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【保存版】話題の動画生成AIツール25選|ゆる概要付きまとめ【一覧】

最近は動画生成AIの勢いに驚くばかりですね。
今この波に乗らないと絶対に置いていかれるぞと思いつつ、すでに置いて行かれている気がします。

なぜなら、ちょっと目を話した隙に新たな動画生成ツールがどんどん生まれているから。それくらいのスピード感!

そこで今回はとりあえず、今のところ動画周辺のAIってどんなツールがあるのか?だけでも一覧にして、見返せるようにしておきたいと思います。

☁️|動画生成AIとは?
動画生成AIとは、作りたいイメージをテキストで入力するだけで、AIが動画を自動生成してくれる技術のこと。他にも、
 ●1枚の画像から動画を作る
 ●既存動画の一部分にCGのような合成を入れる
など、動画の制作・編集がテキスト(プロンプト/AIを動かす呪文のようなもの)を入力するだけで可能です。

書き進めていたら最終的にそこそこ多くなってしまったので、是非目次のご興味のある部分からご覧ください。


それぞれ公式のリンク作例もつけながらご紹介します。ゆるく、浅い概要とともにお楽しみください。

■基本の動画生成AI

Pika Labs(Pika 1.0)

個人的に一番よく見かけるツール、Pika Labs(ピカラボ)、またの名をPika1.0(最新モデル)。
これだけクオリティが高いのに何故か無料らしい。
今登録者が殺到しているので、使いたい場合は空き枠を待つウェイティングリストへの登録が必要です。

◎Pikaの作例は下記記事で実写風、アニメ風などジャンルごとにまとめています。

Pika Labs


Runway Gen-2

Runway Gen-2もたぶん定番、というか動画生成AI出始めの頃から話題になっていて、「Runway」とか「Gen2」とかって呼ばれています。こちらもなぜか無料

さっきのPikaでもできるんですけど、1枚の画像を動かして動画にしたり、画像の一部分だけを選択して動かしたり(爆発のCGを入れるとか)できます。

PikaとRunway Gen2を比較してくれている動画もありました、ありがたい!

ちょっと作例ありすぎて、どこかにまとめておきたいのでまた個別で記事作ります🧘🏻‍♀️<たのし〜

Runway Gen-2


Stable Video Diffusion

画像生成AI界隈では定番の、無料でインストールできるかつ商用利用可能なStable Diffusionから、動画版が出ました。
無料版のGoogle Colabだと無料で使えるみたいです。ちょっとよくわかんなくてすいませんペロ

noteにも解説記事がたくさんありますね!

使い方は3STEPらしいです。

Stable Video Diffusion


PixVerse

Discord内で使うPixVerse。アニメや実写など色々なスタイルが選べる模様です。
そして登録してすぐ無料で使えるとのこと!
Discordに参加するだけでOKなので、私も登録しました。

PixVerseの使い方は、Discord内の動画生成用のチャンネルに、コマンド「/create」を入力、その後ろに作りたい動画のイメージを文章(英語の方が良い)を打ち込んで送信。これだけです。

PixVerse


■アニメーションAI(AIダンス動画)

テキストから動画を作れる動画生成AIとは異なり、人の動きや既存の動画を理解して、合成できるAIツールをそれと差別化して「アニメーションAI」としています。(なんとなく自分の中で混同するため)

MoveAI

MoveAIは、動画から人の動きだけを抽出して3Dの映像が作れる凄いツールです。
例えば、人間が踊っている動画をアップして、AIに「これゴリラにして」って頼んだら、ゴリラのダンス動画ができあがります。

iPhoneで無料だと30クレジット分試せて、公式によると1秒=1クレジットみたいです。
有料版も月額15ドル〜なので、結構お手頃な気がします。

2アングルの動画をアップすると、それを立体的になんかこういうふうにできちゃうっていう意味わかんない機能もあります。MoveAIは3Dに強いっぽいですね。

Move AI


AnimateAnyone

AnimateAnyoneはめちゃめちゃ話題になりました、1枚の人物画像をアップするだけでその人を自由自在に動かせるツール。
見てもらうとわかりますが、アニメのキャラや女性が自然に動いています。

発表されるだけされてまだ使えないみたいです!詳細はこちら


MagicAnimate

MagicAnimateは、TikTokの運営会社が先ほどのAnimateAnyoneに対抗して公開。
AnimateAnyoneの公開が滞っている中、せっせと提供が始まっています。
私も以下のポストを参考に試しました!(かんたん)

ただし、可愛いキャラの画像をアップしても、動画にすると何故か肉付きのいい外国人女性になってしまったり、顔がぐっちゃぐちゃになったり、まだ精度は今ひとつのようです。

MagicAnimateの凄い点は、自分でモーションを登録できるところ。
上記のポストを見て貰えばわかりますが、アップした動画を「動き」に変換しています。
この動きの素材があれば、先ほどのように好きな人物画像やキャラクターイラストを好きに動かせます。

MagicAnimateの詳細はこちら


DreaMoving

DreaMovingも似たようなツールで、こちらはアリババによって発表されました。まだ論文段階ですがめちゃくちゃ注目されています。

顔写真のみでこんな動画ができるって(さっきのは全身or半身の画像が必要)……もうわけわかんないです。続報を待ちます。
DreaMovingの詳細はこちら


AnimateDiff(Stable Diffusion)

AnimaDiffはStable Diffusionの機能みたいです。イラストや写真をこのように動かせて、安定感のある制度がちょっとだけ話題になっています。

情報は少ないけどその実力は確か!
他のAIツールの組み合わせでより力を発揮しそうです。

もうよくわかんないけどすごいです。AnimateDiffの詳細はこちら


■3DアニメーションAI(空間立体化)

BlockadeLabs

BlockadeLabsでは、スケッチから3Dの世界が作り出せてしまうらしいです。
これ面白すぎますよね、線を描いていくだけで3D化できるなんて魔法みたいだ〜!

こちらも同様。

よくわかんないけどゲームも出たらしいです。このゲームの空間がテキストの入力と線だけで作られたってこと……?

BlockadeLabs《
↑アクセスしてすぐ試せます


Wonder Journey

1枚の画像からぐ〜んと空間を広げる3D映像が作れるという凄すぎてよくわからないツール。まだ公開前らしく、サンプル動画のみいくつか公開されています。

低空飛行で旅をしているみたいでいいですね。「Wonder Journey」って秀逸な命名だと思います。

Wonder Journeyの詳細はこちら


LooseControl

LooseControlはインテリア特化の3D AI技術。
上記の例では、ボックスのようなものを並べるだけで、大小異なるソファの映像が生成されています。
インテリアデザイナーと、内装ガチ勢必見って感じです。(浅)

LooseControlの詳細はこちら

ReconFusion

ReconFusionはわずか3枚の画像から3D映像が作れる技術。現在はまだ開発段階ですが、論文が発表されています。
なぜこんなことができるのか謎なんですがすごいですよね。

本物にしか見えないですよね。
ReconFusionの詳細はこちら


■ディープフェイクAI

☁️|ディープフェイクとは?
AIを使って、元の映像や音声から人の顔や動作を変更し、リアルな見た目や聞こえ方を持たせた合成映像。実在しないフェイク映像のこと。
動画生成AIの界隈では、AIの性質上歪んでしまう人間の顔を補正する際に活用されています。

ディープフェイクビジネスが一部で流行ってるみたいですね。ここらで胸糞なAIニュースもシェアさせてください^_−☆

もうタイトル見るだけでわかりますが激キモです!

Akool(FaceSwap)

ディープフェイクがお手軽にできちゃうらしいです。先ほどのAI生成のダンス動画の顔グチャグチャ問題をこれで解決できます。頭良い。

自然な仕上がりです。
ブラウザで使えるっぽいのでぜひ!

Akool


■アップスケーラー(即時高画質化)

Topaz Video AI

Topaz Video AIは有料で299ドル。ただ、NetFlix等でも採用されるレベルのクオリティは保証されています。だから昔のアニメとかドラマの画質もあんなに綺麗なのね!

Topaz Video AI


AVCLabs Video Enhancer

AVCLabs Video Enhancerは月額5280円とのこと。カラー化ができるのはすごいですね。

AVCLabs Video Enhancer


CapCut Free Online AI Video Upscaler

(動画の2:43〜アップスケール前後が比較されています。)

Capcutのアップスケーラーはブラウザ上で無料で使えます。無料なのでそこまで精度は高くないですが、試してみるのはありだと思います。

Capcut Free Online AI Image Upscaler(画像)《
Capcut AI Video Upscaler(動画)《


Upscale-A-Video

こちらは昔のアニメとかがめちゃくちゃ綺麗になるみたいです。
Upscale-A-Videoの詳細は以下のポストが参考になります。

まだ公開はされていませんが公式サイトでお試しできます。

Upscale-A-Video


■その他画像・映像関連のAI

分類不可の動画・画像生成AIです。これらも結構注目されているので押さえておきましょう。

Fliki - ブログやSNSの投稿を即動画に変換
KREA AI - らくがきがリアルタイムでハイレベルなイラストになる
Leonardo.AI - らくがきが速攻で超リアルな絵になる
Magnific.AI - ゴワゴワの写真を即時高画質化
Window Attention Latent TransformerW.A.L.T)- Googleらによる新たな動画生成AIの情報公開
Stable Diffusion ControlNet - 動画のポーズ指定の方法
Swiftkey - キーボードから直接AI画像生成(DALL-E3)できるスマホアプリ

Fliki - ブログやSNSの投稿を即動画に変換

たまたま見つけたのですがこれめちゃくちゃすごい!
パワポや商品ページを元にした、ショート動画みたいなのが量産できそうです。
動画をよく見るとわかりますが、ちゃんとテキストの内容に対応した動画が自動で選択されています。

毎月5分は無料で作れるみたいです!うれしい。

Fliki


KREA AI - らくがきがリアルタイムでハイレベルなイラストになる

KREA AIは、リアルタイムでらくがきを高画質イラスト・写真に変えてくれる機能(オーバーレイ)がメインのツール。(たぶん)
誰でも美しいイラストが描けちゃうなんてめちゃくちゃ夢があります。

従来の画像生成AIと違って、複雑な呪文を入力せずとも、適当に図形を配置するだけで思い通りの画像が作れるのは嬉しいですね!

KREA AIは昔のゲームキャラの高画質化もお手のもの。比較されているMagnific.AIはこの後取り上げます。

公式によるとKREA AIはベータ版なので無料!ただし順番待ちがあるので、ウェイティングリストに登録しておきましょう。

KREA AI《
↑サイト開いてすぐ試せておもろいです


ちょっとしたハックですが、英語圏及び海外のツールの利用料金を調べたい時は「ツール名+pricing」で検索するとすぐ出ます。無駄にサイトを行き来しなくて済むのでおすすめです。

Leonardo.AI Realtime Canvas- らくがきが速攻で超リアルな絵になる

Leonardo.AIは無料で使えて商用利用可能な画像生成AIで、最近私もよくiOSアプリから利用しています。
この落書きをリアルタイムでハイクオリティな絵や写真に変換する新機能も無料!「Early Access」と書いてあったので今だけかもしれないです!実際に試してみました。

左が私が描いた線で、右が生成されたイラスト

大体の構図(カラーも変えられる)+プロンプトで自由に画像生成できます。
落書きから生成できるのもすごいけど、そもそもリアルタイムで画像が変化していくのがすごすぎる!

白をぐちゃっと描いたら明るいディスプレイが現れた

デフォだとおそらく背景が黒で、暗〜い画像ができちゃうので、最初に背景を真っ白に塗るのが良さそうです。無料で登録して是非お試しください。

Leonardo.AI



Magnific.AI - ゴワゴワの写真を即時高画質化

Magnific.AIは、なんだかぐちゃぐちゃ違和感ありくまくりのAI生成画像やら、昔のガビガビの画質終わってるイラストなどをすごく美しくしてくれる画期的なツール。

元から綺麗な写真や、人間の顔もより美しくしてくれるみたいです。
ただし有料で月額39ドル〜なので、セレブの方におすすめです!

Magnific.AI



Window Attention Latent Transformer(W.A.L.T)- Googleらによる新たな動画生成AIの情報公開

Googleによる、テキストから動画への動画生成AIモデルのサンプル動画が公開されました。
まだ研究段階だと思いますが、生成された動画を見るにかなりクオリティが高い!歪みなど違和感がない!
続報を楽しみに待ちましょう。詳細が気になる方はこちら



Stable Diffusion ControlNet - 動画のポーズ指定の方法

こちら画期的っぽいので共有します。
好きな画像+ダンス動画の素材+Stable DiffusionのControlNetで、ダンス動画が作れちゃうみたいです。
Stable DiffusionのControlNetは、好きなポーズを読み込ませた上で画像生成ができる、みたいな機能らしいですが、おそらくそれが動画でもできる的なことです。

Stable Diffusion ControlNet v1.1



Swiftkey - キーボードから直接AI画像生成(DALL-E3)できるスマホアプリ

考えた人天才!と思ったのがこちらのSwiftkey。Microsoftに買収されて、Bingの画像生成AI「Image Creator」(使用モデルはOpenAIのDALL-E3)がキーボード上に組み込まれたみたいです。iOSにもAndroidも対応しています。
キーボードから直接画像生成をして、そのままポストできます。

スマホの設定が大事みたいです。使えない人は、「言語設定で英語を優先しているか、地域を米国に設定している可能性がある」ということだと思います。

わかりやすい記事がnoteにありました!

Swiftkey(iOS)
Swiftkey(Android)



まとめ:動画生成AIの勢いは止まらない

最近話題の動画・画像関連生成AIツール一覧でした。いかがでしたでしょうか、結構衝撃的なものも多かったかと思います。ずっと動画生成AI関連の情報を一つにまとめたくてうずうずしていたので、まとめ上げられてよかった〜!
私のお気に入りはLeonardo.AI Realtime Canvasです、面白すぎです。

みなさん動画生成AIの波に乗り遅れないよう、日々最新情報をアップデートしていきましょう!

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