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変わったけど変わってない【1ヶ月日記】

今日はなんだか目が覚めそうで覚めなかった。カネコアヤノの「光の方へ」を聴いたら、絶対起きようと思って再生する。約3分間、起きるぞ、起きるぞ、と思いながら寝た。この3分間が人生の中で一番早いと思う
夢を見ている間とか、寝ている間ってなんであんなに時が過ぎるのが早いのだろう。すきだなぁ、睡眠

今日は卒業生の友人Mくんが学校に来た。よく電話をするからあんまり久々感はなく、気まずくもなかった
お昼ご飯をたべながら、最近の話をちょっとして、ゆっくりすごした
今日はほとんど話してないけど、金曜日また来るらしいし、そのあとご飯に行くからいいかな

最近の気づき。わたしにとって夜食の時間が結構大切で、幸せの根源だったりする。

今日は夜食の時間まではいろいろなことをした
まずは今日好き部の活動日だったので、みんなで今日好きを見た。今日も、わーわー!って言いながら。
そのあとは、和紙部の活動。煮た楮のゴミを取る作業。ちりとりと呼ばれている

学校では楮第2弾を煮ながらちりとり。
寮に帰ってきて、またちりとり。食堂の近くでやっていたら、いろんな人が手伝ってくれて思ったよりすぐに終わった。ありがたい!
みんな楽しいって言ってくれてうれしい

夜食がはじまったから、今日もトースターにパンを一枚入れた。今日の焼き加減は完璧だった

食べ終わって、カネコアヤノを流しながらベランダへ向かう。今日のベランダは絶対に星が綺麗に見えるし、いい空気だろうなと思ったから
歌いながらベランダへ通じるドアを開けたら、元恋人がいた

わ、まじか。と思ったけど、とくに気にせずに、前の私たちの定位置に座る。最初わたしはスマホを触っていて、彼はココアを飲んでいた
ココアが苦いって言っていた。
そのまんま流れていたカネコアヤノを止めて、星を眺めた。
前なら触れていた手も足も、今はどこにも触れていなくて、あぁ変化ってこういうことかって、少しぐさっときた。互いに距離を保っていてさみしかった
だけど、やっぱりふたりの静かな空間は、わたしの好きなまんまだった。変わらなくて、それが余計に淋しかった
わたしが遠くの山と星を見て、そのわたしを見る彼、なんで変わってないんだよ、と思う。だいたいの人、別れた彼女の横顔見つめないでしょ。

眠いなぁって言って目を瞑るわたしのことを、まっすぐ彼は見るし、その間、絶対にスマホを触らない。その部分は変わっていて欲しかったなぁ、好きなんだよそういうとこが

わたしが目を開けて目が合った時に少し気まずいのも、気まずそうにちょっと笑うところも変わっていなくて、苦しかった。ピアスの話をしたり、蚊に刺されたかも、みたいな話をしていたら、彼に電話がかかってきた

少し話して、じゃあ、寝るわ!いや、寝ないけど…、おやすみ、って言われて、彼は部屋へ戻って行った
おやすみの声が変わらず優しくてかなしかった

はぁー、少し幸せだったなぁ。また好きになりそう危ない
いや、好きだけど。あぁーつかれたぁー

230913

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