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仕事を通じて持っている、私のこだわり

「納得感」
私が追求しつづけているのは、ただそれだけ。

その納得感を持ってもらうために
今まで培ってきたスキルを通じて、何を提供出来るのか?どう役立てるのか?そればかり考えている。

納得感がなければ、スッキリしない。
スッキリしないのに、信頼するだろうか?長くお付き合いしたいと思うだろうか?

インターネット広告の黎明期、検索連動型広告から始まったマーケティングのキャリア。当時はWebマーケティングと呼ばれていた。
約20年の時を経て、今ではデジタルマーケティングと呼ばれている。

私は「マーケティング」という言葉が何なのか、ずっとよくわからないままでいた。広告、制作、SEO、データ分析…マーケティング業務に従事しながらも、携わっている範囲がかなり局所的に思えてしかたなかった。

人の行動パターンは多岐にわたるのに、部分的な最適化をして本質的な改善になるのだろうか?と常に疑問を抱いてきた。

私が在籍していたインターネット広告の代理店を始め、SNSマーケティングや制作、SEOの企業など、マーケティング業務に従事する企業やチームと仕事してきた。
けれど みな、私の疑問に対する回答を持ち合わせていなかった。
手法論ばかりで、マーケティングの定義の話を誰もしなかった。

その頃 私はイメージコンサルタントの仕事も始めており、ブランディングとはなんなのか、イメージとはなんなのか、という問いに対しての回答も探していた。

提供するサービス自体が手法論になるので、手法論がメインになるのは分かる。そしてキャッチーな言葉と、まるでこの通りにやればうまくいくぞと言わんばかりの体系図で訴求していく。

それはマーケティングの業界もイメージコンサルタントの業界も同じ。
そもそもの言葉の定義を知らずに、訴求している。
こんな玉石混交の業界だからこそ、定義を知っているか否かが
本物か偽物かを見極める判断基準になると考えている。

定義を知っている人は、対象となる事業、人材、フェーズ、商品が変わっても ブレず納得感のある根拠を述べる。
自身の経験則だけでなく、定義を踏まえて 根拠を述べる。
だから 【こうやったら失敗する】が分かる。
正解に近づけることが出来るので、成功する確率を高められる。

イメージコンサルタントだったら、
表現したいイメージとその事業のコンセプトに合うデザインがマッチしているかがわかり、正解(=ターゲットユーザーに抱かれたいイメージ)に近づけることが出来る。

感覚的な要素を極力省いているので、
繰り返し取り組んでいるうちに「納得感」が増していく。
最初に聞いたときにも 充分納得感があるのに、じわじわと増していく。

それは、流行りではなく研究されて導き出された「定義」だから。
そしてその定義は不変的で、歴史がある。

私はその歴史や研究結果に価値を感じる。
だから自分が仕事をするときには、クライアントの事情を汲みつつ、
きちんと定義から説明する。
こういう在り方でないと、うまくいかないと はっきりお伝えする。

あなたの仕事のこだわりはなんですか?
聞かれて瞬時に答えられますか?

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