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アナログゲームマガジン大賞2022イズミ賞の発表

どうも、イズミです。よろしくお願いします。

本記事は『アナログゲームマガジン』が隔月で設定している特集テーマに沿った記事となります。今回のテーマは「アナログゲームマガジン大賞特別賞の発表」ということなので、イズミの個人的なベスト1をセレクトしてみようかと思います。
本当はボードゲームにおける「一位じゃなきゃだめなのか?」問題について書こうと思いましたが、お仕事の関係もあり忙しくてテーマ記事を書くことにしました。

【特集】アナログゲームマガジン大賞2022特別賞の発表|秋山真琴|note

また、この記事は『アナログゲームマガジン』の連載の一つとなります。月額500円(初月無料)の『アナログゲームマガジン』を定期購読いただくと、わたし以外のライターの記事も、購読期間中は読み放題です。あわせてご検討ください。

ベストプレイ賞『アーク・ノヴァ』

『アーク・ノヴァ』は去年の2021年のエッセンの注目作で、動物園を運営していくというフレーバーの重量級ゲームです。ユニークカードが沢山あり、その点でテラフォーミング・マーズと比較される声もありますが、それほど似た部分は多くありません。
メインのアクションシステムとしては『シヴィライゼーション:新たな夜明け』のようなカードによるアクション選択を採用しています。
また、得点と終了契機に関しては2種類のパラメーターの交差によるシステムが採用されていて『ガンジスの藩王』を思わせる部分ですね。

ベストプレイ賞の理由は今年一番プレイ時間の長かったゲームという理由です。個人的には現実のディフォルメに寄り過ぎてる部分とかが気に食わなかったりしますが(各大陸の哺乳類種に偏りがある等)何度もプレイ出来る良いゲームですね。

次点『グレートウェスタントレイル』

今年はBGAで『グレートウェスタントレイル』をよくプレイしました。再販があったのでプレイしたくなったというのもあります。結構、プレイ時間がかかってリプレイされないので攻略が進まないのが難点ですね。
グレートウェスタントレイル:アルゼンチン』という単体拡張も今年出たようですが、日本に本格的に入ってきていないので、いつかプレイできればと思います。

ベストRFTG賞『アレス・エクスペディション』


RFTGとはなんぞやと思う方も多いかと思います。RFTGとは『レースフォー・ザ・ギャラクシー』の略です。

アレス・エクスペディション』はテラフォーミングマーズの産出値のシステムの中にバリアブルフェーズオーダーを組み込んだ作品です。個人的に本家テラフォーミングマーズのフランチャイズは大きくなりすぎて、なかなか入って行きづらい気持ちもあり、プレイ時間が1時間半くらいの『アレス・エクスペディション』がプレイし易いです。
長い間、個人的にRFTG系統のゲームでどれが一番好みかという事をボードゲーム活動の中で考えていたりしまして、『テラフォーミングマーズアレス・エクスペディション』が個人的にベストRFTGだとなりました。もちろん、これは個人の感性なので共感しない人も居るかと思います。とりあえず、どうしてそうなったのかの理由付けを説明します。
他のRFTG系ゲームの個人的不満点が「あまりにも早く終わってしまう」からです。慣れると10分程度で終わってしまうので、自分の場を組み立てた時にはもう終わっているか、それよりも早いプレイングを心がけないといけないからです。「theCity」とか「ニューフロンティア」とか「ジャンプドライブ」とかも全て個人的には早すぎて「もうちょっとやりたいなぁ」という子持ちになります。

次点『プエルトリコ』

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