茶色い帽子

音楽家。自己満。

茶色い帽子

音楽家。自己満。

最近の記事

大好きだったよ。

これは、あなたが鳴らしたゴングだから。 私があなたから離れて行っても文句言わないでね。喧嘩じゃない。一方的な嫌がらせ。痛い言葉を並べて、気づいてないなんて思って、全部わかってたよ。思い通りに行ってないよ。ごめん。 友達だと思ってた。会った時に距離を感じたのは違和感を感じたのは合っていた。知らないところであなたに何かをしたわけじゃないのにこんな言われようなんて。あんまりじゃない。 「誕生日おめでとう。」毎年祝っていたけれど言わなかった。知っていたけど、これが私のさよならの合図

    • 十字架

      私が背負った十字架をどうしたら外すことができるだろう。 「大丈夫だよ、貴方だから」そう言っていつも私を支えてくれていた。 自分に自信が無かったから。ここにいていいかわからなかったから。居場所をずっと探していた。何かを言い訳にして涙を流し、君を遠ざけていた。本当はわかっていたはずなんだ。ここが私のいるところ。貴方がいる、ここが私の1番幸せなところ。 信用とか信頼とか心のうちを全て話すとか、本当に難しいけど、あの頃そうしていたらきっと何かが変わったんだと思う。言い訳を探して逃げる

      • 憶えてる

        人は言葉や体験よりも匂いで思い出すとよく聞くけれど、君の匂いを私は憶えているのかな。 もうかなり前のことだから薄れてはきているけれど、少しのタバコの匂いに混ざった実家暮らしの強い柔軟剤の香り。ボトル半分はぶちこんでるんじゃないかって笑ったくらいの強い柔軟剤の香り。口実を作ってきみの匂いが欲しくて洗濯を頼んだことがあったっけな。結局君がいなくなった後も数週間匂いが消えるまでそのタオルは使わなかったよ。 合法で匂いを嗅げるその立ち位置はたった数ヶ月で私のものではなくなった。落ち