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日本一周79 まるで映画のワンシーン。感動的な旅立ち。旅人から見る隠岐島の魅力。

このnoteはスーパーカブ50ccで日本一周をしているいくやが、ふとやる気になったときに書く日記。気まぐれなので毎日更新できません笑 できごと、想い、閃きなどなんでも書きます!

「おはようございます!」元気な挨拶とともに目が覚めた。島っ子はまるで朝会の朝礼での挨拶かのごとく地域の方に挨拶する。その挨拶はぼく(旅人)にも本当に大きな声と深いお辞儀をしてくれた。これって素敵だな。すごくいいな。旅人は思った。島の醍醐味は普段から流れる日常だ。「日常と暮らし」。このふたつが完全にそろっている島は魅力と強さしかないと思う。


島全体が大家族!

島民同士の深い深いつながり。島民同士がほんとに仲がいい。仲がいいというより、もはや島全体が巨大な大家族。たぶんその島にもともと住んでいる人の名前はみんな知っていると思う。「あそこの地区の誰々さんが...。」「最近○○漁港でめっちゃ大きなアジが上がっているらしい」インターネットよりも高速な情報交換、情報交換網が島ネットワークだ。

みんなが顔見知り、みんなの名前を知っている。顔を合わせると子どもから大人まで大きな挨拶。島ならではだし、昔は日本全体もこうやって挨拶が飛び交ってたんだなあ、と、タイムスリップをしているみたい。島民同士の近すぎる関係性が島の魅力だ。

インターネットより高速な伝達網!

インターネットよりも高速、光のスピードよりも速い高速情報網。これはすごい。「日本一周お兄ちゃんがいるらしい」。ぼくは4泊5日島に滞在していたんだけど、島中の人たちが日本一周お兄ちゃんを知っていた。カフェに行っても、スーパーに行っても、道端をふらっと走ったいても。日本一周お兄ちゃんは至るところで声をかけられた。すごいな情報スピード!

仲が良すぎて噂話が絶えないんだろうな。井戸端会議は日常茶飯事。携帯よりもリアルな情報ネットワークは島あるあるだと思う。こんな人まで日本一周お兄ちゃんの存在を知ってるんだ!島の伝達スピードはインターネットをも凌駕する。これはびっくり驚いた体験だった。ちなみに日本一周お兄ちゃんはぼくです(笑)

循環型経済。みんな生産者!

食糧がなんでも手に入る。これはすごい。魚釣りで新鮮な魚を釣れるし手に入るっていうのもすごいんだけど、みんながおすそわけするからいろんなものが回ってくる。育てている野菜が食べ切れないから野菜を御近所さんに配る。すると家にあったとれたての鮮魚が回ってくる。しいたけが回ってくる。食べ物が島内で完全に循環している。余ったらご近所さんにあげるが染み付いているので、わらしべ長者みたいなものがどんどん違うものになる。そんな現象が起こっていた。

みんなが生産者であり、消費者。なんでも買えば済む都会とは違い、自分たちでつくるが基本。生産者だからこそ、余ったものが循環して生きやすい環境になっている。釣りをする。それもひとつの生産者。野菜を育てる。それもひとつの生産者。鶏を育てる。それもひとつの生産者。みんなが生産者になりゆるからこそ、「おすそわけ文化」「循環社会」が今でもしっかりと残っている。島ならではの文化だ。

島の万Power!

なんでもはじめやすい土地と環境。島はとにかく資源が豊富だ。魚があって、野菜があって、美しい土地があって、観光客だってくる。島だからこそのやっぱり独特な魅力があって、文化がある。島のPower。これは何事にも変えがたい最高のコンテンツ。やっぱりすごい。

だからこそ、いろんなことをはじめやすい環境が島には存在する。コンビニだってないんだから競争相手はほとんど皆無。小さな商いをするにもすごく整った環境だし、自給自足的な生活をするにも最高の環境。生きる上でいろんなものが入った場所。まあ生きやすくて助け合いの中で生きていけることの喜び。これはかけがえのないものだと思う。

最後に、感謝の言葉!

隠岐島のみんなほんとにありがとう!きいちろう、あおちゃん、まこっちゃん、ゆうこちゃん、あっきーさん...隠岐島で関わってくれたみんな、ほんとうにありがとうございました!充実しすぎた最高の滞在。島がほんとに大好きになりました。また必ず帰ってくるし、ぼくの故郷、これからの拠点にもぜひ遊びに来てほしい。旅での財産は、やっぱり人です。いろんな人の後押しで今日もぼくは旅ができています。また隠岐島で会いましょう!

2020.11.19-24 隠岐島
芳沢郁哉

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