見出し画像

才能と遠回りについて

「才能の見つけ方」という本を読んでいる

その中に一つ
気になるフレーズが…

「なりたい自分になるのを諦める」というフレーズ

「なりたい自分」という理想に向かって
紆余曲折ありながらも
前を向いている自分には
少し酷なフレーズ

じゃあ何を目標に日々を生きたら良いの?と
若干の壁にぶち当たる…

言っていることは分かる

なりたい自分は「憧れ」であり
自分ではないから…
自分の才能にフォーカスせずに
外側に目標をもってしまうと
自分の才能を育てることが
できないという理論

まさにその通り!
頭では理解できる

しかし無意識に
ずっとなりたい自分を目指していたから
何を頼りにエネルギーを出せばよいのか…という心情に陥る


若かりし頃に
恩師から
すでに同じことを言われていた

自己肯定感の低さからか
自分が役立っているという
実感を得たくて
福祉をやりたい…と言うと

「才能を生かしなさい!」
「まずは自分を生かしなさい」
「自分を生かして社会に貢献することもできる!」

と反対された

若かりし頃の私は
それでも一度は経験して
納得する必要があると感じ
向いていないかどうかを
確認すべく
福祉の仕事に携わってみた 

向いている部分もあれば
ここは自分のエリアではない!と
強く感じることもあった

さまざまな出会いがあり…

今は福祉の中でも
子どもに携わることをしている
さまざまな子供達に会い
日々学びさせてもらっている
これは有難い想定外の収穫だが…

それでもやはり
福祉は自分のエリアではない!という違和感は
間違いはないようだと
今では自覚している

長い時間を使い
本来の才能では無さそうな
エリアを頑張ってみた最終結論…

外に向けては
やはり方向性を間違う
自分の内面にむけることで
間違いのない結論にいたる

結論は腹落ちしたが
ずいぶんと長い時間を使ってしまったなぁ…


そして
「なりたい自分を諦める」件

ふと、思った

「なりたい自分」は諦め
「ありたい自分」を目指したら
よいのか…👀 と

自分はどう「ありたい」のか?
そこを自問自答して
日々を暮せばよいだけ?

「才能は道具」

これからは道具を上手に使って
自分のありたい生き方を
実現すれば良いだけかも

自分の「才能」という包丁は
どんな包丁?
そこを突き止めて
磨いていかないとなんだね⭐️

人生の時間をだいぶを使って
遠回りした結果
ようやく
腹落ちしたけれど…
若い人には
自分のようには
遠回りしてほしくない

けれども
人生の遠回りは旅行のよう
色んな景色をみて
自分にしか出せない深い色を描く
ための時間だったかな…

遠回りの経験も無駄にせず
これからは
アウトプットして
少しでも
生かしていければ良しとしよう!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?