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成果も人も大切にする「ホラクラシー」

実は、私も勉強中…

組織の活性化 や 安心して仕事に集中できる職場づくり の支援を生業としている私、ティール組織やホラクラシー組織にも関心があります。とは言え、お客様に私の言葉でお伝え出来る程には理解できていません。

今、日本初のホラクラシー・ワン認定ファシリテーターである吉原史郎さんの著書「実務でつかむ!ティール組織 ”成果も人も大切にする”次世代型組織へのアプローチ」を読んで勉強中です。

ティール組織の3つの要点

同書を引用して、ティール組織について少しだけ考えてみましょう(^^)/

フレデリック氏は、事例調査の結果、ティール組織の要点を3つと捉えました。これは、要点が先にあったのではなく、実務の結果、3つの要点を抽出しています。(p.22)

つまり、「こんな要点を持つ組織が、一歩先のステージ(発達段階)にあるパイオニア組織なのだろう」と言う定義が先にあったわけではなく(仮説はあったのでしょう)、「調べてみたら、パイオニア組織の共通点が見えた」と言うことなのでしょう。

3つの要点は、具体的には下記の通りです。

ティール組織の3つの要点
 1 進化する目的(エボリューショナリーパーパス)
 2 「自主経営」が可能となる仕組みや工夫を有していること
 3 個人としての全体性の発揮(ホールネス)

ティール組織の一形態としてのホラクラシー組織

吉原さんは同書の中で、ホラクラシー組織の運営実務における、上記3つの要点について解説しています。

1 進化する目的 
 「この組織が存在として、生命体として、本当に最大限に可能性が発揮されている時に、どういうことで世界に貢献したいだろうか?」
 組織の目的は存在として、生命体としての組織自体に宿っているため、目的自体も進化し続けるものと捉えています。(p.35)

「進化する目的」
社会に出た時、私は「目的を変えてはいけない」と指導されて育ちました。 その時は、「そういうものだ」と思い、疑っていませんでしたが、現在は「構成員が交代し、社会が激しく変化していく中で、『私達の間で語られる存在意義=目的』は、変化してしかるべきではないか?」と感じています。

2 「自主経営」が可能となる仕組みや工夫
 ① 組織構造自体を目的実現のために進化させ続けられる工夫(構造面)
 ② 業務運営上のベクトルを合わせやすい工夫(運営面)
 この2つに加えて、組織の潤滑油としての「テンション」に寄り添うことを大切にしています。
 テンションとは、理想状態と現実とのひずみであり、誰でもひずみを感じれば、テンションとしてつたえることができます。テンションは、組織を良くするための機会を意味しています。(p.37)

「テンションに寄り添う」
私は、このフレーズがとても気に入っているのと同時に、とても気になっています。 なぜならば、小学生だった頃から社会人になってもずっと、私自身が「テンション」を感じた時に、それを言葉にして伝えることを周囲から喜ばれた経験は、ほとんどなかったからです。テンションが喜ばれる組織とは、どんな組織なのでしょうか。とても気になります。

3 個人としての全体性の発揮(ホールネス)
 ① 多様な仕事の役割(ロール)を担当できる
 ② 不安や弱さも含めてテンション(ひずみ)として挙げることができる
 (pp.40-41)

 経営者がまずは自らの「心の奥底の想いに気付き」、そのプロセスを通じて、メンバー達と互いに対話すること(Whyの探求と対話)が大切であるということです。(p.85)

「心の奥底の想いに気付き」
これは難しい… と、私は思います。 言葉では簡単に書けますが、実際に「今、私は何を感じているのか?」と「この感覚の源には、どんな想いや価値観があるのか?」等に気付き、言語化するにはトレーニングが必要です。さらに、「メンバー達と互いに対話すること」も、出来そうで出来ないことだと思います。この辺も、しっかりと学びたいところです。

一緒に学びませんか?

名古屋で「ホラクラシー ~ティール組織の一形態~ について学ぶワークショップ」を開催します。

組織の変革や組織開発について話していると、
 「ティール組織は、日本向きではない。実践できない」
 「ホラクラシーは、決め事が多くて不自由そう…」
 「ていうか、ホラクラシーってなに?」
そんな声をよく耳にします。

今回のワークショップでは、ホラクラシー・ワン認定ファシリテーターである 吉原 史郎 氏 と 黒田 俊介 氏 を講師としてお迎えし、ホラクラシーに関する実践的かつ具体的なお話をお聞きします。

日時:2020年2月15日(土)13:00~17:00 (12:30開場)
 12:30~ 開場 受付開始 
 13:00~ 主催者挨拶
     講義:ホラクラシーとは何か?
     体験ワーク または 対話
 ~17:00 終了
 ※ 予告なく変更になることがあります。 ご了承ください

会場:中京大学 1号館 4階 141教室
 (名古屋市昭和区八事本町101-2)
 名古屋市営地下鉄 名城線・鶴舞線 八事駅下車(5番出口)
 https://www.chukyo-u.ac.jp/information/access/

講師: ホラクラシー・ワン認定ファシリテーター
 吉原 史郎 氏
 黒田 俊介 氏

参加費:12,000円 (早割 1月15日まで:10,000円)
 (チケットは peatix からどうぞ!)

対象:
 1 “成果も人も大切にする“次世代型組織づくりに
  興味・関心をお持ちの方
 2 ティール組織・ホラクラシー組織について
  具体的に知りたい方
 3 自主的・自律的なチーム運営を支える組織の
  約束に興味・関心をお持ちの方

ワークショップのねらい:
 1 事例から学ぶ
 2 理論から学ぶ
 3 自らの実践につなぐ

”成果も人も大切にする”次世代型組織「ホラクラシー」。
一緒に学びませんか?

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