『教える』ってなんて尊いんだ
小学校の頃は成績優秀。
運動はできなかったけど、ある程度テストの点数は取れていた記憶がある。
だが。
小中一貫、といっても中学受験で入ってくるメンバーもいて。
中学の頃にあっさり挫折。
頑張って優等生してた私は気が抜けたコーラになった^ ^
その頃シノラーが絶頂期で、シノラーまでは行かないけれど、私も少々くねくねしたり、ガハガハ笑うようになって、今の私の土台ができたような感じ。
とにかく人がガラリと変わった。
高校デビューならぬ、中2デビュー(笑)
それでも、まぁフツーに就職して、フツーに結婚して、なんて描いていたのに。
まさかの10代で上京して役者になる
というまさかすぎる展開が待っていた。
高3にあがる春、何を思ったかいきなり進路を変更した私。
不思議と周りは反対しなくて私がビックリ。
まぁ今思えば、数年で泣いて帰ってくると思っていたみたいだけど、なんだかんだで10年も舞台の仕事をしてた。
上手かったかどうかは置いておいて、とにかく情熱だけは人一倍あって、ただただ楽しかった。
練習するのも楽しすぎて、のめり込んでいた。
そんなにのめり込む経験ができたことが、人生の宝だなぁと最近ふと思う。
辞めてからこの10年、あまり大っぴらには役者してました、と言いたくない、何か守りに入ってる私がいて。(でもすぐにバレちゃうんだけど)
ダンスを教えたり、ミュージカルを教えたり、という仕事を選ばなかった
封印してた。
演じるのは好きだけど、それを教えよう、という情熱は私の中になかったし、その面白さがまだまだ分かってなかった。
実は先月。
色々巡り巡ったようで。
ミュージカルの先生、に舞い戻りました。
子育て中なのでほんとに少しだけれど。
ほんとに楽しかった。
次のレッスンが楽しみ。
それは、上手く教えられなかった10年前から、この10年色んなことがあって、今の仕事を辞める訳ではないから副業的な立ち位置?なのかもしれないけど、もう一度向き合えている自分がいる。
そう思えるのは
人って可能性だらけだ
伸びしろだらけだ
変わる事、成長することがいくらでもできる
って心を学んで、知ることができたから。
だから『教える』『育てる』って素晴らしい仕事だと気づいてしまったのです。
なんなら『教える』『育てる』なんて言葉はおこがましくて。
ただ、その人の中に眠っているものを『引き出す』だけなんだなぁって、やっと気づけた今日この頃。
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