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「ワールドトリガー」アニメでも大人気作品#210

今回は、最近ハマっていてアニメ化もされた

ワールドトリガー」について書きます。

葦原大介さんの作品で、2013年からスタートした作品。

私が読み始めたのは今年からですが、

スタートから既に11年続いている人気作品です。

現在27巻まで出ていて、アニメも最新刊に近いところまで配信されていますので、まだ読んだことがない、見たことがない人でも入りやすい作品だと思います。


あらすじ

三門市。人口28万人。
ある日この町に異世界への門が開いた。
「近界民(ネイバー)」後にそう呼ばれる異次元からの侵略者が門付近の地域を蹂躙、街は恐怖に包まれた。
近界民に地球上の兵器は効果が薄く、都市の壊滅は時間の問題と思われた。
しかし、その時突如現れた謎の一団が近界民を撃退。
近界民の技術を独自に研究し、「こちら側」の世界を守るため戦う組織、界境防衛機関「ボーダー」。彼らはわずかな期間で巨大な基地を作り上げ、近界民に対する防衛体制を整えた。
それから4年。門は依然として開いているにも拘わらず、三門市を出て行く人間は驚くほど少ない。

出典:東映アニメーション

トリオン」という誰もが持っている生体エネルギーを、

トリガー」と呼ぶ武器の発動エネルギーに変えて

主人公たちは戦います。

身体能力と同様に、「トリオン」にも個人差があり、

身体能力とは直接的な関連性はない設定のようです。

戦いを繰り広げている近界民(ネイバー)の世界は、

宇宙のような世界に無数の惑星(国)が広がっているという設定です。

近界民(ネイバー)の惑星(国)は、「トリオン」で維持されており

自分たちの惑星(国)の生命エネルギーに変えるため、

地球に住む「トリオン」量の高い人を攫っていくことから戦いが生まれています。


見どころ1:主人公たちを応援したくなる!

主人公の三雲修はチームを組んだ空閑遊真、雨取千佳と共に、

近界民(ネイバー)の惑星(国)に向かう遠征メンバーに入る!

という目標を元に物語が始まります。

高い戦闘力と戦闘経験豊富な空閑遊真

高い「トリオン」量を持っている雨取千佳

と比べ、主人公の三雲修は「戦闘力」や「トリオン」量が決して高くない設定となっています。

他の人とは違った才能やポテンシャルを持った主人公!

という設定ではなく、周りのボーダー隊員と比較しても序列が低く見られることもあります。

ですが、

空閑遊真や雨取千佳の力を活かす!戦略を練る!

という発想の転換から主人公だけでなく、チームとして

力をつけていく過程に作品の魅力を感じています。


見どころ2:戦争をしていても、血が流れないという設定

地球人も近界民(ネイバー)も、「トリオン体」という

「トリオン」で構成された体で戦います。

「D.Gray-man」で例えるならば、アレイスター・クロウリー三世が

イノセンスの力で、血液だけで戦闘を行ったようなイメージかと思います。

戦闘体が「トリオン」で構成されているため、

傷を負ったとしても血が流れることなく、

「トリオン」がミストのように流れ出てしまうように描かれています。

限界値まで「トリオン」が流れ出てしまったら、活動限界となり

元の肉体に戻るようです。

設定だけを簡略的にみると、

「中高生が武器を持って、異世界人と戦争をしている!」

という構図となります。

戦争をしているにも関わらず、血が流れないという設定が

年齢問わず物語を受け入れやすくしているように思います。


まとめ

単行本は1つ話の区切りがつき、次の章にすすんだ段階です。

24巻までくらいは、本作品の序章といったところで

アニメも序章の部分までが描かれており、これからより面白くなっていく作品だと思います。

まだ本作を見ていない方は、単行本でもアニメからでもはじめやすくおすすめです。


枡田泰明

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