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身銭を切る〜出張と自腹のビジネスクラス

飛行機に長時間乗ると疲労が溜まりますが、ビジネスクラスだと足伸ばせて空間が広いし、飲み物や食べ物をいつでも頼めて、疲労を感じさせないですよね。私は自費でも出張で会社の経費でも様々なビジネスクラスに乗りましたが、一つ気づいたことがあります。それでは身銭を切った方が印象が強くて楽しめたということ。

身銭を切れ、という本があるのですが、人間は身銭を切らない限りは本気になりません。どこか他人事で、重要な決断もテキトウにやってしまいます。ビジネスクラスの体験も同じで、身銭を切っていると楽しもうと本気になりますが、身銭を切らない場合は、過ごし方もどこかテキトウになってしまいます。

身銭を切るメカニズムをまとめてみます。
①身銭を切らないで楽しめるのは最初だけ、人は快楽に順応する
リスクなしの快楽は最初は楽しくても、残念ながら快楽は永遠に続かないように人間の体はできています。

②快楽に順応しないためには、何かリスクを取って快楽の価値を相対的に上げる
快楽を得る大変さがあるからこそ、快楽を得た時の喜びは大きいものです。

③快楽の価値が上がるほど、人間は本気になる
リスクがあってもそれを上回る快楽の価値があると、人間は本機になるようにできているようです。

リスク全くなしで人生楽しめれば越したことないですが、そんなことはありません。リスクを取るからこそ、喜びや楽しみ、達成感が感じられると思うのです。この本の表紙にある通り、「魂を捧げた先にしか、価値ある“生“はない」のです。一緒に身銭を切って人生を楽しみましょう。

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