『ボードゲーム賛否両論』ロココの仕立て屋
■はじめに
そういえばボードゲームレビューをあまりやっていないな、ということを思ったのでレビューシリーズをはじめることにしました。
ただレビューするだけだと特色が出せないと思ったので、普段はあまりネットでは出さないネガティブな意見をある程度出していくコンセプトにしました。そのため『賛否両論』というタイトルを冠しました。
あとはnoteは非公開部分と出来るので、こういうネガティブを一部含むレビューにあったメディアなのかもしれない、という試みもあります。
■ロココの仕立て屋
最近、「ロココの仕立て屋」を再プレイする機会に恵まれたのでこの記事を書いています。
私の住んでいる名古屋では髪を切った後に重ゲーをワンプレイ出来る理容室兼居酒屋という不思議なお店がありまして、そこのお店でプレイさせていただきました。
そこの店主との会話の中で「ロココって古いシステムですから、あんまりプレイしてくれる人が居ないんですよー」というような言葉を聞きました。その言葉に引っかかりを感じたので、この記事を書いているということでもあります。
基本的に自分は「このゲームは古いシステム」って言う言葉があんまり好きではなく、ムキになって言い返したい気分になったりします(ですが、大体当たってて古いシステムです)。
ロココの仕立て屋のゲームシステムとしては毎手番3枚のカードを使ってアクションを行うもの。カードは仕立て屋職人となっていて金銀銅の等級があり、等級によってでアクセス出来るアクションが制限されたりする。アクションポイント制とデッキ構築をあわせたような感じだけれども、それぞれそのよくあるシステムの基本を逸脱しているような所があるので一括りには出来ない感じ。
得点系は衣装を制作して貴族にレンタルすると貰えるのを基本として、お城の装飾品に出資したりといろいろあるが、各部屋でのレンタル衣装等のマジョリティ要素が一定数ある。
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