【オリジナルの物語を作る前に必要なこと】[note0040]

こんにちは。

昨日書こうとしていた記事ですが、簡単には終わらず意外とボリュームのある記事なってしまいました。
もっと簡潔にスマホでの編集も簡単にできるくらいの文章を書こうと努力中の、お絵描き研究家Ryoです。

僕はイラストのお仕事をしたり、デザインのお仕事をしたり、うさぎ雑貨とキャンドルのお店を経営しながら雑貨作りをしたり、生徒さんにブランド作り(絵の描き方・物語の作り方など)のレッスンをしたりしています。

このnoteでは「退屈な日常に楽しさを。一般人でもクリエイターになれる！」をモットーに。
「１人でも多くの方の人生を楽しく出来るように、誰かの可能性のきっかけになるように」と、そのきっかけの1つとして絵を通じてお伝えしたいということで配信しています。

はじめに

【オリジナルの物語を作る前に必要なこと】というテーマでお話しをしたいと思います。

皆さんは、絵を描きますか？
この記事に興味を持ったあなたは、物語作りについて少しは興味があると思います。

・作れなくても、お話作りには興味はある。
・作れるけど、面白い物語が作れない。
・絵は描けないが、物語ってどうやって作るのかなぁ？
・「物語を作る」というキーワードに反応してしまった。
・この人は今回どんな事を書くのだろう。

なんてことを思いながらこのページを開いていただいたかと思います。
今日は、【オリジナルの物語を作る前に必要なこと】を説明しながら、自分について見つめ直すようなお話しをしていこうと思います。

ちょっと変わった内容ですよね。
絵を描けない方も、どうぞお楽しみください。

オリジナルの物語は、何かを伝えるということ

「自分が作った物語を作品にしたい！」
こんな事を考えたことはありますか？
「物語なんて自分には無理」と諦めてしまっている方もいるかもしれませんね。

普通に生活していても、物語を作るなんてことが必要になることなんてありません。
でも、作ることに憧れることはあるかもしれませんね。

映画を観たり、ドラマを観たり、小説を読んだり、漫画を読んだりした時に、「自分でもこんな話しが作れたらなぁ」なんて思ったことはありませんか？

そんな物語を、ちょっとでも「作りたいなぁ」「作れたら良いなぁ」と思えた方にお話ししますね。

感動する・スカッとする・楽しいなど、そんなことを思える作品とは、どういう作品と言えるでしょうか。
色々な言い方があると思います。

簡単にまとめると、【心が動かされる作品】ではないでしょうか。
この【心が動かされる作品】がオリジナルの作品を作るのに必要な条件です。

「心が動く」「心を動かす」とは、どうすれば良いのでしょうか？

人の心を動かそう

人の心を動かそうと思うのであれば、まず、自分の心が動いたことを知りましょう。
なぜかというと、一番わかりやすいのは自分の心ですよね。
そんな自分の心でさえもわからなかったら、他人の心なんてとても理解なんてできるとは思えません。

自分の心が動く。
今まで意識なんてしたことはないと思いますが、ちょっと考えてみてください。

自分はどんなものに感動しますか？
自分はどんなものに喜びを感じますか？
自分はどんなものに怒りを感じますか？
自分はどんなものに悲しみを感じますか？

なんとなく頭で思い描いて「大体こんな感じ」と、少し想像してすぐに次の話に向かってしまいませんか？
そして、答えがはっきり出ないまま、あやふやにして分かったつもりでいるのです。

もう少し深く考えてみましょう。
その為には、まず【自分の好きなもの】を考えてみましょう。

自分の好きなもの知ってる？

「自分の好きな物」
はっきり言葉にできますか？

言葉にするところがポイントです。
紙のノートやメモ帳に書いても良いし、スマホのメモ帳に入力しても良いし、誰かにお話ししても良いです。
いくらでもいいので、複数出してみましょう。

では、「自分がめちゃくちゃ好きな物」はなんですか？言葉にしてみて下さい。

どうですか？
意外に難しくないですか？
「自分の好きな物」を考えた後で考え出すと、本当にそれが好きなのかどうかさえわからなくなってきたりします。

なぜ、この「自分の好きな物を考える事」をしていただいたかというと、【自分の心が動かされるものを知る】という作業をしてもらう為なんです。
その方法として1番簡単そうなことが、【自分の好きなもの】を考えることです。

では、「自分がめちゃくちゃ好きな物」とはどんな物でしょうか？

パッと頭に浮かんでくる人もいますし、好きなものを挙げた後だと迷ってしまう人もいます。
きっと考えてみたら「好きなもの」と「めちゃくちゃ好きなもの」の差があまりない事に気付いたということがあるかもしれません。

実は自分では気付いてない【めちゃくちゃ好き】

オリジナルの物語をつくる為に、まず自分の好きな事を題材に入れると作りやすいのですが、【めちゃくちゃ好きなもの】でないと、すぐにネタ切れになってしまいます。
きっと飽きるのも早いでしょう。

【昔からずっと好きなもの】【長く好きと思えているもの】はありますか？

考えて言葉にしてみましょう。

もう気付いたかもしれませんが【めちゃくちゃ好きなもの】って、実は【長く好きでいられているもの】だということ。
もしくは、【長く好きでいることができるもの】です。

それがいくつかあるなら、その本質を考えてみましょう。
本質を考えるとは、なぜ自分はそれが好きなのかを考えるということ。
実際は少し違うことが好きな可能性もあるのです。

例えば、昔から「かくれんぼ」が好きだとします。
でも、よくよく考えてみると、隠れる時にどこか自分の場所を見つけて隠れていた。その隠れていた場所が秘密基地みたいで楽しかった。

こういうことがわかったとします。
ここで自分が好きなのは「かくれんぼ」という遊びよりも、自分の秘密基地にいることが楽しいということがわかりました。

そして、思い返してみれば「ツリーハウス」や、「秘密の小部屋」など、誰にも見つからずに自分だけが秘密にしている部屋が好きだという共通点がわかりました。

ここで言葉にすると、「誰にも邪魔されない秘密の部屋」が好き。という事になります。

それがわかれば、「誰にも邪魔されない秘密の部屋」がテーマのお話がかけそうです。

こんな感じで、自分の【めちゃくちゃ好き】を探してみてください。

なぜそれが好きなのかわかる？

「誰にも邪魔されない秘密の部屋」が好きだとして、なぜそれが好きなのかを説明できるでしょうか？
ここが1番大事です。

自分の気持ちが動くことを説明できないと、わかっていないのと同じ。

先程と同じで、頭の中でふわっとイメージして、なんとなくわかってるだけではダメです。
ちゃんと言葉にしてみましょう。

あなたは「秘密」という言葉に反応するのですか？
それとも「小部屋」という言葉に反応してしまう？
そうやって、細かく考えてみます。

本屋さんに行ったら、「秘密」という言葉が入った本が目に入ってしまう。
街を歩いていたら、「秘密」という言葉が入った看板やお店に目が行ってしまう。
こうなったらわかりやすいです。

もしかしたら、不思議な部屋のイメージを頭の中で作り上げていて、その不思議なイメージが好きなのかもしれません。

不思議なイメージが好きだとすると、考えられるのは現実逃避かもしれません。
そう仮定してみます。
ここまでたどり着いたら、あと一歩です。

「現実逃避」を軸に色々考えてみましょう。

・ディズニーランドが好き
・中に入ると雰囲気のあるお店が好き
・海外が好き

こんな事を考えてみて、それが見事全部当てはまっていれば好きなものの理由が分かります。
日常とはかけ離れた現実逃避が出来る空間だからですね。

もっと考えていけば、もっと自分が好きなものがわかってくると思います。
そして、「好きな理由」と「それに関係する好きなキーワード」が分かれば、もう「自分の心が動くもの」がはっきりします。

【オリジナルの物語を作る前に必要なこと】とは

いきなり物語作りにとりかかる前に、自分も含め、人の気持ちが動く理由を考えること。
自分はこういうものに気持ちが動く。では、自分の作品を観てくれる人は、自分と同じものに気持ちが動きますか？

作品を作るということは、誰かに何かを伝えるという事です。
伝えるためには、誰にどう伝わるか、何が伝わるかを考えないといけません。
もちろん、自分が何を伝えたいかも知っておきましょう。

◇◇◇◇◇◇

あとがき

今日は【オリジナルの物語を作る前に必要なこと】というテーマでお話しをしました。

自分がやりたいことを作品に込めることは良い事だと思いますが、観てくれる人を置き去りにしてしまっては意味がありません。
常に人の心を意識してみてください。

今まで生きてきて、「自分が好きなもの」は当たり前のように知っていると思っていたと思います。
あやふやにしてしまっている事って、他にもいっぱいあると思います。
勝手に思い込んだまま生活してしまえるんですよね。

もっと色々なことに向き合って考えてみると、もっと自分の人生がクリアになるかもしれません。
この機会に、まずは「自分が好きなもの」「自分がめちゃくちゃ好きなもの」から考えてみてはいかがでしょうか？

◇◇◇◇◇◇

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題材に出来そうなお話しは、今後記事として配信していきたいと思います。

今回も見ていただき、ありがとうございました。