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プノンペンで今年開催のサミットって?

今年、カンボジアでは、アジア欧州会合というものが開催されます。  

ASEMとも呼ばれるそうですが、なんでも『世界規模で課題解決を目指す』のだそうで、51カ国、2機関が参加しています。もちろん、日本も参加していますよ!!この会合は、2年に1度開催されていて、1996年の発足から今回で13回目になるのだとか。アジア開催とヨーロッパ開催が交互みたいで、前回はブリュッセルだったそうですが、今回はカンボジアのプノンペンでの開催です!      

以前、ブログにも書いたんですが、大きな国際会議を開催できるということは、その国の成長をはかる一つの指標になるので、これはとても素晴らしいことですよね!        

会場となるのは、チョロイチャンバーという地域に作られている国際展示場のような場所だそう。ダイヤモンドアイランドという、半島になっているところにサテライトシティが作られているのですが、その中にある大きな会場です。        

このASEMがプノンペンで開催されることによるメリットはさまざまあります。  

・アジアの国々からの注目が集まる
・もちろんヨーロッパ圏からも同様
・一時的にも人が大勢あつまることによる経済効果
・建設中の建物が多いことで成長をアピールできる  

ざっと挙げただけでもこれだけあります。        

このブログを読んでくださっている方は「カンボジアの可能性はもう何年も前に気付いている」という状態かと思いますが、世界の国々からの評価は、必ずしもそうではありません。  

そのことに気付いていない人は、おそらく私たちが想像するよりも多いはずです。なんせ、少し前(といってももう30年ほど前ですが)まで内戦していましたし、壊滅状態にあったところで記憶が止まっている人は少なくありません。もちろん、日本人も含めてです。

このASEMの開催を機に、参加国の人々に「カンボジアはもう戦後を脱し、成長期に入っている」ということをアピールするには、絶好の機会となります。すでに投資をしている私たちにとっては、後からさらなる投資が入ってくることは 非常に大きなメリットとなり、利益アップの一因となります。おおいに期待したいですね!            

ちなみにですが、中国人は海外での不動産投資が人気で、いまや世界で最もクロスボーダーの不動産投資かがいる国になっています。その彼らの目は今や欧米ではなく ASEAN各国に向けられているのです。それまでは、アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアといったいわゆる伝統的な不動産投資市場に向けられており、それも飽和状態となったため、高い利回りが期待できるASEANへと移り変わっているということです。  

それに、それまでの欧米各国よりも圧倒的に近い!中国からASEANの国々へは、多くの国が陸路でOK、かつ空路でも1~3時間程度ですからね。高い資金力と商売根性を持つ彼らにとって、現在のASEANは格好の投資対象なのでしょうね。中国からお金や人が入ってくることは、何となく懸念材料が少なくない気はしますが、だからといって、カンボジアがそれなくして発展できたかというと厳しかったんじゃないかなーと思わざるをえません。今後は中国ばかりでなく、欧州など幅広い国々からの注目を集めていくことを願うところです!

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