IMADEYAオリジナル日本ワインの定期便「Pratto-ぷらっと-」、祝一周年!Special Thanksシークレットワイン付セット 試飲会
はじめに
皆様のお陰様で日本ワインの定期便Pratto-ぷらっと-は6月で1周年を迎えます。(パチパチパチ!)
あっという間の一年でした・・。
これからも皆様にお届けしたい日本ワインをIMADEYAらしく、渾身のセットをして参りますので、引き続きのご愛顧、何卒宜しくお願いいたします。
ということで、今回は少し志向を変えまして、2本のうちの1本はシークレットワインとしてお届けしましたが、その正体は・・
クサカヴィンヤード/プライベート・リザーヴ ルージュ 2021
でした~☆
こちらのワイナリー、まだ知らない人も多いのではないでしょうか。
流星のごとく現れた新規取引ワイナリー!とのことで、選定スタッフM早速試飲させていただき、「なんだこれは(美味しい)!!」・・・となりまして、こちらのワイナリーを紐解いていったところ、IMADEYAでは馴染み深いお付き合いをさせていただいているワイナリー、シャトー酒折さんととてもご縁があるではないですか!というところで、興味深い一周年セットが誕生したのでした。
こちらクサカヴィンヤードの日下さん、もともと農業志望からワインの道に入ったそう。そこからは試行錯誤の日々で、醸造用葡萄栽培技術に深い知見があると業界の噂に聞いていた、Kisvin Wineryの荻原さんに弟子入りしたい!と門を叩くもなかなか会えない日々が続きました。ついに面会出来た際、言われたのは「池川さんのところに行きなさい」でした。そう、あのシャトー酒折の葡萄栽培を担う最強のワイン醸造用葡萄栽培スペシャリスト集団、i-vines(アイ・ヴァインズ)の代表です。
池川さんのところでは二年契約で働くことが前提で許可をもらいましたが、なんと二ヶ月で逃げ出したかったと日下さんは当時を振り返ります。
そんな過酷な日々もなんとか成し遂げ、卒業のとき、ある一本の苗木をいただいたのが、今回のワインに使用されているMBAなのでした。
師匠からもらった苗木を育て、シャトー酒折で委託醸造され出来上がったワインと、師匠の葡萄でつくられたシャトー酒折のワイン。
こんな飲み比べドキドキしませんか?!
さて、ひと足お先にこちらのセット、試飲してみました。
その様子はこちらから⇩ レッツゴー!
シャトー酒折ワイナリー/MBAクレーレ アイ・ヴァインズ 2023
クサカヴィンヤード/プライベート・リザーヴ ルージュ2021
試飲
(まずシャトー酒折、クレーレを嗅いで)
ベテランK
「おおーー」
グローバルH
「おおーーー」
中堅M
「いきなり歓声(笑)」
K
「香りがムンムンあがってくるね!」
H
「飲むと香りとは裏腹にとてもドライで酸味も聞いていて爽やか。グイグイいけちゃう」
M
「うん!グレープフルーツみたいに爽やかな苦みが心地良いね」
K
「これは池川さんがつくった葡萄100%を使用したワインなんだけど、間引き(グリーンハーベスト)した葡萄でダイレクトプレスしたものなんだ。
早摘みしているのにこの熟度の高さ、凄いと思わない?そして早済みの酸が骨格だしてるんだよね、酸と塩気ワイン。」
H
「夏野菜といいですねー」
K
「塩とオリーブオイルで」
M
「なんだか・・私はスイカ割りがしたくなりました。つまり・・アウトドアに持って行きたくなるような。塩かけたスイカとも合いそうだし、川でパリパリに冷やした野菜とワイン、最高。まさにキャンプワインです。夕暮れをつまみにも飲みたい!そんなワイン単体でもしみじみ飲み続けたくなります。」
H
「いいですね~。あとロゼって中華とか合わせたくなるけど、これは天ぷら!」
M
「あー、穴子とかいいな」
K
「野菜の天麩羅+塩、穴子の天ぷら+タレ、最高だね」
H
「ロゼは余韻がぼやけがちな印象もあるけれど、これは余韻がしっかりしていて長いのもいい」
(クサカ、ルージュ試飲)
H
「(またまた)香りが・・・!」
K
「凄いよね」
H
「マスカット・べーリーAの香りは主張していない、樽でマスキングされているのかな?」
M
「香り穏やか・・ベーリーAとシラー(のアッサンブラージュ)も新鮮」
K
「ストラクチャー与えるには理にかなったブレンドなんだよね、そしてここまで熟度が高い日本ワインにはあまり出会えない」
M
「これ樹齢どのくらいなんでしょう」
K
「2016年に植樹しているね、およそ8年」
M
「8年以上のポテンシャルを感じます、凄いな。確か彼は農業やりたい選択肢で葡萄つくりに携わり、ワインをつくっているんですよね・・なんだか共感」
H
「ベリーAとシラーの組み合わせは最高ですね!このスパイス感がうなぎ食べたくなる」
M
「タレと合わせたい感。そしてこちら抜栓数日立っても美味しいんですよ!」
K
「葡萄の力ですよね~」
M
「さて、この2つのワインに共通点見いだせますか?」
H
「葡萄が生まれたところは一緒だけど育ったところは違う?」
K
「そう、池川さんの畑よりはクサカのある市貝町のほうが涼しいらしいね。市貝町は結構北部エリア」
M
「兄弟ワイン」
H
「凄い面白い、この飲み比べ!」
K
「香りの共通項がちゃんとあるよね」
M
「クサカさんご自身のワイナリーができてからも楽しみです」
K
「いま目下ワイナリー建設予定中ですね」
H
「あ、あと最後に、普通ロゼ→赤の順番で飲んでいくけど、交互に飲んでもあまり違和感ないのも凄いなーと思いました!」
まとめ
IMADEYAと長い付き合いでお取引のあるシャトー酒折。そのパートナーとして深い関係を築いてきた栽培家の池川さん。
通常ならワイナリーとの関係値で留まるところだが、非常に素晴らしいワイン醸造用葡萄の造り手として、IMADEYAは池川さんとも関係値を築け、そんな素敵なパートナーのワインと、そのお弟子さんである日下さんのワイン。
是非皆さんに飲んでいただきたく、今回のご紹介となりました。
日本ワインの定期便、「Pratto-ぷらっと-」が気になった方はコチラから
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