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1058 「ペットの機内持ち込み問題」は 飛行機が公共交通機関であることを前提としなければ解決しない

羽田での航空機事故で
乗客のペットの猫が
貨物室で犠牲になったことで
「ペットの機内持ち込み」
について論争になっています

メディアは有名人の
コメントを紹介してますが
ほとんどが賛成派です
「あーあ、またか」と
辟易しているのですが
自分はこの問題は
LGBT法の時と
本質は同じだと思ってます

「ペットは家族だ」と
言う人にとっては
本当に家族だと思います
だからその人の思いは
尊重したいと思いますが
「それが正しい事なんだ」
と主張し、反対する人に
「おまえは血も涙も
 ないのか」と批判して
そう思っていない人にも
考えを押し付けることは
絶対に受け入れられません

機内持ち込みを
主張する人にとっては
ペットは家族でしょうが
アレルギーのある人や
犬や猫の恐怖症の人には
「生命を脅かす存在」
であることも事実だし
機内食が提供されるので
衛生面でも問題があります

「善意」と思って
機内持ち込みに賛同する人や
軽い気持ちで署名する人は
飛行機が「公共交通」という
認識がないのでは?
と思わざるを得ません

自家用車に犬や猫を
乗せていても
文句を言われないのは
それが公共のものでは
ないからであって

自分以外の多くの人も
利用する「公共交通機関」は
一部の人だけの権利を
優先は出来ないのです

一部では「外国では~」とか
「航空会社によっては~」と
言う人もいますが
搭乗料金が驚くほど高く
そんな航空会社でも
緊急脱出時には
何も持たずに脱出すると
決められているのです

そんな時、手荷物である
ペットを持っていけないことで
トラブルが生じて避難が遅れたり
乗務員の行動に支障をきたす、
ということは十分にありえます

Youtubeなどでは
愛犬家の方や獣医さんで
反対されてる方も
多くおられるので
情に流されるのではなく
メディアはそういう意見も
採り上げてほしいものです

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