旅先で現地人と打ち解けるための3つの実践
外国に行って、そこの現地の人たちと打ち解けあうためには、どうすればいいと思いますか?
わたしは2019年の12月から2020年の4月まで、ミャンマーに駐在していました。(本来なら今もいるはずですがコロナのため行けずにいます)
とても短い期間ではありますが、そこでたくさんの経験をさせてもらって、中でも「現地の人と交流する」ことを大切にしてきました。
今日はわたし流、「現地人と打ち解けるために絶対にすべきこと」をシェアしようと思います。
カタコトでもいいからことばを覚える
外国人が自分の国のことばを覚えていて、いやな気持ちになる人はいないはず。大したことが言えなくても全然いいんです。
「こんにちは」と「ありがとう」さえ言えれば、あとはフィーリングとノリで会話ができます、通じ合えます、本当に。(余裕があれば「おいしい!」も言えたほうが便利です)
ミャンマーでお世話になっている会社のミャンマー人のお家によく遊びに行くんだけど、もちろんご両親は日本語を知っているはずもなく、英語も話せません。でも私のためにたくさんの食べ物を用意してくれていて、すごくあたたかい気持ちになるので、わたしは渾身のボディランゲージと「ありがとう」「おいしい」を連発して感謝の意を示しています(笑)
外国人と交流するうえで現地語の習得はできるだけしたほうがいい、でも、完璧じゃなくても全然大丈夫。たった数個のことばとありったけの感謝の気持ちを一緒に伝えれば、ことばがわからなくても通じ合えちゃいます。
(でも、やっぱり深い話はできないので現地語を勉強したほうがいいとは思う)
写真:ミャンマー人の家族が出してくれた果物と伝統茶菓子
現地の服を着る
これも前述した「ことば」の次に大切にしていることです。
わたしが憧れる女性のひとりに、アフリカを女ひとりで旅するフォトグラファーのヨシダナギさんという方がいます。
ナギさんは、アフリカを女一人で旅しながら様々な民族の写真を撮っていて、中にはよそ者を拒む民族ももちろんいます。そんなときナギさんはきまってその民族と同じ格好をしているんだって。たとえば、上半身何も着ない裸族だったら、自分も服を脱いでさらけ出す。
わたしはまだ現地で上裸になった経験はないけれど、ミャンマーにいるときはほぼ毎日ミャンマーの民族衣装である「ロンジ―」を履いていました。
ロンジ―を履いていると、ミャンマー人に間違われることも多くてうれしかった(笑)外国人だと分かった瞬間に、「あなたのロンジ―とってもすてきね!」とみんな褒めてくれる。
現地の人々に溶け込むためには、その人たちと同じスタイルになることが、とても効果的なんだなと確信しました。わたしも現地人と仲良くなれてうれしいし、現地の人も外国人が自分の国の文化を理解しようとしてくれていてうれしくなる。「同じ格好作戦」の相乗効果、ハンパないです。
写真:ロンジ―を着るわたし(左から2番目)とミャンマー人の家族
ローカルな乗り物に乗る
旅行に行ったときはできればタクシー行動だけじゃなくて、現地のローカルバスや電車に乗ってみてほしいです。現地の人と行動をともにして見えてくるすてきな国民性や特徴がたくさんあるから。
ミャンマーではバスが主要な交通手段なのですが、私は今までバスに外国人が乗っているのを見たことがありません(笑)
わたしはミャンマーのバスが大好きです。降りる駅がわからなかったので事前に運転手に行きたい場所の写真を見せたら、運転手が全乗客にむかって「おーい!この子が○○で降りるからみんな伝えてあげてくれよ!」「了解!まかせとけー!」みたいな感じのやりとりがあり、私の周りに座っているおばちゃんたちが世話を焼いてわたしが降りる駅までアシストしてくれたり。
バス停がわからなくて近くを歩いている人に聞いたら、一緒に40分ぐらいかけてバス停まで送ってくれたり。
現地人と行動をともにすることで、その国の人たちの国民性が見えてくる、見えてくる。もしかしたらそこで新たな出会いがあるかもしれないしね。とてもおすすめです。
写真:もの売りがひしめくローカルバス
今日は簡単にですが、わたしがいつも実践している「旅先で現地人と打ち解けるためにしている3つのこと」について紹介をしました!
この記事を書いていたら、海外に早くまた行きたい気持ちが強くなりました。。。!海外最高。
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