マガジンのカバー画像

哲学

17
運営しているクリエイター

#読書記録

『永続革命論』トロツキー

はじめに:プロレタリアート主導の革命本日はトロツキーの著作を紹介する。トロツキーは本書に…

『ガザに地下鉄が走る日』岡真理

はじめに:女史の大好きなイスラエルとパレスチナ本日は、女史の大好きな、アラブ文学者の岡真…

『自由からの逃走』エーリッヒ・フロム

はじめに:自由と孤独本日は、女史の反資本主義精神を育んだ張本人でもある、フロム先生の著作…

『愛するということ』エーリッヒ・フロム

注意:本著は素晴らしい作品だ。しかし、本著は1956年に出版された本で、当時の差別的な社会の…

『武士道』新渡戸稲造

はじめに:古来の日本人の哲学武士道とは、日本人なら誰しも聞き覚えがある言葉だ。武士に始ま…

『フレームワークの神話-科学と合理性の擁護』カール・ポパー

はじめに:既存理論をぶった切れポパーは私の尊敬する哲学者だ。今回は、ポパー先生の、科学的…

『エルサレムのアイヒマン』ハンナ・アーレント

注意:女史は、ナチズム、アイヒマン及びその他関与人物を一切擁護しない。本記事内で、アイヒマン裁判自体の正当性を疑う記述がある。しかしそれは、女史がこれら人物を擁護しているわけではないことを、ここに明記する。 はじめに:正義への疑問、悪の正体今回は、女史の好きな哲学者TOP 3の一人、アーレントの著作について記す。女史は大のイスラエル好きであり、ユダヤ関連の歴史や文学研究を日々行い、イスラエルを毎年訪問している。ゆえに、彼女の『エルサレムのアイヒマン』は、私が最も好きな書物の

『自由論』ミル

はじめに:個人の自由と社会の制限ミルは、個人の自由と、社会における自由への制限について本…

『人間不平等起源論』ルソー

はじめに:不平等の起源は人間自身今回は、女史の最も敬愛するルソーの著作を紹介する。ルソー…

『人はなぜ戦争をするのか』フロイト

はじめに:エロスが戦争を止める女史は、実はフロイトが好きである。フロイトは、現代科学では…

『帝国主義論』レーニン

はじめに:資本主義の発展段階としての帝国主義本日は、レーニンの著書、帝国主義論についての…