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男は家事ができないのではなく、家事ができる男は女が必要ないだけなので、女が男をナンパして獲得するべき

1月に仕事を辞めてから転職活動を続け、6月から都内のIT企業でエンジニアとして働くことになりました。
32歳非モテ異常独身童貞男性の幾谷正です。

いちおうネット上では元ラノベ作家の同人作家兼炎上芸人としても活動してますが、最近はエンジニアとしてjavascriptの勉強も兼ねて自分の小説をノベルゲー化してみるみたいな取り組みも始めてます(宣伝)

いちおう転職活動をしつつ、独学でWEB技術の勉強もしてたんですが、そのおかげで転職先では給与アップが望めそうなうえ、週の半分ぐらいは在宅で仕事させてもらえることになってます。
前職はフル出社必須の環境だったので、給与的にも待遇的にも改善できてよかったです。
都内で一人暮らしで家事しながら仕事してると、朝に洗濯物干して出勤したら、夕方急にゲリラ豪雨が降ってきて洗濯物が全滅し、「洗濯物取り込んでくれる同居人が欲しい!」って泣くことがしょっちゅうでしたしね。

それが今後は、朝洗濯物を干して在宅で仕事をして、昼休みに洗濯物を取り込んで買い物に出て昼食と夕飯の食材を買って、午後の仕事して終わってから夕飯の仕込みしつつお風呂洗えるし、飯食ってからは趣味の創作に打ち込む時間も確保できました。

そんな生活を送りながらふとネットを見てみると、
「私たち女は家事をしながら働いてるから給与が低い!」
「旦那や彼氏が家事をやってくれない!!」
「男は一刻も早く男社会から降りろ!!」
みたいなこと言ってる、いわゆるツイフェミたちの声が毎日のようにネットのどこかから聞こえてくるんですよね。
え、俺は家事しながら仕事してるし給与も上がったし男社会からも降りてるんだけど?

フェミニストたちが主張するような生き方を男がしたところで、結局女は誰1人幸せにはならないし、むしろより一層悪化してくようにすら思えます。
「なんかおかしいな~解せないな~」と考えてたんですが、僕は3つの気づきによって、この「おかしいなー」を完璧に説明できることに気付きました。

①家事ができる男は家事ができるからモテない
②男が男社会を降りると女は貧困になる
③男に家事をやらせるなら、ナンパは女がやるべき

言ってる僕自身、「何言ってんだコレ?」って気持ちは正直隠せないんですが、たぶん納得してもらえると思うので順番に説明していきます。

①家事ができる男は家事ができるからモテない

僕は今まで「家事ができる男は本来モテるはずだけど、僕は自分の内からわきでる非モテがそのプラスを打ち消しているからモテない」と自己分析していました。
でも冷静に考えてみると、僕の周りに居る比較的まともで今すぐでも結婚できそうな同年代の非モテ独身男性たちも、僕と同様に「家事力は高いのにモテない」というケースが多いんですね。
そして世間を見回してみると、むしろ「家事なんて女にやらせて男は仕事に専念するべき」みたいな考え方の人の方が、早めに20代で彼女を作って結婚して、定型の社会生活に順応している例の方が多いです。

で、僕は自分の認識がすっかり間違っていることに気付きました。

「我々は家事ができるから女にモテない」

より正確に言うなら、「自分で家事ができる能力がある男性は、恋人や配偶者に家事を任せないと生活できないという危機感がないため、モテを磨いてまで異性を獲得しようという意欲が持てない結果、非モテになる」のです。

逆に家事が自分でできない男性ほど、「早く家事や料理をしてくれる相手を見つけて任せて仕事にコミットしなくちゃ!」という使命感を持っているからこそ異性を積極的に獲得するし、獲得された女性が「旦那が家事をしてくれない!」ってTwitterで愚痴ってるだけなんですよね。

とつぜん話が変わるんですが。
僕は求期間中、毎日何件も企業の求人に応募して、合計で5~60回ぐらい面接受けました。ヤバいときだと1日で4社連続で面接受ける日もあったりして。オンライン面接だと限界まで詰め込めてしまうんですよね。さすがに4社目はもうへとへとで、自分でも何喋ってるんだか分からない状態になってました(でも結果的にその4社目で内定をいただきました)
毎日毎日色んな会社にアプローチを送り、「僕はこんな素敵なスキルを持ってます」とアピールし、会って話ができる日を何度も連絡を取ってスケジュールを固めてもらって、ようやく意中の相手に受け入れてもらう――そんな毎日を過ごす中で、僕は唐突に気付きました。

「俺、ここまで必死に女にモテようとしたことがない」と。

仕事は見つけないと困ります。金がもらえないし、生活できないし、貧困に落ちて死にます。そこには明確な危機感があります。だから必死になるし、自分磨きもするし、相手に選んでもらおうと必死になります。

逆に言うと、家事が出来る僕みたいな男に、そんな危機感を持ってマッチングアプリをやったりナンパしたり合コンしたり婚活をすることは、今後も一生なさそうなんですよね。

ちなみにモテ界隈で有名な小山(狂)さんに先日この気づきを送ってみたところ、「たしかに異常独身男性はみんな凝った料理作りますね」とお墨付きの返答をもらいました。やったぜ。みんなもスパイスからカレーを作って異常独身男性になろう!

②男が男社会を降りると女は貧困になる

「男は男社会を降りれば楽になれるはずだ!」と言うフェミニストは多いんですが、確かにぶっちゃけ男にとって男社会を降りるのってめちゃめちゃ楽なんですよね。

だって男社会における男の将来設計って、「将来結婚して家族や子供を養うために、今から勉強して良い大学を出て給料の良い仕事に就こう!」という目標をもとに設計されてるんですよ。つまり家族3人分は養うつもりで生きてきてるんですよね。

そういう男が僕みたいに、「もうどうせ結婚できないから1人でのびのび楽しく生きていこう!」って男社会を降りる場合、3人分頑張るつもりだったのを1人分に減らすだけなので、そりゃ楽なんですよね。

逆に女性の将来設計って、ぶっちゃけ「将来結婚して男に養ってもらえばいいから、二十代のうちだけ安くて楽な仕事をしよう」って甘えたキャリアプランで生きてる奴がほぼ8割ぐらいじゃないですか?
1人分どころか自分1人すら支える設定じゃない計画で生きてきた結果、計画が狂って結婚しそこなったり、離婚したりシングルマザーになった結果、ろくな職歴やキャリアがないせいで給与が低いだけだと思うんですよね。

もちろん僕たち独身男だって、結婚して奥さんに家事を任せて「家族を養うために3人分の人生を背負うぞ!」という気合いに溢れた男社会を生きる男性たちに比べると、完全に手を抜いてるのでやる気は低いですし、たしかに家事も大変ですし、給与も当然低いです。でもまあ、死にはしないので危機感を抱くことはないんです。
一方で甘えた人生設計の女が女社会を降りたところで、降りる先ってただ怠惰に生きてきた自分の人生のツケを払う地獄しかないんですよ

もちろん、「私は結婚なんかせず男に頼らず1人で働いて生きて1人で死ぬ!」という覚悟を決めてる女性はぜひそうすればいいですし、一緒に道なき道を走ろうぜって感じなんですが。

一方で男社会のレールを降りる男が増えれば増えるほど、その電車に乗って主婦になるつもりで居た女たちは、いきなり荒野を走らされるハメになるので、それがいわゆる女性の貧困に繋がってるんじゃないかと思います。

そう考えると、結婚して奥さん居るのに愛人に金あげたり、パパ活して若い女に金上げてる男の方が、なんかよっぽど立派な男だなと僕も思うんですよね。僕は自分1人乗せて走るので精一杯なので。

③男に家事をやらせるなら、ナンパは女がやるべき

「家事をしてくれる男と結婚したい」
「でも家事をできない男しか近寄ってこない」
「家事ができて暴力的でない男と付き合いたい」

こう言ってる女がいっぱい居る一方で、そういう男は女を必要としない世界を生きてる。
こうしたミスマッチがなぜ解決しないのか、最近ずっと考えてたんですけど、最近ある一つの気づきがあって、ようやく自分の中で説明がついたんですよね。

そもそも女っていつまで自分たちが〝獲得される側〟のつもりでいるんだ? っていう。

異性を獲得するコストを相手の男の方に払わせてる以上、希望の条件の相手と出会えないのって当然の帰結でしかないと思うんですよね。

話は変わるんですが。
僕は転職活動する中でいろんなエージェントや転職サイトに登録してたんですが、毎日色んなスカウトやオファーのメールが来てました。
ただ、向こうから熱烈にアピールしてくる会社って、大体がろくでもない求人で。明らかに人足りてなくて奴隷を求めるブラック企業とか、とにかく送り出す弾数が欲しいだけの人売りSIerみたいな、ろくでもない条件の求人に限ってアプローチが積極的なんですよね。
非道いところだと、向こうからわざわざ電話を掛けて「ぜひうちに来て欲しい!」と熱烈なラブコールをしてきた会社が、「じゃあ雇用契約書送って下さい」と返してみたら、サイトに載ってた求人条件と全然違うひどい条件の契約書が送られてきちゃったりして・・・。
さすがに僕も仕事探してるとはいえ、そんなクソ求人に飛びつくほどアホじゃないので、丁重にお断りしたんですが、これって恋愛における「熱烈なアピールされて付き合ってみたら相手がモラハラ暴力男だった」って現象と同じパターンなんだろうなって思いました。

要するに何が言いたいかって、恋愛も求職活動も、自分から相手を獲得しにいく主体性を持ってるやつの方が有利って話なんですよ。
逆に主体性を放棄して相手からアプローチしてくれるのを受動的に待ってた結果、ろくでもない男に引っかかるのって当然じゃないですか。

転職サイトに登録して、自分からは一本も応募メールを送らず、スカウトメールが来た会社になんとなく応募して入ったらどんな目にあうか。大抵の場合まあ地獄ですよね。僕は二十代のとき一回やりました(1敗)

それにネットを見てると、「女性に声をかけるのは性加害」だとか「興味ない男に食事に誘われるのはセクハラ」だとか、なんかもうリスクしか感じない言説が溢れまくってるんです。なんで真面目な男が寄ってこないのかって、真面目な男ほど女に危険を感じて近づかなくなってるからです。
痴漢とかセクハラ扱いされてキャリアを台無しにするリスクを背負ってまで異性獲得レースに参加するより、家でスパイスからカレー作ってる方が楽で簡単に決まってるじゃないですか。やっぱり俺、異常じゃなかった!

逆に女性から男に声をかけたり誘うのって、めちゃめちゃリスク低いと思うんですよね。女性が男をナンパするのって異様にコストが低くて有利なんですけど、その優位を利用してないから女は不幸な恋愛や結婚をしてるだけなんじゃねーのかなって思います。

そもそも女性から男性に声をかけることを〝逆ナン〟って呼ぶの、あれがそもそも性差別的なんですよね。女性が主体的に異性を獲得しようとする行為が「逆」って銘打たれてるの、結構前時代的な考え方に基づいてるなと思うんですよ。

もちろん一口に〝ナンパ〟と言ってしまうと語弊があるんですけど、「好意があると伝える」「出会いを求めて声をかける」「食事に誘う」など、恋人を獲得するためにリスクやコストを割く活動のことをここでは便宜的に〝ナンパ〟と呼びます。

で、ナンパってする方が大変だしリスクやコストが伴うけど、そのぶん自分の求める条件の相手を獲得する権利を得られる有利なシステムになってるんです。
これまでの時代は、今ほど家事も社会も便利じゃなかったから、「家事やケアをしてくれる異性を獲得しなければいけない」という危機感のある男の方がリスクを払ってたけど、男がリスクを払う必要がなくなった結果、女性側にそのリスクを払う責任が増えてきてるだけだって思うんですよね。

よくよく考えてみると僕自身、恋愛って「男からアプローチして誘うのが当然」「男が女性を獲得するモノ」って先入観を長年持っていて、それが「うわーめんどくせー!!!」と感じる一因でした。

「自分が異性を主体的に獲得しなきゃいけない」って思い込みが今まであったから、何か行動しなければいけないと焦って苦しくなってただけで、「自分は獲得される側なんだ」って思い込んでれば結構楽なんですよね。

もし同じように苦しんでいる男性がいたら、同じように考えると肩の力が抜けるかも知れないですし、逆にもしこの記事を読んでる女性が居たら、「積極的に異性を獲得する危機感を持たないと幸せになれない」という気づきを持ってもらえればと思います。
いや、「今どき女子も積極性が大事!」だなんて、めちゃめちゃ月並みなことしか言ってねえんだけど。

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