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【そろそろパーツ毎に分けて描きませんか?[3]】[note0052]

こんばんは。

うさぎのガチャガチャを見つけると、ついやってみたくなる「お絵描き研究家Ryo」です。
正式名称はカプセルトイなんですね。
色んな呼び方がありますが、僕はガチャガチャと言います。地域によっても違うのかな?


僕はイラストのお仕事をしたり、デザインのお仕事をしたり、うさぎ雑貨とキャンドルのお店を経営しながら雑貨作りをしたり、生徒さんにビジネスアーティスト講座(絵の描き方・物語の作り方・販売方法などのレッスン)をしたりしています。

このnoteでは「退屈な日常に楽しさを。一般人でもクリエイターになれる!」をモットーに。
「1人でも多くの方の人生を楽しく出来るように、誰かの可能性のきっかけになるように」と、そのきっかけの1つとして絵を通じてお伝えしたいということで配信しています。

◇◇◇◇◇◇

1.はじめに

皆さんは絵を描くときに、どういう描き方をしていますか?
初心者の方は、線だけを見てしまって、絵が線の集まりにしか見えないという感覚の方が多いと思います。

例えば、「ここにこんな線があって・・・この部分にこの線があって・・・」
という感じで絵を描いている人は、線のみを見ている方の可能性が高いです。

今日は、そんな線ばかりを追いかける描き方から卒業しましょうというレッスンです。
絵描きの初心者から、もう一歩上の段階に行きましょう!

ということで、第3回目になります。
前回の続きになりますので、まだ見ていない方は先に見てみてください。

では、はじめます。


2.髪型をパーツに分けて考える

髪型って描くの難しいですよね?
僕も最初の頃は、頭の形が変になったりして大変苦労しました。
その原因としては、

・頭の形が分かっていなかった。
・髪を1つの塊と思って描いていた。
・髪型が思いつかない。

この1つの原因の「頭の形がわかっていなかった。」は、【そろそろパーツ毎に分けて描きませんか?[1]】でやりました輪郭で、なんとなく理解できたかと思います。

その次の問題が髪型を一番難しく考えさせる原因だと思います。
今日はこの【髪型をパーツ毎に描く】ということを主にやっていきたいと思います。

これが出来れば、割とどんな髪型でも上手く描くことが出来るので、一緒にやっていきましょう。


3.髪を分けて考える方法

まずは、前回の続き。
この状態で終わっていました。

立体研究キャラクター6顔3-1

ここから髪を描いてくのですが、3パーツに分けて考えます。

・前
・横
・後ろ

実際に描いてみます。

立体研究キャラクター6顔3-2

こうやって分けてしまえば、そのパーツごとにアレンジして考えることが出来ます。
前髪はこう、横は耳を出して、後ろは長く・・・
といったように、描きながら髪型を考えることが出来ます。

慣れてくれば、全体のシルエットを考えて描く方法も出来るようになりますが、まずは基本から押さえていきましょう。


4.前髪

まずは前髪から描いていきましょう。
前髪の範囲ですが、必ず先程の絵の部分しかダメというわけではないです。
実際に皆さんが前髪を決めるときに、人それぞれの前髪の範囲があるように、そのキャラクターに合わせた前髪の範囲を決めてしまってください。

色々な種類の前髪を描いてみます。
これを見て、皆さんもこういう感じで描いていけばいいんだという事を理解していただければいいなと思います。

立体研究キャラクター6顔3-3

パッと思いつく感じで色々やってみました。
これだけでもかなり種類ありますよね?
そして、残りの「横」と「後ろ」の組み合わせによって、ものすごい種類の髪型を作ることが出来ます。
後でやってみますね。

前髪でのポイントは、

・髪の流れを意識する
・顔の凹凸を意識する

この2つです。
要するに「頭・顔の立体の形に沿って髪が流れているか。」ということですね。

目を描くときや顔を描くときに【十字線】を描いたと思いますが、この線を前髪にもきちんと適用しましょう。
特にわかりやすいのが、「パッツン前髪」の時です。
今回使用しているイラストは、それが分かりやすいように「パッツン前髪」にしています。

そして、前髪の十字線に沿って前髪を描いていくのですが、いくら「パッツン前髪」だからといって、きれいに線を描いてしまうとヘルメットのようになってしまいます。
ランダムにギザギザにしてみてください。
そのギザギザは、髪の流れに沿ってギザギザすると自然になります。



5.サイド

続いて横もやっていきましょう。
ここは、かなり遊んでアレンジして楽しんでください。
顔の形さえ意識していれば、後は自由です。

立体研究キャラクター6顔3-5

ここでの注意は、やっぱり顔の形を意識すること。
これはもう共通ですね。

「ぱっつんボブ」にするときに分かりやすいです。
ここでも出てくる「十字線」
この「十字線」を延長したような感じでサイドを描いてみてください。
ギザギザの描き方は、「ぱっつん前髪」と同じです。

立体研究キャラクター6顔3-6

下の線が裏側に回り込んでいるのは、髪の毛も回り込んでいるからです。

他に注意するとしたら、髪を後ろでくくる時。
まだ後ろの髪が決まっていないので、ある程度後ろに髪を持っていくしかないです。

実際に描くときは、全体を薄く下描きしながら髪型を決め、そのあとしっかり描いていけばいいです。
パソコンで描く場合は、レイヤーなどを追加すれば、いくらでも描きながら悩むことが出来ます。


6.バック

最後に、後ろの髪を描いていきましょう。
ここも頭の形を意識すれば、かなり自由に出来ます。
この後ろの髪で全体のシルエットも変わってきますので、色々試してみてください。

立体研究キャラクター6顔3-7

ここでの注意は、後頭部をしっかり描くこと。
よくあるのが、頭の形を理解していないので、前髪とサイドだけ描いた状態で終了してしまう絵。
よく言う「ぜっぺき」になってしまいます。

頭の形をきっちり理解して、その形に髪が乗っかってるというイメージをすれば、きちんと髪が生えているように見えます。
髪は必ずボリュームが出ます。
そこを考えずに、頭の形のまま髪を描くと、頭に髪が張り付いてペッチャンコになりますので気を付けてくださいね。

立体研究キャラクター6顔3-8


7.色んな髪型のアレンジ

これで顔は描けるようになったと思います。
違う角度は、またレッスンしますね。

3種類だけ髪型を描いて今日は終わりにします。

立体研究キャラクター6顔3-9


8.あとがき

今日のレッスンはここまで。
いかがだったでしょうか?

人間の描き方は、またやってみたいと思います。
こんな感じで、動物の描き方やアレンジの仕方もレッスンしたいですね。

では、次回もお楽しみに。


◇◇◇◇◇◇

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