夢の皮を被った憧れを追いかけて。
最近、高校生頃から自分が抱いていた夢について、ようやく正しく解釈することができた。
僕が思い描いていた夢。
それは、都市部に住んで活躍・成功すること。
このことに気づくまでは、自分の夢は医師になることだと考えていたし、そう言い聞かせてきた。
だが、実際は違った。
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決して、医師になることが夢でなかったとは思わない。医師にはなりたいし、仕事で活躍もしたい。
実際に今、医学部に在学できており医学に対する興味もそこそこある。
それでもやはり、医師になることは本当の意味での夢ではなかったと思う。
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僕にとって医師になることは"夢"ではなく、"憧れ"だった。
都市部で活躍するための手段の中で、医師が最も魅力的だったということだ。
今でこそ様々な職の魅力を知っているが、田舎の中高生の視野は狭かった。
狭い視野の中で、いつしか医学部に入って医師になることが夢になった。本当は夢ではなく、あくまでも憧れだというのに夢だと勘違いしていた。
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そうして、何がなんでもという思いで医学部に入学した。夢の皮を被った憧れを追いかけて。
だが、訳あってこのままでは憧れは実現するだろうが、最も大切なはずの夢を叶えられない。
(その辺りの詳細については、今後書けそうなら頑張って書きます。)
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あと3,4年早く、この自分の夢と憧れとの乖離について正しく理解できていればよかった。
過去を悔やむつもりはないが、これまでの人生の至る所で選択を間違えてきたと感じる。
都市部に住んで活躍・成功したい、という夢に変わりはない。
どうにかして自己実現をしたい。
夢の皮を被った憧れを追いかけた先に、どんな未来が待ち受けているのだろう。
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そんな今日は僕の22回目の誕生日。
平日真っ只中だが、ささやかに祝おう🍺