見出し画像

Twitterスペース企画 #特化Vの会 第1回まとめ


※この記事は、MCのイマジナがアーカイブを聞きながら簡易的にまとめたものであり、分かりやすくするために話を端折ったり、逆に情報を補填したりしたものです。

時間のメモも付けておいたので、良かったらアーカイブ視聴にお役立てください!


👇アーカイブを視聴する👇


10:19~ ホストの自己紹介

画像1


●主宰
(画像左)
バーチャル花魁
由宇霧
2018年夏デビュー。性教育の発信をしているVTuber。
資格を持っているわけではなく、自身がセーファーセックスの知識が足りずにしくじった体験談を元に、学んだことや専門家さんに取材をした知識を広めるという活動をしている。

●MC(画像右)
メンタルケア芸人お姉さん
イマジナ
2019年夏デビュー。機能不全家族で育ち、精神疾患の既往・寛解の経験から、生き辛さと心について発信するべくデビューした。...筈だったが、持ち前のひょうきんさと面白好きが祟って現在はバラエティ企画その他を多く取り扱っているVTuber。

13:14~ はじめに。どうしてこの企画をしようと思ったか


主宰の由宇霧さんは「性教育」が発信の中心であり、現在主流なアイドルやタレント型のVTuberさんとは何となく違うな、特殊な活動形態だな、と思っている。
→仮に名前を付けるのなら「特化型VTuber」

約3年半活動してきた中で、悩むことや迷うことも多かったが、上記の活動形態の特殊さや、元々性器以外で人と繋がることが苦手な性分(嫌われるのが怖い!)もあり、たくさんの仲間に囲まれてきたわけではなく、そういった時に誰に相談していいのか分からなかった。

そんな中でも寄り添って時間をかけて仲良くなってくれたVTuberさんやおゆかり様(ファンネーム)たちのお陰で「色んなVTuberさんと繋がりたい!」「似た活動形態の方と沢山繋がれたらきっともっと楽しくなる」と思い、今回のスペースを企画するに至った。

繋がるためのひとつのフックとして「特化型V」を提唱しているが、そもそも、分類をした方がいいのか?特化型Vという分類もあっているのか、自分は何者なのか?など、皆の意見を聞きながらゆる~くお話していきたい。

15:56~ VTuberはもうちょっと分類したほうが一般層に届きやすくなったり活動の計画も立てやすくなるんじゃないか説

スライド2
一般の認知についてのスライド

→実際はVTuberも様々なジャンルを内包しているため、同じ「VTuber」でも、人によって見ているタイムラインが全然違う!

スライド3
箱はメディアである①


★前提として、人間には「いっぱいみると好感度が上がる」という性質があると思う(単純接触効果)

(例)
はじめは興味が無かったけど、ニュース番組で毎朝見るうちに好きになった。
この芸人さん、特に好きではないが、よく見るから気になっている。など。

スライドのようにメディアがあるから認識が出来、更に好感度の獲得にも繋がりやすい。

スライド4
箱はメディアである②

由宇霧さんのデビューした2018年当初は、そもそもの全体数が少なかったし、現在と違って受肉のハードルが高い事(当時の主流は3D、Live2Dのノウハウを持つ人も少なかった)などから「VTuberである」というだけで珍しく、自動的にそこの視聴者の目に入る状態であった。

しかし、最近は全体数も増え、VTuberであるだけで自動的に視聴者の目に入る状態ではなくなってしまった。

新しく登場した事務所=箱というグループがそのメディアとしての役割を果たしている。

(例)
この事務所の新人さんだからとりあえず観る。
推しとコラボするから他の子の名前も覚えはじめた。など。

じゃあみんな箱に入らないと認識してもらえないのか?っていうとそうでもない。

22:19~ 

スライド5

由宇霧さん自身も元企業勢であり、Fromyというプロジェクトを動かしている。

界隈に参入しようと試みる企業さんは、何か儲かるという結果が欲しくて取り組む訳なので、すぐに出ないと早期撤退になっていなくなってしまったり...。

特に「VTuber」という活動形態が出来たばかりのものなので、契約周りが整っていない事によってどうしてもトラブルが起きてしまったり、「VTuber」に対する認識が違う事によってお互いによからぬ不幸が起きてしまったりする事もあるとのこと。

箱があるとメディアになって嬉しいけど、でも箱には箱の難しさがある。

24:34~
そこで、

スライド6


■プロダクションや▲株式会社みたいに名乗らなくても例えば「〇〇系VTuber」みたいなある程度の分類があると、それを好きな人がいろいろ横展開して見に行くようになる。

テレビや箱のように「自動的に目に入ってくる」という仕組みが作れるのではないか、と考えた!

25:35~ MCイマジナの見解


一般の認識が「VTuber=ゲームをしてスパチャを貰う人」であるのは概ね間違っていないと思う。
これは一般の認識が企業勢などの人気どころ、“売れている”VTuberさんに集まるからであり、そのモデルケースが、活動で何を行うかよりも「この人がやっているから見たい」と思わせるような、本人の魅力やコンテンツ性に依存したアイドル・タレント型のVTuberで、雑に表現すれば「ゲームや雑談をしてスパチャを貰う人」となるから。

なので、由宇霧さんのいう通り共通言語になりうる分類、「〇〇型」のような言葉が浸透すれば確かに凄く良いと思う。
しかし、そういった言葉は本来「勝手に生まれてくるもの」だから、意図的に定着させようと思っても上手くいかなかったりするので難しい。

でもひとつだけ、昨年ぐらいから勢いを増し続けており、メディアとして成立したと言えるVTuberの分類を知っている。

29:12~ メディア化の成功例。学術系VTuberの話(凸:北白川かかぽさん)


学術系VTuberとは
生命科学、化学、土木工学、薬学など...。
特定ジャンルの学問に纏わる発信に特化したバーチャルYouTuberの事。


31:15~

学術系に関する説明が難しく詰まっていたところ、説明補助に来てくださったバーチャルサイエンスコミュニケータの北白川かかぽさん。
科学(サイエンス)コミュニケーション・・・別の専門の科学者同士の相互理解を深めたり、科学者以外の人の科学への理解を促進するような、科学に纏わる事柄を人に伝えようとすること。


以前からその前身となる活動を行っているVTuberさんや「学術系」という言葉自体は存在していたが、2020年の終わりごろから化学解説系Vtuberの才媛テス子さんがTwitterのハッシュタグ等を用いて横のつながりの強化を試みた。


そこに類するみんなが積極的に繋がろうと行動した事はもちろんだが、呼びかけ発祥者の才媛テス子さん自身や、同じ学術系のVTuberさん(そうは名乗っていないが学術的な専門分野に纏わる活動をしているVTuberさん)が立て続けに注目を浴びたことが「学術系VTuber」という分類のメディア化に大きく付与したと言えるであろう。


・とんでもないバズを記録した
才媛テス子さんの動画
現在約40万回再生。世間をお騒がせしている某ウイルスへの影響で話題になった「次亜塩素酸水(殺菌料)」について解説したもの。


・カリスマ・
犯罪学教室のかなえ先生の存在
ご本人は学術系VTuberとは自称されていないようですが、間違いなく界隈を牽引している柱の一人。
本コンテンツの充実だけでなく、声の良さ、トーク力などの魅力も高く、VTuber全体として見てもかなり注目を集めているイケイケお兄さん。


・経済産業省(国!)の教材製作事業に携わる
などの活動も
学術系VTuberユニット“まなぶい”

凸者の北白川かかぽさんはこのプロジェクトのリーダー。

しかし、名前を括る事にも難しさがあったり…。

ここまで学術系VTuberの例を確認してきて、「呼称のメディアとしての定着」には様々な要素が重なり合っており、その為の努力が必要な事はもちろん、属するVTuberさんの地力や、時の運も絡んでくるため、再現しようと思っても難しい事が改めて分かる。

42:09~ 私たちは何を名乗ればいいの?


本スペース内で度々触れている内容だが、今はひと口にVTuberと言っても、本当に色んな人が居る。
個人勢/企業勢、配信勢/動画勢、それぞれの活動内容はもちろん、目的、熱量、解釈、表現方法まで皆違う。

まるで別のようなもの同士が「VTuber」というひとつの括りの中に入っている。

だから、何万人もいる中で見つけてもらうには、「私は〇〇VTuberです」とパッと名乗れるような“タグ”が付いていた方が、探す方も探される方も見つけやすくて助かるし、そういうものが自分にもあったら便利だ。


メディアになりうる「箱」が欲しい。
もし自分たちが名乗るなら? 「エッセイ系」「実体験系」などの意見も。
暫定的に「特化型」と言い出したが…。


IMAGINA

そもそも「特化型」と言っているが、YouTuberとは何かしらの発信者であるので、発信したい事=特化した(したい)ものがあるから発信をする。だから、本来はみんな何かしらの特化型であると言えるのではないか?と思うけど、確かにVTuberさんは特化型が少ない印象がある。

実際、冒頭で上げた一般の認知の通り「ゲームや雑談」「歌」などの活動をメインに据えている方が圧倒的に多く、更に「何を発信したらいいのか分からない(自分の武器や、どんな企画をたてたらいいのか等)という人も、けっこう居る。

これはひとつのVTuberの形として「発信したい事があるから」ではなく「存在そのものへの憧れ」「VTuberになりたいからデビューする」というものがあるからだと思う。

その指標が企業勢、人気どころ、アイドル・タレント型のVTuberで、多くのVTuberさんはそれを追いかけて雑談やゲーム、歌ってみたなどを行う・・・(これも言い換えればひとつの特化で、流行を追いかける事に特化している。ある意味流行特化型?)

だからそもそも「自分が何者かなんて気にした事がない」みたいな前提の層もあるので(別に悪い事ではないです!)、本当に難しい話かもしれない。

45:23~ 特化したが故の悩み


<由宇霧さんの悩み>
由宇霧さんは自身のチャンネルに基本的には性教育の事しかあげないようにしているそう。

特化型として集めたリスナーさんは、メインコンテンツ以外には興味が無い、例えば雑談やゲームをやったとしてもそこまでは観ない。という人が多い。
→結果的に、困ったときに観に来るウ〇キペディアみたいになってしまった(勿論、そういった人たちの疑問を解決するためにも活動しているのだが・・・)

一番ウケたコンテンツが「女性器の名称をサムネイルにでかでかと書いた動画」で、“女性器について喋っている女が見たい”という人の登録が増えた結果、真面目な性教育の動画をあげてもそっちは観ない。というような現象が起きてしまい、何のためにこれやってるんだっけ?となってしまった。

上記2つから方向転換するのは勇気がいったし、大変だったとのこと(現在はチャンネルと名義を分けてサブコンテンツを投稿する形で落ち着いた)。


<IMAGINAの悩み>
・IMAGINAも「ホラーゲームでビビり過ぎて失禁」という本来の趣旨と違う形でバズってしまった事がある。それからずっと一部ではお漏らしの人
バズりの力は強いけど、由宇霧さんの女性器の名称しかり、一度イメージが染みつくとなかなか抜けないので難しい。

・芸人お姉さんとしての立ち位置が所謂ヨゴレ
こうして至極真面目な記事を書くことも出来るのだが、上記やTwitterでの(やや戦略的なものも含む)破天荒ムーブなどを真に受けられ、良く知る前に敬遠されてしまう事も多い。

こうした悩みなども同じ境遇の者同士で話し合えたら少しは楽になるのかもしれないが、特化型の中でも“より特化した特殊な分野”を扱っていると、友達ができにくくて辛いのかもしれない・・・。

51:23~ 特化型になってしまうのはプラットフォームがYouTubeだから?(アルゴリズム)


スペース配信中、 #特化型Vの会 でツイートを募集していたのだが、その中にこんなものがあった。


由宇霧さん:これはマジでそう。

アルゴリズムの話をすると、YouTubeはAIがおススメや関連動画を管理しているので、チャンネルのテーマを先鋭化してアピールしないと、おススメして歩いてくれない(これをやらない場合はTwitterやコラボをして誰かの視界に入っていくというのが大事になってくる)。

由宇霧さんは人付き合いが苦手・Twitterも得意ではないため、これに頼って先鋭化しすぎた結果、先ほどお悩みで打ち明けたように「女性器の名称の人」に・・・。
しかし、そうやってYouTubeにアピールしたおかげで数百万再生規模のバズ動画がYouTubeの中に出来て、たくさんの人に知ってもらったからこそ、女性器の名称をでかでかと書いたサムネイルを辞めても付いてきてくれる現在の視聴者さん達にも出会えた。

アルゴリズムに感謝はしているけど、それに頼りすぎても良くない。

IMAGINA:
無視は出来ない要素だから、バランスが大切だね。

上記のツイートをしてくれたバーチャル語り手の千夜イチヤさんについて触れているうちに、特化型Vについての話はひとつの結論へ向かっていく。


54:42~ 何かに特化することは見つかる手段でしかない

多岐に渡る活動を行うが、特に企画系が強く同じVTuberからの人望も厚い。美人なだけでなく茶目っ気もあるバラエティお姉さん。


IMAGINA:
千夜イチヤさんも今大人気でイケイケのVTuberさんだけど、「自分は特化型Vではない」と言っていた。じゃあなんなんだろう?と考えてみると、強みはたくさんあげられるが、最終的に彼女は「千夜イチヤ(本人)」というコンテンツなんだな。と思うとしっくり来た。

これは現在のモデルケースになっているアイドル・タレント型のVTuberさんと同じ形で、メディアになりうる分類が欲しいという話をこれまでずっとしてきたが、VTuberとして力を付けていくとしたら、最終的には「この人がやっているから見たい」「本人のコンテンツ力が強い」という状態にたどり着くのではないか?

だから企業さんなどがまっすぐここを目指すのは戦略的にあっているというか。

由宇霧さん:
「それでいうと、何かに特化するって見つかる手段でしかないのかなって思う」

実際、今サブチャンネル別名義でゲームとかの性教育以外の事をする事もあって、それを1個のアカウントで分けずにやったらきっと“由宇霧”という人はコンテンツとしてふくよかなものになっていくと思う。

でもそれだったら多分見つからなくて、本は出せてなかったと思うんだよね。



ある程度「しくじり性教育の人」という看板がついたからこそ、何をやっても付いてきてくれるおゆかり様(ファンネーム)達に出会えたと思うんですよ。

IMAGINA:
確かに。最終的にこれも“バランス”って話になるのかな・・・。

1:06:07~ 凸受付開始。


まとめに移る前に凸の受付を開始したところ、沢山のVTuberさんが来てくださいました。

ここまでのスペースについてのそれぞれのご意見、凸者様の普段の活動のお話から、時にはお悩み相談コーナーまで。
雑談から派生した話題が、今回の特化型Vについての話の本質と繋がったりもして・・・。

時間がある人には全部聞いてほしいぐらい本当に終始充実した内容が続くのですが、流石に全てをまとめると文字数がとんでもないことになるので、来てくださった皆様のお名前とリンク、タイムスタンプだけ簡潔に掲載させていただきます。

1:07:08~ 「真園あきらちゃん」「犯罪学教室のかなえ先生」


バーチャルサンドバッグの真園あきらちゃん


犯罪学教室のかなえ先生


1:39:30~ 「那加みわおママ」


バーチャル受肉オカマVTuberの那加みわおママ


1:58:29~ 「カツサダさん」「どれいしょうさん」「ディープブリザード様」


ゲーム制作系VTuberのカツサダさん


ホラー動画勢VTuberのどれいしょうさん


お絵かき講座魔王Tuberのディープブリザード様


2:45:36~ 「紅蓮グレイさん」 


ヒーロー系vtuberの紅蓮グレイさん(オリジナルアニメ&漫画制作)


2:54:14~ まとめ


着地点を特に決めずに始めたスペース。開始前には2人で「誰も来なかったらどうしよう」なんて話もしていましたが・・・。

まずは「繋がれて良かった」!


やっぱりみんな少なからず悩みや想いを抱えながら活動をしていて、解決できたかどうかを抜きに、それをみんなで共有したり、いっしょに考えてみる。という場が出来たのはとても良かったと思う。

→スペースという媒体も凄く合っていたかも。試しに上がるのにハードルが低くて、近すぎず、遠すぎずの程よい距離と温度感。

「いきなりディスコードサーバーを作ってYouTubeで配信」とか「発掘企画」という形では今回の結果は得られなかった。

みんなで居場所を作って次のステージへ


界隈の発展に伴い、全体数が増えて色んな「VTuber」の形が生まれた結果、規模の大きなVTuberさんはよく知らない相手と絡むリスクがどうしても高まってしまい、逆に成長途中のVTuberさんは規模の大きなVTuberさんと絡む事を「恐れ多いな」と思ってしまう。

実は由宇霧さんとイマジナも「規模の大きなV」対「成長途中のV」だ。

仮の旗ではあるが、「特化型」と銘打った事で、登録者数や活動年数などの垣根を越えて色んな立場のVTuberさんが集まってアドバイスをしたりされたりする・・・。そんな交流が出来た事はものすごく大きい。

由宇霧さん:
黎明期の空気を感じた。
昔の、VTuberというメディアに飛び込んだら色んな人と繋がれる。の空気をもう一回作りたいな。

数値的な目標にはならないけど、今後は今日みたいにここで出来た縁で実際に一緒にお仕事をしたりコラボをしたり、どんどん企画が生まれていく場所になったらいいなと思いますね。

IMAGINA:エモい・・・。



失敗してもいいから、試しにこれからもこの企画は継続して走ってみよう。というところで記念すべき第1回#特化Vの会は幕を閉じた。


大成功と言っていいよね?


ありがたいことに筆者のイマジナも今後継続で関わらせていただくことに・・・。


第二回もこうご期待!


👇由宇霧さんの感想記事へのリンク👇


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?