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1294 河野太郎氏の出馬会見でわかる「財務省支配」 ~経済成長や国民の生活などは二の次~

立場ある人が話すことには
その「背景」を見ることで
いろいろなことが
見えてくるものです

この河野氏の総裁選への
出馬表明を見れば
日本の政治に財務省が
いかに強く関わってるのか
それがよくわかります

メディアやSNSでは
この河野氏の会見の中の
裏金問題のことばかり
話題にしているようですが
自分はこの記事を見て
一番注目したところは

「『インフレが安定的に2%で
 続いていくに従い金利の
 正常化も行われてくる』と指摘
 国の財政も影響を受けるため
 財政規律を取り戻すことは
 重要だと語った」の部分

これは、国民の生活より
省益を優先する財務省の
言ってることと同じです

経済のことを知らない人には
「財政規律」「金利の正常化」
という言葉は、あたかも
正しい方向に進めるような
イメージを与えますが
とんでもないことです

今「財政規律」という縛りで
支出を減らして金利を上げれば
日本の経済は更に冷え込み
本当に死んでしまいます
そんな事になれば消費は伸びず
給料が上がるはずもなく
更に円高が進んで株安に・・・・

少し経済に明るい人なら
彼の言ってることは
とんでもないことであり
政策で早速批判されています

要は、河野太郎は
国民の生活のことには
全く目を向けていないのです

それなのに、敢えて
このようなことを言う理由は
彼は国民や党員にではなく
財務省にアピールしているのです

国民の方を向くよりも
財務省の方を向く方が
総裁選に勝てる可能性が
高いと思っているのでしょう

メディアの中で財務省の影響が
最も強いと言われている
読売=日テレ系の紙面や番組で
「河野推し」が目立つのが
このことを裏付けていると思います

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