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ディナーを取り込む

両端のナイフとフォークから食事を進めるコースディナーを食べてきた。普段ならTシャツサンダルの夏休み姿だが、今日に限っては背伸びした姿で食べに行った。

コースの料理名からどんな味か想像できないコースあるあるをぶつけられ、食べる前の初速からコース料理を感じさせてくれる。前菜の前から雰囲気を食べさせてくれるのが、また普段とは一味違うところ。

そして、ウェイターさんも料理の説明をしてくれるが、ちょっとウィットに富んでるような、というかドヤりを感じる言い回しをしているような気がしてしまう。まぁこれは雰囲気!雰囲気にやられてるだけだから!

料理を口に含むと、庶民舌が「これポテチの新作にありそう」「ビックマック…?」と低価格例えを出してくる。それがストライクすぎるのも厄介。

料理を満喫してお会計後に、さっも一輪のバラを手渡してくれるなんて、後味の雰囲気まで演出してくれるなんてさすがコース料理。

この経験をどこかで活かせられたら、自分も雰囲気だけは出せる大人になれるのかも。

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