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美内すずえさんの不思議

『ガラスの仮面』の美内すずえさんはスピリチュアルの探求家としても知る人ぞ知る存在…。
一度、ひとつの記事にまとめておこうと思い立ちました。(^^)
よろしければお付き合いください。

各界トップとの『見えない力』対談本

2018年11月出版のこの本。対談しているお三方は、それぞれの世界で超一流の地位を築いています。
こんな贅沢な本は、美内さんだからこそ出せるんだなぁ…!と思いつつ、グイグイ引きこまれてあっという間に読んでしまうこと間違いないです!

 能) 梅若実 :人間国宝
 古武術) 甲野善紀 :人間離れした技を会得。TVでも有名とのこと
 物理学) 大栗博司 :カリフォルニア工科大、東大等の研究機関の所長

甲野さんは、数年前、朝日カルチャーの講座があったので私も見に行きました。書かれてある通りの、人知を超えた技をこの目で見ました!

大栗さんは『9次元からきた男』という映像作品の科学監修もされたとのこと。この作品、ちょうど私も科学博物館のプラネタリウムで観たことがある作品です。タイミングのよさに当時びっくりしたものです。

さてさて、本に戻りますと、当時、出版記念として美内先生の講演会&サイン会があって、わたしも参加しました。ですので、本にはサインを頂いています(TOP写真。横ですみません…(泣)。

美内さんは、幼少期より不思議体験がたくさんあったそうです。そして、(実は)大人になってからも、ずーっと不思議世界を探求し続けてきました。

”「漫画家だからあんなことやってるのよ」と言ってもらえる。漫画家というのは自分のとっての免罪符みたいなもの” というようなことをおっしゃっていたのが印象的でした。

あくなき探求心がありながら、あのお人柄…。いかにも温厚そう&好奇心はあるが私利私欲が抜け落ちている感じが、各界にお顔が広い一因でもあるんだろうなぁ、と拝察するところです。
以前NHKの『達人×達人』に出ていらしたこともあるけど、パッと見は、人のよさそうなごくふつうのマダムなんですよね。

こんな映像もありますよ。


スピリチュアルたっぷり漫画本『アマテラス』と『ガラスの仮面』の”紅天女”の縁

こちらが、美内さんの漫画作品の中でも特に、スピリチュアルの真髄に迫った作品です。
完結しておらず、私も期待せず続編を待っているところです(^^)。

この”アマテラス”と、『ガラスの仮面』で物語のキーとなる”紅天女”は、実は一対となっているテーマということも、『見えない力 対談集』の本ではじっくり書いてくれています。

ともにT神社(=天河神社ですよね(#^^#))と縁の深いテーマです。

不思議体験、ご友人のネタの数々

『見えない力対談集』ですが、対談部分ももちろんなのですが、美内先生によるコラムもいくつか入っていて、それがまあびっくり仰天&おもしろいことといったら…!!!

ご主人のネタ…龍を見た話、夢の話、喫茶店を開いた山の話、ほかにエーッという仙人のネタ、多摩川沿いに住む不思議な女性のネタetc…

ありえないほどの不思議体験の数々を、漫画家のストーリーテリング能力で書かれるとこうなるわけか!ということばかりで、読んでない方はもったいなさすぎますっ。

そういえば、前回書いた浅野和三郎の話も、甲野善紀との対談部分に出てきますよ…!

なかに、書家のご友人のネタが出てきます。
このご友人は電話をしながらでも部屋の様子や相手の心理状況を見抜くそうです。
あくまでも私の推察ですが、この方のことだろうな…と思っています。
(以前、ご一緒にイベントに出ていたのと、本の内容からの推察。)

美内すずえ×田口ランディ

そしてずっと古く、2001年に出版された本ですが、この本もまた、美内先生の不思議側の部分がしっかりと書かれています。
掲載されているのは美内先生と田口ランディの対談で、これまた不思議すぎるお話。

ー田口ランディが小説を出すことになる前に出会った不思議なおじいさん。
なぜかそのおじいさんたちと出雲を旅するのですが、旅路の間に「本を出すことになる。帯は村上龍に書いてもらえ」というようなことを言われたと。そして実際そうなったのでした。
…。(#^^#)

もっと詳細にわたり書かれているのですが、この2人で話している様子は本当におもしろいですよ。図書館にあったらぜひ読んでみてください!
本全体もコアすぎて、なんていうかもはやシュールで(笑、この世界に興味がある方は満足できるはずです(^^)。

美内すずえのご主人が開いたカフェ

『見えない力 対談集』でも甲府店について不思議な話が存分に書かれているカフェですが、吉祥寺店には数年前、私も2回ほど行きました。
美内先生には会えなかったのですが、ここでしか買えない不思議なCDや、美内先生が研究しているという”葦船”も置いてありました。

奇跡的だったともいえる”紅天女”のオペラ

”紅天女”は、2020年1月にオペラが上演されました。

私も当時観に行くことができたんですが、全然期待していなかったのに笑、終盤では号泣して涙が止まりませんでした。
皆のスタンディングオベーションも、これまで経験したことがない凄さだったんです…!

この年の3月頃から、コロナが本格化して、世の中で数々の作品の上演が中止になってしまいましたよね。
”紅天女”のオペラも、もう少し先の設定だったら、実現していなかったかもしれないです。

私はこのタイミングにも不思議というか絶妙な計らいを感じます…。

というのも、美内先生が繰り返し色々なところで言われていることですが(『見えない力 対談集』にももちろん書いてあります)、”紅天女”は、いつも時勢と相まって、人間の在り方への警告になっているというのが、奥のテーマだそうです。
そして、いつもありえないような展開が重なって舞台化などが決定するそうです。

”紅天女”のオペラのストーリーは、以下のようなものでした。


人間が世界のありがたみを忘れ、私利私欲と暴力によって地球を滅ぼす行いを繰り返すので、天界が人間を滅ぼすことに決める。しかし、すんでのところで、神は人間の清い心に打たれ、計画を中止する。

”紅天女”=天界、創造主の意思
という感じなのでしょうね。(*^^*)

まだ出会っていない方がいたら、ぜひぜひ、この深いストーリーにハマってみてほしいです。
長くなりましたが終わります。
ありがとうございました☆彡

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