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0956 「公明党幹部はガン」という麻生発言のウラに見えること ~ニュースは表面だけを見てもわからない~

麻生副総裁が地元の講演で
公明党の山口代表らを
「ガン」とこき下ろしたようです

政治家の発言のニュースは
海面に浮かぶ氷山のように
見えている表面的な部分と
海面下の見えない部分の形が
全く異なるように
その発言のウラにあることを
推測することが大事です

誰もがすぐに思うのは
自民党内部でも公明党に
相当な不満があるんだな、
というようなことですが

前後の様々な状況を
重ね合わせてみると
もっと重要なことが
嫌がおうにも見えてきます

時系列でみると
8月に麻生氏が台湾訪問し
「戦う覚悟」発言
      ↓
9月に内閣改造で防衛相に
安倍さんに近い木原稔氏就任
                      ↓
10月に木原防衛相が訪米し
オースティン国防長官と会談

この流れを見ると
かなり台湾有事の緊張が
高まってきたのでは、と
思わざるを得ません

その時、親中でリベラルな
公明党が足を引っ張らないように
牽制した発言と思います

もう一つは、麻生さんが
ここまで強い発言をするのは
国民民主党との連立構想が
予想以上に進んでいるのかな、
と思ってしまいます

元国民民主党副代表の
矢田稚子氏を首相補佐官に
異例の抜擢をしたことと
考え合わせると
話の辻褄が合いますね

地上波や新聞などの
オールドメディアは
相も変わらず麻生氏お得意の
失言というニュアンスで
報じているようですが

年をとったとはいえ
頭脳明晰な麻生さんは
その辺を十分計算に入れて
発言していると思います

いつも中国に忖度し
憲法改正の足を引っ張る党と
自分の国は自分で守る、と
憲法改正に積極的な党の
どちらと組むべきかは
言うまでもないことです

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