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【俳句幼稚園】2023年の自選30句

そろそろ「俳句幼稚園」に登園して
2年になります。

拙句を時には褒めていただき、時には忌憚ないご意見をいただき、作者のわたし以上に拙句に向き合っていただいたこと、

皆さま本当にありがとうございます。

ともに俳句を学んでいける場があること、
とても嬉しいです。
(たぶん1人で勉強していたら続かなかったかも)


思い切って今年の自選30句を載せてみました。
あまり得意ではない「自選」
自分だけのお気に入り句をじゃんじゃん入れてしまうと、とんでもない句を入れてしまいそうなので、

  1. 俳句ポストなどの投句先で
    選をいただいた句

  2. 「俳句幼稚園」内で褒めて頂いた句

  3. 企画で反響の大きかった句

  4. みんなの俳句大会で予選に残った句

から、お気に入り句を選ぶようにしました。

自選句を通して、
「こんな日もあったなぁ」
「あの企画おもしろかったなぁ」
「みん俳、凍結かぁ……」
と、今年1年を俳句で振り返ることができ、
コスモスの句を入れたときには、

紫乃さんと鶫さんが
俳句ポストで同時に特選を!!

と、あのときの感動が蘇りました。

去年は自選句をまとめるのを避けていましたが、自分の句を遡るのも面白かったです!
今後も楽しみながら、
自選の力もつけていきたいです。


今年もお世話になり、
ありがとうございました!

来年も、楽しく俳句を続けていくつもりです。
どうぞ、引き続きよろしくお願い致します。



今年の自選30句


吾子二歳みかんの皮を剥きにけり

春待つや一両増えるモノレール

寒波来ぬトランペットの音たちぬ

洋琴の音のプリズム御神渡り

瞳孔の開いてしまふお年玉

ピラティスの朝に漂ふ淑気かな

キャンプ地の二軍選手か春来る

瞑想の終わり北窓開きけり

雛祭パフェのお代わりなく「ぜつぼう」

春雨や献花の列の最後尾

影のない人なんてない花曇

花の雨心の壁を作りけり

いじわるなパン屋のむすこ麦の秋

文集の消せぬ言葉や虎が雨

バイエルの指のもつれて薄暑かな

学び舎の「月桃」のうた沖縄忌

そらいろのアイスキャンディー金曜日

それぞれの最寄り駅あり夏の星

赤飯は炊いてくれるな秋の風

球児らの眺むる空や終戦忌

りんだうや煙のやうな雲ひとつ

コスモスや楽器の音はみな揺らぎ

「田園」のタクトの躍る新酒かな

木犀やヴィヨロンの音は彼方より

キャラ弁をせがまるる朝そぞろ寒

散策の歩のやはらかし今朝の冬

新車ゆくでこぼこ道の小春かな

琉球の石灰岩ぞ帰り花

プリキュアのくつのステップ日脚伸ぶ

身ひとつの渋谷かなわずクリスマス


今年はクリスマスのイルミネーション
見に行けなかったので去年のを……
あんまり🎄っぽくないんですが😅


蛇足ですが、娘3歳にもサンタさん来ました!

「えんとつないのに、どうやって🎅くるの?」
と聞かれたので、
「サンタさんには不思議な力があって、
窓からすり抜けてくるのよ」
と伝えたところ、

「サンタさんは、とうめいにんげんになれる」
と認識したようです🤣

クリスマスのとき遊びにきた義弟家族にも
教えていました😂


わが家のクリスマスまで
お読みいただきありがとうございました🤭

では皆さま、よいお年を
お迎えくださいませ〜^ ^

いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。