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JAGDA企画の日本のグラフィックデザイン2023に行きました

2023年9月1日(金)~10月19日(木)の期間で開催中の東京ミッドタウン・デザインハブ第104回企画展 日本のグラフィックデザイン2023にeDESIGNERSでお邪魔しました。

日本のグラフィックデザインの現在を展示している本展は、esportsのクリエイティブを行っている我々にとっては普段は触れることのない領域で、大変刺激を与えられました。

ひとつひとつのクオリティにも驚かされた展示でしたが、展示数にもかなり驚かされました。
グラフィックデザインはもちろん、映像やプロダクトなど幅広い分野の作品が驚異の約300点もの数が実物と映像で展示がありました。

この記事ではeDESIGNERSメンバーが印象に残った展示とともに感じたことなどを紹介しようと思います。

NO NUKES NO WAR HIROSHIMA APPEALS 2022 / 佐藤可士和

けーしん / Art Director

タイポだけで組み上げた一枚のグラフィックとしての完成度に驚かされた。ただ文字で埋め尽くすだけでなく、O(オー)や 0(ゼロ)を黄色の丸で統一して表現をするというひと手間でぐっと完成度が高まっている点が素晴らしいと思った。


しばたろ / Video/CG Director

中央揃えと左揃えはどちらか一方に揃え統一させる、行間の間の詰め方など、「当たり前」としていた文字組みの考え方から外れた表現で印象深い。
映像でもタイポグラフィに活かして、アニメーションでさらに動きを付けられそう。実際に付けてみたい。

音楽イベントポスター / 大澤 悠大

ILLA / Graphic Designer

CG部分のメインビジュアルはもちろんだが、特にタイポ部分の表現方法に良さを感じた。
複数のフォントを使いつつ、可読性は残っている。かつアーティスティックにタイポをグラフィックの一部として落とし込んでいる点がいいと思った。 一つのフォントに頼らず、複数のフォントを使う点がタイトルのタイポなどでこのような表現技法を応用できると感じた。


本橋 聖来 / Graphic Designer

技術的に良いと感じる作品は数多くあったけど、その中で心に刺さった作品
言葉選びもそうだけどメッセージをそのままデザインに組み込むのはやってみたいと感じた。


メンバー一同感じたことは、
本当に伝えたいこと、1枚の作品から与えられる印象、機能面で最適なクリエイティブを行うこと、今一度グラフィックデザイン(クリエイティブ)について考えさせられました。
esportsのグラフィックとはまた違うテイストであり、アート寄りな作品の展示の多かった本展から、eDESGNERSには無いものを得られました。

10月19日(木)まで開催されている日本のグラフィックデザイン2023
クリエイターのみなさんはもちろん、グラフィックデザインに興味のある方は是非足を運んでみてください。

最後になりますが、
刺激を受けモチベーションも高まった今回の展示でした。本展を通して得られたことから、更にレベルUPを目指してeDESGNERS一同これからも制作に励みます。
最後までご清覧いただきありがとうございました。

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