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「ヤクザときどきピアノ」

鈴木智彦(著)「ヤクザときどきピアノ」読了。

ヤクザ社会のライターである著者が52歳でピアノを始め、約1年でABBAのダンシング・クイーンを弾くまでに。

レイコ先生もなかなか芯のある人で、お言葉が非常に良かった。特に「練習しないと弾けないの。弾ける人は練習したの。難しい話じゃない。」「鈴木さんが強く『弾きたい』と思うこと。何度つまづいても、時間がかかってもそう思い続けること。」
ピアノ以外にも通じることだし、そうだよな、と思わされました。

何はともあれ、普通に面白い。文章量は、ピアノときどきヤクザだった。ヤクザが山椒のようにピリリと効いていた。

「ピアノ始めたいなあ」とか宣ってるパートナーにこの本あげよう。

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