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0929 「戦うこと」を否定する戦後教育は 子供たちの学習機会を奪い「ごまかすこと」を植えつけてきた

このnote上で何度か
「戦うことを否定する教育」が
日本をダメにしたのでは?
と、書いてきました

では、なぜ
戦うことを教えることが
必要なのかというと
「戦うためには、いろいろ
 考えなければいけない」
からと自分は思っています

脊髄反射の単純な人は
「戦う」というとすぐに
戦争や殴り合いの喧嘩しか
思い浮かばないようですが
戦いとは神経戦や言論戦、
スポーツやコンクール、
選挙や外交も「戦い」です

真剣に戦うならば
自分と相手の力関係の把握
対立を生んだ背景や事情
敵の長所と短所の分析
時期や気候、環境の影響・・・
など様々なことを考えて
どう戦っていくかを
悩み、試行錯誤して
結論を出していきます

子供を例にしてみると
イジメや嫌がらせを受けたら
なぜ相手はそういうことを
してくるのかを考え
自分に非がないならば
どう対処するかを考えます

自分より弱い相手なら
力技で黙らせるとか
相手が複数ならば
個々に分断して対処するとか
先生や周囲の友人の
協力を得て人数で勝つとか
その時の環境や状況も考慮し
いろいろ考えるはずです

このような過程が
人間の成長段階において
すごく大切なことで
これこそ本当の「学習」です

しかし、戦うことを否定し
「喧嘩をしてはいけません」
「みんな仲良くしましょう」と
親や学校の教師が子供たちの
学習の機会を奪っていたら

子供たちは戦うことでなく
「誤魔化すこと」だけを
知らず知らずのうちに
身につけていくのです

「戦争ごっこ」を禁止され
遊びの中の「戦うこと」さえ
経験させてもらえなかった
子供たちが大人になった時
ウソをついて物事を誤魔化し
イヤな事を先送りして逃げ
喧嘩のルールや限度を
知らないがために
一気にエスカレートして
人を残忍に殺したり
弱者を選んで刃を向けたり
異常行動をとるのです

国のトップである首相を筆頭に
そんな「反面教師」のような
大人が沢山いるのだから
今こそ、戦後教育の間違いを
正すときではないでしょうか


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