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運命を受け入れる

『運命的な出会』
『あの時の出来事で運命が変わった』

という言葉を耳にしたり目にしたりするが、本当にそうなのだろうか。

本題に入る前に、そもそも『運命』とは何なのかを調べてみた。

人間意志超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。「―のなせる業」「―をたどる」
将来成り行き今後どのようになるかということ。「国家の―」
[補説] 作品名別項。→運命

デジタル大辞苑(https://www.weblio.jp/content/%E9%81%8B%E5%91%BD)

ネットで調べてみると『運命』という言葉の意味はこのように書かれていた。

人生には様々な出来事が起こります。それらの中には、自分自身でコントロールできないものもある。

冒頭に書いた
『運命的な出会い』
『あの時の出来事で運命が変わった』
というような、ものがそういったものにあたるのだろう。

そういう予期せぬ何かに出会った時、僕たちは「運命」というものを感じる。

先ほども書いたように、運命とは自分自身ではコントロールできない。

例えば、僕は今年厄年。
これは僕がいくら『厄年を迎えたくない』といっても無理。
生きていれば、日本人なら誰しもが通る避けて通れないもの。
(信じるか信じないかはその人次第だけど・・・笑)

その他にも自分自身の努力が報われず、失敗を繰り返すことも運命の一つだし、急に病気になったり、大切な人を失ったりすることも運命の一つ。

そんな運命に直面した時、僕たちはそれを受け入れることが必要。

なぜなら、起こった物事を受け入れることで前に進むことができるから。

ただ、運命を受け入れることはとても難しい。

自分自身で決めたことならば、それが例えうまくいかなかったとしても納得できるし、そのことについて時には反省し、改善していくことができる。

だけど、運命というものは自分ではコントロールできないどうしようもないもの。

「何でこんなこととが自分の身に起こるんだ」
「こんなはずじゃなかったのに」
と納得できないこともあれば、起こったことに対して受け入れることができず、対処することができないこともある。

でも、運命を受け入れることで、人生の見方が変わることもある。

なぜなら、運命を受け入れる過程で自分自身と向き合うことが必須だから。

「なぜ自分にこんな出来事が起きるのか」
「自分が今の状況に置かれている意味は何なんだろう」

そんな問いを浮かべながら自分自身と向き合う

自分自身と向き合うための問いに答えるという過程で自分や物事を俯瞰的に捉えられるようになったり、その結果自分に対する理解が深まる。

そうすると、自分の周りで起こるあらゆる出来事に対し自分なりの解釈・納得解を持って前に進むことができるようになる。

結果、それが自分自身の成長につながる。

また、運命が私たちに与えた幸せな出来事についても、その意味を噛み締めることができることで感謝の気持ちを持つことができるようになり、より幸せに過ごすことができるようになる。

運命を受け入れることは、自分自身を成長させるために必要なこと。

なかなか運命を受け入れることができなこともあるでしょう。
そんな時は、じっくり時間をかけたり、他者の力を借りることも大切。

僕は僕の人生を生きる。
そのために自分の運命を受け入れてこれからも生きていく。


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