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脳グリコーゲンの存在と役割について


こんにちはIKUTOです。

皆さんはグリコーゲンという言葉を聞いたことはありますか?



脳グリコーゲンの存在

私たちの体内に入った糖質はブドウ糖(グルコース)に分解され吸収されます。その後エネルギーとして使われるため、グリコーゲンとなって体内に貯蔵されます。

この貯蔵できる場所が肝臓(肝グリコーゲン)、筋肉(筋グリコーゲン)でしたが
実は脳内にも貯蔵できてそれが、脳グリコーゲンになります。
脳グリコーゲンは脳の海馬、視床下部、小脳、延髄に貯蔵されています。



脳グリコーゲンの役割

エネルギーとしての利用
学習能力、長期記憶能力
認知機能

脳グリコーゲンは学習、記憶を司る海馬との深い繋がりがあります。
海馬は学習や記憶を司っているため、教育や認知機能視点でも最近注目されています。

脳グリコーゲンも他のグリコーゲンと同様に体のエネルギーとして使用されます。
つまり、スポーツやトレーニングを行うと他と同様に枯渇し、糖質を摂取すると超回復することが分かっています!(運動前より高い水準になる)

このデータを元に逆算すると
運動すると脳グリコーゲンが使われて超回復が起こる→これを続けると脳グリコーゲンが高い水準になっていく→脳グリコーゲンは記憶や認知、学習機能と相関性があるので
=「運動すると頭が良くなる」という昔から言われてる言葉が科学的にも証明されることになります。

また、運動後約6時間で脳グリコーゲンが超回復するので
夕方にトレーニング→6時間後に深い眠りにつくは脳にとってかなり良いことがわかります。


ボディメイク視点からみた脳グリコーゲン

脳グリコーゲンの減少は疲労の原因である低血糖、高体温、低酸素が収束した結果と考えられています。
中枢性疲労との相関もあるため
高強度トレーニングをインターバル少なめ、
高強度、低強度を混ぜたトレーニングなどはやはり神経系の疲労の原因になります。

カーボを多めにとるなどの工夫はが必要になります。


少し難しい話になってしまいましたが
体の中でエネルギー(グリコーゲン)を貯蔵できる場所は肝臓、筋肉、脳の3つとなります。エネルギー源となる炭水化物は過剰摂取は良くありませんが
体の活動を維持する、疲労感を無くすためにもやはり大切な栄養素ですね。

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