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新婚旅行 ーコペンハーゲン編ー

※こちらは2023年5月に記載したものです。

旅行はコペンハーゲン→スウェーデン→ヘルシンキの順番で行った。

1日目:羽田からコペンハーゲンへ

初日はヘルシンキ経由でコペンハーゲンに行った。
21:50発 羽田ーヘルシンキ(フィンエアー)に乗る予定だったため、羽田には18時には着き、キャリーを預けた。
「離陸後すぐに機内食でるよ?」と夫に話したが、「最後に日本食を食べたい」とのことで、つるとんたんを食べた。(夫は2玉食べていて食欲が怖いなと思った)
5年ほど前にフィンエアーに乗った時、機内食の量はそこそこ多く、美味しかった印象があったが、今回はパスタとミートボールとサラダで、少し寂しくなった気がした。つるとんたん食べて正解だったかも。

フィンエアーの機内食。朝はサンドイッチの軽食が出た。

約13時間のフライト後にヘルシンキに到着。本来なら10時間ほどで着くらしいが、ロシアの上空を飛べない関係で今は少し長めのフライトのようだ。
ヘルシンキからコペンハーゲンへの乗り継ぎの際、うっかりして一度空港の外に出てしまったため、再度チェックインの手続きをした。結構時間がかかって乗り継ぎがギリギリになり、さっそく”旅行にトラブルはつきもの”だなと実感した。

ヘルシンキからコペンハーゲンへは2時間弱で到着し、時差もあってまだ朝8時過ぎだった。
コペンハーゲン空港からコペンハーゲン中央駅までは電車で10分程度であっという間に着いた。電車は駅構内の自販機みたいな機械からカードで購入できた。コペンハーゲン中央駅はとても大きく、石畳でヨーロッパの雰囲気を一気に感じた。(重いキャリーはとても運びにくかった)
10時前にホテルに着いたら「もう部屋使えるよ」と言われたので、ありがたくチェックインしてすぐに街歩きへ。

コペンハーゲン中央駅はとても大きかった

2日目:コペンハーゲン街歩き

コペンハーゲンは昔ながらのレンガの建物が多く、イタリアやフランスに近いような印象を受けたが、半地下のお店が多かったのは新鮮だった。
イタリアやフランスと違ったのは圧倒的治安の良さ!一回も怪しい人に出会わなかったし、人同士の距離感もある程度あったため女一人旅にも向いていそうな国だと感じた。
一方で歩きタバコの多さにはびっくりした。北欧3カ国、イタリアフランススペインの中でも群抜いてデンマークの歩きタバコが多かった印象だ。タバコの吸い殻ばかり街に捨ててあったが、その他ゴミはなく比較的綺麗だった。

余談だが、旅行オフシーズンのためなのか、コペンハーゲンに関わらずストックホルムとフィンランドでも有名な建物が工事中のところもあったので、絶対に見たい建物がある人は良く調べてから行くことをおすすめする。
(今回はコペンハーゲンのcity hall squareやヘルシンキのカンピ礼拝堂が休業中だった)
あとはサステナブル意識が浸透していてゴミ箱も6個くらいに分かれていたり、同じメニューもベジタリアンやグルテンフリーの選択肢があり、さすが北欧!と感じた。

SDGsカラーのゴミ箱

まずは目当ての1つ、デンマーク王立図書館へ。
外見はブラックダイヤモンドと表現されるように、黒いガラス張りで図書館とは思えなかった。

ブラックダイヤモンドの図書館

中に入るとカフェや読書室があり、コンクリート打ちっぱなしの空間が広がるが、途中からクラシカルな内装に変わった。拡張した際にデザインを統一せずに新旧のデザインが融合したような印象を受けた。(難しいことはよくわからない)
学生も社会人も様々な人が図書館を利用しており、生きた建物の雰囲気を感じ取れて嬉しかった。

コンクリート打ちっぱなしの壁と奥に見えるカフェ
途中からクラシカルな建物に変わる

お昼はデンマーク名物のスモーブロー(オープンサンド的な食べ物)を食べた。
伝統的で評判の良いレストラン(RESTAURANT PALAEGADE)に行った。雰囲気も味も美味しくビールもミッケラーで最高だったが、スモーブロー3皿とビール2杯で590DKK(約1.2万円)で早速北欧の物価の高さに震えた。

スモーブローに使われている黒パンも美味しかった

その後ニューハウンを見た後、デザインミュージアムへ。
二人で260DKK(約5400円)で少し高めだと感じたが、かなりのボリュームの展示数だったのでこれは払う価値があったと思う。
展示内容も面白かったけど、展示方法がかなりおしゃれで考えられており、それだけで楽しかったので、デザインに疎い人もおすすめ。

照明や椅子などインテリアの展示も多かった
自分でベンチを作ってみよう、のコーナー

その他の観光地は比較的まとまっているので、歩いているだけでたくさん見られた。
デンマーク建築センター、アマリエンボー、フレデリック教会、コペンハーゲン市庁舎などを見学したり、外から見たりした。
街歩きが本当に楽しい街だと改めて感じた。

フレデリック教会

デンマークではIrma(スーパー)に行くことも楽しみだった。
Irmaは今後co-opと経営統合するため閉店予定らしいが、2023年5月時点では店舗はまだあった。Irmaちゃんパッケージのお菓子はまだあったが、グッズは5.6店舗回ってもどこにもなかった…残念…

Irmaはビールの品揃えも最高!

夜ご飯はホテル近くの評判がよさそうなmapleというレストランに行った。
これがかなりの当たりで、比較的リーズナブルで味はとっても美味しかった!
その後の他の国でも何か所かアスパラガスのスープを飲んだが、ここが一番おいしかった…

地元の人から愛されてそうなmaple

3日目:シェアサイクルとルイジアナ美術館

自転車大国のデンマークでシェアサイクルをして乗ることにした。
シェアサイクルのアプリ(Donkey RepublicとLimeとBoltを使用した)をダウンロードいてクレジットカードかApple payで支払い登録をすればすぐに使用可能。メッセージで電話登録確認があったので、日本であらかじめダウンロードしていくことが得策かもしれない。
自転車専用レーンがほぼ全ての道路にあるので、とても運転しやすかった。曲がる時にその方向に手を挙げることと、日本のスクーターのように二段階右折/左折をすることを忘れなければあとはスイスイ。
いろんなシェアサイクル・シェアスクーターがあったが、Boltは3か国で使えた。乗り心地はLimeが一番良かった。

3カ国でデンマークの道が一番舗装されて運転しやすかった

この日は屋台でお昼ご飯を食べた後、電車に乗ってルイジアナ美術館へ。
世界一美しいと言われる美術館で混むことが予想されたので事前予約をしたが、チケットは日時予約制ではなく予約後1年間有効なタイプだったので、事前予約は必須ではないかもしれない。
ルイジアナ美術館は建物自体が美しく、お庭やカフェで自由に楽しんでいる人が多く、素敵な空間だった。
展示内容はよく変わるらしく、今回は現代アートが多めでやや難しい内容だったが、英語表記もありDeepLとGoogle翻訳があれば全く困らなかった。(この2つのアプリは本当に旅行中に重宝した)

豪華な別荘のような外観
美術館だけど休憩スペースも多く、絵を見たりお庭を見たり

夜ご飯はクリスチャンボー城の上階にあるレストランを予約して、当日アラカルトでオーダーした。
料理はもちろん美味しく、お皿もこだわりを感じ、味も空間も大満足だった。(ビール2杯、スターター1皿、前菜2皿、メイン2皿で922DKK 約2万円)

城から街並みも見える

その後、念願のミッケラーへ。
陽気な店員さんも雰囲気も本当に最高だった。日本にはないビールもグッズもあったのでビール好きにはたまらない空間だと思う。Irmaにもミッケラーが多く売ってあったので沢山買ってしまい、飛行機で乗り継ぐ度に荷物の重量制限にびくびくしていた。
5月のデンマークは22時くらいまでずっと明るいので、治安にびくびくすることなくお店をハシゴすることもできる。

ミッケラーがさらに好きになった
半地下のお店(21時でも白夜で明るい)

4日目:モダンなスモーブローでランチ

15時コペンハーゲン→ストックホルムのフライト予定だったため、午前に少し街歩きをして、ランチをした後に空港に向かった。ランチはもう一度スモーブローを食べたく、google mapの評価の高かったJason'sに行った。
オープン直後に行ったところ店主にここは予約制なんだと言われたが、運よくいくつか多めに作っているようで、「これなら余ってるよ!」と言われた豚とエビのスモーブローを各1個ずつオーダーした。店主は陽気なタイプで「日本映画は黒澤明が好きだ!」と言っていた・黒澤明の映画がパッと出てくればよかった…

テイクアウトで公園で食べた

コペンハーゲン空港はミニマムだが、センスのいい店舗が集まっており、お土産を買うのに適している空港だった。ミッケラーとラーメンで少し時間をつぶしてスカンディナビア航空でストックホルムに向かった。

ラーメンもミッケラーも美味しかった

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