻って、夫に大根おろしをたっぷりすりおろしてもらい、かぼすと一緒に。筋子もほぐして、塩漬けに。
秋刀魚に脂乗りはないけれど大根おろしに絡めるようにしてさっぱりと。これはこれでおいしいものだ。

秋刀魚の塩焼き
いくらの塩漬け
せせりとピーマンの塩ネギ炒め
茹でオクラ







9月14日(木)晴れ

仕事の合間にシャトルシェフにさつまいもと牛肉を放り込む。お醤油と味醂で味付け。

塩鮭といくらを合わせたかったので、今日はしあわせ。

夫と、アマプラをザッピングしていたら「プラダを着た悪魔」があり、懐かしいね、これなら見てるから、途中でやめられるよと言ってかけたのに、結局全部見てしまった。おもしろかった。アンハサウェイかわいい。





9月15日(金)雨

午前中髪を切ってもらう。さっぱり。

修学旅行から娘が帰ってきた。旅先は猛烈に暑かったらしく、それだけで疲れちゃったみたい。お土産のチョイスがいい。

愛知で買っていた味噌煮込みうどんをやっと作る。雨だから少し涼しい、ような気がしたから。
豚ひき肉を解凍して、ひきわり納豆と片栗粉と混ぜてお団子に。ふわふわにしすぎて崩れてしまったものもあるけど、それはそれでおいしい。
きのこをたっぷりいれて。

肉団子の味噌煮込みうどん



9月16日(土)晴れのち雨

皮膚科に化粧水を買いに行き、仕事をして、叔母のお通夜に。
日曜日に連絡があったものの、突然のことで、まだ信じられない気持ち。

従兄弟たちとも久しぶりに会い、とても懐かしくあたたかく、こんな時にしか会えず悲しい。

お弁当をいただいたけれど、ついつい成城石井に立ち寄り、お見切り品を購入。がつがつと食べた。

掲載情報

「梨と牛肉の焼きユッケ」

とってもおいしいので、ぜひお試しください。
お肉を焼き付けて、そぎ切りにして、油でしゃぶしゃぶします。
(材料)ヒレか、もも肉ステーキ用



すりごま
黒胡椒
タレ
卵黄 コチュジャン 醤油 砂糖 ごま油 にんにくすりおろし 万能ネギ

→作り方はリンクをご覧ください。

別冊文藝春秋
「ひとりでまんぷく」更新されました。


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