#3.Les Triplettes de Belleville (2002)【偏愛的映画のすゝめ】
朝ご飯(グラノーラ+ヨーグルト)を食べながら、Voicyを聴いて新しい視点を得ることがマイブームな今日この頃。
第3回はフランスアニメ映画の代表格、ベルヴィル・ランデブーです。
2002年、フランス/ベルギー/カナダ、80分。
戦後まもないフランス。内気で友達のいない孫のシャンピオンに、三輪車を買い与えたおばあちゃん。シャンピオンは夢中になり、来る日も来る日もおばあちゃんの指導のもと厳しいトレーニングを重ね、ついに世界最高峰の自転車競技の祭典、ツール・ド・フランスに参加するまでになる。しかし、レースの最中にシャンピオンが謎のマフィアに誘拐されてしまう…。
この作品を端的に表現すると、、、
強烈なデフォルメと鮮烈な描写
ジブリやディズニー作品に親しみのある日本人にとって、好き嫌いが分かれそうな独特なタッチのフランスアニメ。異文化を知るという意味でもこの作品を観る価値はあると思います。原題は"ベルヴィルの3つ子"という意味。この3つ子は主役ではないものの、ストーリーの軸であり鮮烈な印象をもたらしています。
また、この作品は現代社会を風刺しているという見方もでき社会性にも富んでいます。過激とも言える程にデフォルメされた描写に溢れるこの作品は、きっと皆さんの心に突き刺さるでしょう。
※7/9(金)から、東京を皮切りに各地でリバイバル上映が開始されるようです。楽しみですね!
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