キアヌ・リーブス主演「ジョン・ウィック」〜妻を愛した夫の物語〜#187
今回は、先日9月22日(金)に公開された
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を観てきた感想について書きます。
シリーズ第4作目であり、シリーズ最終作!!!
(のはず・・・)
妻と愛する犬を失った元殺し屋が、復讐と自由を手にいれるストーリー。
最終話に相応しいクライマックスを、ぜひ映画館で体感してください!
※ネタバレ含みます。
事前の予告映像だけでは受け取りきれない面白さでした。
見どころ1:殺し屋の友情
今作でジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)の旧友として、
殺し屋ケイン(ドニー・イェン)と大阪コンチネンタルの支配人シマズ(真田広之)が登場します。
ともに、主席連合に従属する立場であり、大切なものを守るために対立してしまいます。
ジョン・ウィックは自分の自由を掴むために戦うも、友人2人の大切なものも守ろうとします。
前作までも、支配人のウィンストン(イアン・マクシェーン)と共闘したり、殺し屋ソフィア(ハルベリー)が犬を殺されたことへの気持ちを汲み取るシーンが描かれています。
自分の周りにいる人を大切にする姿から、ジョン・ウィックの人柄が伝わってきます。
見どころ2:世界最長の222段の階段落ちアクション
ジョン・ウィックシリーズの見どころの1つとして挙げられるのが、アクションシーンです!
今回のアクションシーンでの見どころは、
パリ凱旋門前で、自動車が行き交うなかでの銃格闘戦
サクレ・クール寺院に向かう途中にある222段もある階段での銃格闘戦
です。
凱旋門前で銃格闘戦をやりながら、敵を撃つだけでなく、あんなにも大人数を車に衝突させるシーンは初めてみました。
あのシーンだけでも、スタントマンと走行車両の数から臨場感があります!
サクレ・クール寺院に向かうシーンでも、銃格闘戦だけでなく、階段や坂を転げ落ちるシーンもとても印象的です。
思わず「ジョン・ウィックはいくつ命があるんだろう!?」と疑いたくなるほどに、敵を倒すだけでなく自身も投げ飛ばされたり、階段に叩きつけられたりと激しいアクションが繰り広げられます。
見どころ3:ジョン・ウィックが手に入れたもの
主席連合との関係を断つために、ジョン・ウィックは主席連合の1人に決闘を申し込みます。
ケインは主席連合の代理として、娘を守るために、ジョン・ウィックと決闘に挑みます。
決着として、
自分の自由と、ウィンストンの地位と、ケインの自由と娘を守ることに成功します。
ですが、自由という自分の命の終わる先を探し続けていたようにもみえました。
自由となったケインも、娘に会いに行く途中でシマズの娘に命を狙われて終わっていきます。
「殺し屋」という裏社会を目に見えない契りからも、伝わってくる作品でした。
まとめ
冒頭の戦いに身を投じる直前で、「墓になんと彫る追悼の言葉は何にするか?」という会話をするシーンがあります。
執事のシャロンに「友へ」と彫ったとシャロンが話すと、
ジョン・ウィックは「妻を愛した男」と彫って欲しいと言います。
自分がどんな生き方をして、何を大切にし、どんな人だった、と考えるきっかけにもなりました。
Amazonオリジナル作品としてウィンストンを主役とした「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」というドラマ作品も始まっているようなので、観てみたいと思います。
枡田泰明
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