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悪口を言われているような気がする
情けない。
なんとも情けない。
いつもいつでも上手くいくなんて保証はどこにもありませんよね。 オーキド博士。
子供の時の話。
私は不潔属 口元科 に所属していた。
口元が緩く すぐに唾液を垂らしたり唾を飛ばしたりしていた。故に女子から好かれるわけもなく。男子からはからかいの対象であった。
あだ名は千差万別であったが、印象的なのは「ヨダレのヨーダ」 私までくるとジェダイマスターである。エッヘン。
「イジメ」という話題になると非常にセンシティブであり、この時代に語るのは危うさも残る。
私の場合はまあ仕方ないし、自分の衛生観念を鑑みると周りも随分優しくしてくれた方だと思っている。
ただ女子は怖かった。
直接何かを言われたかと言えば んー思い出せない。
いや覚えてるけども。そんなに大層なことかと言われたらそうでもない。
ただ何だろう。あの女子の一言一言のヘビー級メガトンパンチは。 1ターン行動不能になるのは必死。瀕死状態も免れまい。
私達は女の子が大好きである。 ただ同時に、恐怖の対象でもあるという裏腹さがある。
冒頭に情けないと書いたのはここに繋がる。
随分とマシにはなったが 未だに引きずっている節がある。
女子と接すると 悪口を言われていないだろうかと気にしてしまう節がある。
君はいくつだ。 いい加減にしろ。
大丈夫だよ。 もう君は不潔じゃない。
叱咤激励をするが 私の心は猫背のままなのである。
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