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0481 「話し合いが大事だ!」と やたら叫ぶ人に限って 話し合いにならないおかしさ

話し合うことは
とても大事なことです
聖徳太子が十七条憲法で
「和を以て貴しと為す」と
最初に述べているのも
話し合うことの大切さを
為政者たちに説いたのです

政治など世の中のことは
様々な意見があり
それぞれの立場によって
主張が異なることも
たくさんあります

そういう違った意見を
まとめていくためには
「一致点」や「妥協点」を
探していくことが必要です
だから、話し合うのです

言い換えれば
これが民主主義の根幹です

ところが、世の中には
「話し合いで解決しろ」
と声高に言いながら
自分たちの主張を叫ぶだけで
話し合いにならない人たちが
一定数いるのです

一昨年の春、いつも偉そうに
「話し合いで解決しろ」と
ギャーギャー叫んでいる
立憲民主党などの野党が
「審議拒否」と言って
国会をさぼり顰蹙を買いました

「審議拒否」とは
「話し合いはしない」ことです

憲法調査会でも
「議論すべきでない」と言って
開催を妨害しています

だから国民の支持が
右肩下がりなのは当然です

若い頃勤めてた学校でも
バリバリの組合の先生で
日頃から「話し合いが大事」
と言ってる人がいて

そのクラスで生徒たちが
文化祭企画を話し合って
「模擬店」に決めました
高校2年生というのは
部活でも主力の学年で
文化祭に没頭できないので
時間的な拘束が少ない
模擬店の希望が多かったのです

ところが、その先生は
劇をしたいと強く思ってて
「きちんと話し合いなさい」
と言って差し戻し
自分もクラスの話し合いに出て
ほぼ独壇場で話を続け
多くの生徒の怒りとしらけを
頭から無視して
企画を演劇に変えました

その結果は
積極的に劇に取り組む生徒と
ほぼ何もしない生徒に
分断され、クラスの雰囲気も
悪くなりました

こんなこともあるので
やたら「話し合いが大事」
と言うような人は
警戒する習慣がつきました(笑)

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