戦った9年、戦うのをやめた1日。

毒親と定義する事と、折衷案を模索する事9年。
出るのにかかった日付は1日。
(いや出る準備を累計すると少し長いけど・・・)



どちらも昨日の事のように思い出せます。
思い出しすぎて夢に出てくるのはノーサンキューだ!!



正直、自身の親を「毒親」と示すことって結構難しい。
便宜上として自身は思っております。
勿論我が母に限った話なので、他の家庭における
〝典型的な〟タイプであるならばまた違いますが。

「何か言い方悪かったかな?」
「気分が優れてなくてタイミング悪かったかな?」

割とドツボにハマっていたんでしょうね。
9年って長いもんで、これをずっと模索してました。
でも段々解ってしまうもので、血を分けた親子であっても
分かんねぇモノは出てくるわけで。



流石に包丁をチラつかせられたりは無かったので
「もう分からない部分は向こうがそういう手法を使うなら
親子関係無く言う。だけど子としての本分は全うする。」
※この手を推進している訳ではありません!絶対!!


の精神でした。
だって言っても分からないけど、我を通してくるなら話は別だよねと。
何より報復って捉えられるのも個人的には挑発に乗った感が
あってめっっちゃ嫌だ。
一方的な悪循環を断ちたかった反骨精神もありましたが。
それでもダメだったらってのはある種自身が納得するための判断材料だと
思ってました。一見すると突っかかっているだけだとは見えますがね。

無茶苦茶な理論は振りかざされにくくなくなったものの、母側ではやっぱり納得できない所、苦し紛れのボロが出てくるからか
あからさまに僕に落ち度が無いと来なくなりました。





こういう小競り合いをしている内は、傍から見ると
「不仲だけど家庭としての体裁は保っているまだ大丈夫な家庭」
大丈夫って言ってる辺り結構怪しいけど

という具合だったと思います。
落としどころとしてはこれで止まっていたならまだ家は出ていません。

ただ、年月を重ねると
「絶対認めない(無敵バリア)」
「都合が悪くなると物が飛んでくる(飛び攻撃)」
「大声を出す(お客様ァ困ります!!)」
と言った最強の手札が並び始めます。自身には実装してない手札です

でもこれらって、手法としては幼稚でも絶対的に
〝相手に否応なしにわからせる為〟の行動なんですよね。
ハイ分かりました、なんて言って「すまんな」って言える相手は
そもそもこんな行動は常に取りません。親だからとか違うとか抜きに。

ここら辺が私の中で納得の決め手になりました。



正直な部分、毒親で悩んでいる人が
「家から出るか出ないかで悩んでいる」部分のネックに
相手方に改善の余地があるかどうか?な部分はあると思います。
(特に自身の接し方で変わる部分で悩んでいる場合は)

その感性自体は悪くありませんが、自分が駄目になるまで考える事って
自然なのかどうか?は一線、心の中にある方が良いです。

分かり合えない〝後にどうしようか〟と考えれる環境が無くなった中に
そこにそれ以上介入できるものは無いって思ってます。

逃げる準備は今日からでも出来るんです。
「そう思いきれたら苦労ぁしてねぇよ!」ってのも分かるから
出てしまえば楽なんだ!ってのも簡単に書きません。
納得して出るのも難しいと思うんです。




ただ、最後に行きつくのは
「家でこの問題に向き合うか」or「家から出ていくか」
なんです。どちらも一長一短で、私は後者を選んだ〝だけ〟です。

ただ、長い間いろんな物事を判断して、自分が納得して家から出たのは
強さなんかでは無い事は記しておきます。

ただ、僕の場合は〝家庭内暴力があった〟や
〝刺されたりした〟等の緊急的な要素が無かったので、
これらの場合がある時は自身で悩むよりも公共機関に相談を!
それらは自身で悩むとかの次元じゃないので。

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